関東は数日前に梅雨入りしました。今週末にはプロ野球がいよいよ開幕、来月にはJリーグも再開しますし、学校の部活動も各地で再開し始めていて、少しずつスポーツのある日常が戻りつつあります。そんな中、NZで待ちに待ったスーパーラグビーが再開しました!!
ちなみにアオテアロアは先住民族のマオリの言葉で意味は「長く白い雲のたなびく国」だそうです。 ⇒ 『アオテアロアって何?』
この週末の2試合はオンデマンド配信で無料のため、私は今日14日にイーデンパークで行われたブルースVSハリケーンズの試合をチェックすることが出来ました。昨日の試合も含めて思ったのは、2試合ともアタックが面白かったですね。NZらしいスペースに素早くボールを動かしたり、オフロードパスを繋いで裏に抜け出したり、真似したいアタックがたくさんありました。それと正確なキック、Japan Elite KickingのTwitterでもキックの場面が紹介されていましたが、日本ではなかなか見れないハイレベルな攻防でした。
今日のオークランドの試合でも勝負を分けたのはブルースの10番の正確なプレースキックでした。初めて見る選手でしたが、本当にNZのチームはいいキッカーがたくさんいますね。ブルースは日本から帰国して加入したレジェンド、ダン・カーターもいますし、15番で出場したボーデン・バレット含めて今後は誰が10番になるのかも注目ですね。あとはDFの前に出るスピードが速いのが印象的でした。外へのパスコースを防ぐように出てきたDFを上手くずらして交わすことでトライに繋げた場面もありましたし、いかにアタックのオプションを用意するか。こういった部分は日本のあらゆるカテゴリーのチームも参考にして欲しいですね。
最後にこのNZの国内大会からレフリーの基準が変わり、オークランドの試合もペナルティーが両チーム合わせて30近くありました。この辺の対応も今後の課題ですが、8月まで毎週末の試合が楽しみなのはNZも日本のラグビーファンも同じですね。
最後に「アオテアロア」の意味についてはWikipediaにもあって『20世紀後半から、アオテアロアは、国の組織や機関のバイリンガルでの名称として広まりつつある。1990年代以降、ニュージーランドの国歌「神よニュージーランドを守り給え」(または「アオテアロア」)をマオリ語と英語の両方で歌うのが慣習であり[1]、名前をより多くの聴衆に広めている。』だそうで、NZらしさを感じさせる言葉なのかもしれませんね。