女子セブンズ裾野大会は荒天中止、土曜は水戸でセブンズ

週末は天気があまり良くない中、土日とも出かけてラグビー三昧でした。簡単に振り返りたいと思います。

太陽生命WSS2019、総合優勝は創部3年目のながとブルーエンジェルズ

今朝は6時過ぎに家を出て御殿場方面に向かい、太陽生命WSS富士山裾野御殿場大会(長い大会名です・・・)の観戦に行きました。バスで9時過ぎに会場に到着すると、噂どおりの濃霧で観客席からグランドの様子がほとんど見れず。風もかなり吹いていて観客席で見るのも大変そうでしたが、屋根の下はほぼ埋まっていてたくさんの応援が来ていました。

9時過ぎに到着して撮った写真、競技場の照明が4つ点いていましたが、こんな感じ。

向かう時点で開始を30分遅らせることは知りましたが、観客席について知り合いの方とお会いしても「これ試合やれますかね?」という話に。そうしていたら9:15過ぎに「本日の大会は中止となりました」の会場アナウンス、観客席はざわざわしましたが、安全面の確保など考えると仕方ないですね。協会側も大会を運営する地元の協会関係者も天気がよくなる見込みもなく苦渋の決断だったんでしょう。

なお今大会のポイントについては協会のHPのリンクを、上位8チームと、下位4チームをそれぞれ平均で割ったようです。結果、総合優勝は秋田と鈴鹿の2シリーズを制したながとBA、2位にアルカス熊谷、3位に三重パールズでした。これまではアルカスと日体大女子が総合優勝していたので、ながとは3チーム目ですね。シリーズMVPはタイシャ選手が受賞、詳しくは協会のHPのリンクを。

選手から見れば「試合をしたい、させてください」というのもあるでしょう。シリーズ最終戦、どのチームも集大成を見せるべく猛練習を重ねてきたでしょうし。その後もTwitterでは知り合いの方々が代替日の話をしていました。ただ日程上、公式に開催するのは厳しいだろうと思いますし、来季に向けて反省すべき点は反省して欲しいと思います。

スタンド裏にあったW杯優勝チームに送られるエリスカップ、記念に撮影してもらいました。次に待っている人もいましたが、もう少しじっくり見ればよかった(苦笑)

そんな訳で会場で1時間程度過ごした後、これまた知り合いの車に駅まで乗せていただきました。予定が早まって、せっかくなので御殿場でプレミアム・アウトレットに寄り道して、ちょっと買い物とハンバーガーを食べて、電車で帰りました。

国府津駅でJR御殿場線から東海道線に乗換、2両編成の電車はなんか可愛らしいですね

水戸の堀原運動公園で行われた茨城県民総体、茨城セブンズ2019

大会を終えて帰る前に観客席から撮影、グランド周りも広く、きれいなフィールドでした。

昨日は霧雨の中、ツクバリアンズの選手としてセブンズ大会に参加してきました。去年は人数が少なくて大変だったようですが、今年は筑波大学の院生も参加したり、10数人が集まって、4試合を行いました。私は2試合出場、女子を指導していたときのようにはいかず、珍しくペナルティーもしたり、チームに迷惑をかけましたが、勝った試合では上手くボールを動かすことも出来ました。やっぱりプレーすると楽しいのがラグビー、そしてもっと走れるようになりたいなと。

最終戦後に記念撮影、なお主力のM選手が膝を負傷したため、急遽1試合レフリーをさせていただきました。レフリージャージを着たのは初めてかな、貴重な機会を頂きました。

また会場の堀原運動公園は、高校時代によく県予選の公式戦が行われていました。高2の花園予選決勝、清真学園との試合はこの日のように朝から雨でちょっと当時を思い出しました。高2のときはリザーブで出場無し、高3のときは4番でフル出場しましたが、共に清真学園に逆転負けで花園出場を逃しました・・・

これは18年前の堀原運動公園、花園予選の準決勝、常総学院との試合後ですね。当時はジャージの素材が綿から化学繊維に変わるころでしたね、懐かしい。

久しぶりに堀原で試合をして、以前にお世話になった方々とも久しぶりにお会いしたり、茨城ラグビーよいなと。秋に向けて、少しずつ体作りというか減量に励んで、少しでも良いプレーが出来るようになりたいですね。

先週末はトップリーグカップの観戦、クボタスピアーズは今年好調

江戸川陸上競技場で行われたクボタとコカコーラの試合、天気は雨予報でしたが、大雨にはならず、トライ後には奥のスモークが上がり、会場を盛り上げました。

6月22日に行われた社会人の試合、前にお世話になったクボタスピアーズの開幕戦に、茗溪学園の後輩がスタメン出場すると聞いて応援に行ってきました。到着が遅れて前半10分過ぎから見ましたが、終始クボタのペースで試合が進み、後半の途中からは立川理道選手も出場すると、そこからクボタが得点を重ねて快勝しました。

クボタのKOレシーブは左右きれいに分かれて、ジャンパーとリフターのペアを4つ並べる面白い布陣。写真はわかりにくいですが、BKの立川選手もジャンパー役をやっています。

クボタは昨年も何試合か応援に行きましたが、今年は安定感があるというか、見ていてこういうスタイルで戦うというのがはっきりしている、プレーの判断に迷いがないような印象を受けました。また近いうちに応援に行って、色々アタックやDFを学ばせてもらいたいですね。

最後にブログの更新が2週間弱も空いてしまい、すみませんでした。今週は遠征を控えたサクラフィフティーンの合宿も始まりますし、海外の女子代表もテストマッチを行っていますし、平日でも1回はUPできるよう、頑張ります。

女子ビアリッツ7sを見て世界の強豪国との差を考える

BlackFernsに決勝で快勝した米国の強さはフィジカルとひたむきさ

ビアリッツ7s2日目のハイライト、決勝はトライシーンばかりとはいえ、米国女子の強さが目立った

日本がコアチームとして大会に参加していない中で、今年の女子のワールドセブンズシリーズの驚きはやはり米国だと感じています。出場した全てのシリーズ大会で準決勝以上に進出の安定感、来年のオリンピックでも十分金メダルを狙えるチームに成長してきています。今年のシリーズはNZ女子代表BlackFernsが主力数名を欠いた北九州大会を除いて 全ての大会で優勝してきました。今回の決勝戦、フルでチェックしたところNZの調子は決して良くはなかった。もしかしたら見えない怪我、コンディション不良はあったかもしれません。

それでも試合を見る限り、米国が圧倒していました。第一にフィジカル、接点での強さ。米国の選手がNZの選手のタックルを受けても簡単に倒れない。アタックでターンオーバーされた場面はほぼ無く、タックラーを引きずったり、弾き飛ばす場面も何度かありました。5番のケルター選手の素早いステップからの突破は見ごたえありました。

第二にひたむきさ、DFでの起き上がりが早い。NZはワイドにボールを動かして1対1を作り、個人技で突破するのがアタックの形です。それに対して米国はタックラーがすぐに起き上がり、NZがラックから球を捌くときは7人が立っている状態。そしてDFでも内からフォローに走り、NZのアタックから見れば1対1の状況が作れず、チャンスが作れませんでした。

きっと米国の女子って大雑把なイメージがあると思うんですが、決勝を見る限り個々の大胆なアタックと連携の取れたDF、そして安定したセットプレーなど、しっかりしたチームだという印象です。きっと良いコーチングを受けているんだなと。どの強豪相手にも自分たちのスタイルをぶつけて戦える力があります。

リオ五輪からの3年でフィジカルレベルが更に高まった女子セブンズ

3年前のリオ五輪で金メダルを獲得したのは決勝でNZを破ったオーストラリアでした。もちろんフィジカルもスピードもありましたが、他の国と比べるとアタックの戦術がしっかりしていて、DFをいかに崩すのかパターンが決められている印象でした。今回の米国も、もしかしたらそういった戦術もあるのかもしれません。

日本代表サクラセブンズは世界との差を埋めるべく、努力を重ねてきたと思います。この3年間でユース年代の若い選手がたくさん代表に選ばれて、強化を進めてきました。しかしビアリッツ7sの試合を見ていると、スピード含めフィジカルの部分では世界の強豪国との差を拡げられたのではないか。これについては、各チームの選手の平均年齢なども確認してみないとわかりません。若い選手は高いスキルがあっても、フィジカルの部分、体作りは時間をかけないと強くならないので。

もちろんフィジカルを強化すれば勝てるのか、というとそんな簡単ではありません。ただ絶対に上回らなくても相手と戦える、我慢できるだけのフィジカルは必要だと男子のフル代表、高校や大学などのカテゴリーの試合を見ていても思うわけで、やはりラグビーはコンタクトが鍵なのだと。米国の女子の戦いを見て、改めて思わされました。

そんな状況の中で来年に迫った東京五輪に向けて、サクラセブンズはどう戦うのか。この辺りは2011年のW杯で優勝、2015年は準優勝したサッカー女子日本代表なでしこJAPANだったり、五輪で多くのメダルを獲得したレスリング女子日本代表などの戦い方、トレーニングから学ぶ点はあるのではないでしょうか。個々が連携、連動する力、細かいスキルなどはどの球技でも日本の長所になりえるし、素早い動きは相手の脅威になるでしょう。広いフィールドの中でいかに継続して、数的優位を作り、チャンスを作って一気に突破するか。

女子セブンズ日本代表は、来月上旬にナポリで行われるユニバーシアード大会に参加します。大会まで2週間少しかな、どういった戦いを見せてくれるのか。個人的には良い準備をしてメダル獲得が当然位に思っています!

女子はカナダ、フランス、イタリアと強豪ばかりの予選プール、何とか2勝してメダル圏内へ。

世界の強豪国は残り1年で更に進化を遂げるかもしれません。リオ五輪の10位からメダル獲得に向けて、挑む壁は高く、険しい道のりですが、応援していきましょう!

関東中学生大会を観戦、後輩のこれからの奮起に期待!

日曜は土曜の雨から一転、素晴らしい天気になりましたね。中学生の関東大会を観戦するために、セナリオハウスフィールド三郷に行ってきました!

会場は三郷駅からバスで10分少し、観客席はフィールドから離れているのと、サッカーの白いラインとラグビーの黄色のラインがあって、タッチライン際でのジャッジミスもありました。

3位決定戦は茗溪学園(茨城・千葉1位)と國學院久我山(東京1位)の対決、11時キックオフの10分前に着きました。茗溪学園は9月に水戸で行われる全国中学生大会に第2回からずっと連続出場(第1回は菅平で開催し全国から4チームが参加、第2回から水戸に移り、初出場の時のキャプテンは昨年の明治大学主将の福田健太でした)、なのでそこから8年連続で出場していましたが、今年は準決勝で千歳中(東京2位)に敗れてしまい、出場を逃してしまいました。

後輩の中学生の試合を見る機会はあまりないですが、今年は4月に茗溪学園ラグビー場で練習試合を観戦、GWも関西遠征を行うなど、充実していると感じていました。久我山とも毎年8月に定期戦(練習試合)を行っていて、昨年の試合も見ていたので正直、勝つんだろうなと思っていました。が、前半終わって7-26と追いかける展開、後半は追い上げる時間帯もありましたが、結局21-47と完敗でした。

今年の茗溪中は両CTBを中心にゲームを組み立てるチームでしたが、この試合ではアタックでは簡単なミスが目立ち、DFでは久我山中のBKに外を抜かれて追いかける場面が多かったです。

試合を見ていて感じたのは、厳しく言うと自信を持ってプレーしていないというか、練習不足、チームとしての力強さがあまり感じられなかった。自陣でのアタックで簡単なノッコン、スローフォワードをしてピンチになったり、象徴的だったのは前半の終わりに攻め込むも敵陣22mに入ってミス。そのあとのラスト1プレーで相手スクラムからBKが抜かれて、どんどん攻め込まれてノータイムで、致命的な4トライ目を奪われてしまったところ。苦しい状況で何が何でも前に出る、自分が突破してチャンスを作る、そんな強引なプレーが出てくるかと思いましたが、ちょっとパワー、フォローが足りなかったかな。

所々で力強いDFを見せるも、粘り強さは足りず、ピンチとチャンスで久我山中の接点と走力にやられてしまいました。まだまだこれから、夏の菅平で巻き返しに期待。

そのあとの決勝戦、桐蔭学園(神奈川1位)と世田谷区立千歳中(東京2位)の試合は前半を見ていて桐蔭が力を見せて勝つんだろうなと思っていました。桐蔭学園はSOの7番がテンポ良くボールを動かし、突破役の11番が力強いランを見せていました。FWもサイズがあって協力でした。しかし千歳中は突破力のあるBKが前半で外のスペースを抜け出して逆転に成功すると、後半も勝負の時間帯でG前のラックから9番の選手がステップでDFを数人かわしてポスト下にトライ。これで勝負を決めて4点差で勝利、初優勝みたいですが見事なランニングラグビーでした。

帰り際に表彰式の様子を撮影、8年間この決勝に勝ち上がり続けた後輩たちあっぱれ。スクールの部含め、9月の水戸に茨城の男子が出ないのは今年が初めて。次に勝つために悩め、走れ、後輩。

決勝戦、短く振り返りましたが、本当にレベルが高いなと感じました。桐蔭学園中は高校と同じような戦い方でボールを継続して攻め込めば、千歳中は攻守に粘って粘ってチャンスを逃さない、良いチームでした。あと一ヵ月半で全国ジュニアの予選大会でしょうが、今年の東京中学選抜、かなり強くなりそうですね。後輩たちの奮起に期待すると共に、ジュニア層のレベルアップは嬉しく感じます。

女子のワールドセブンズシリーズ最終戦は米国が初優勝

サクラセブンズが来期の昇格を逃してしまったワールドセブンズシリーズ、今期の最終戦がフランスで行われました。シリーズ総合優勝はNZ代表BlackFernsが早々と決めましたが、決勝戦でそのNZ代表に快勝して米国代表がシリーズ初優勝。男子と共に来年の東京五輪への出場を決めました。何試合か見ましたが、単純に大きくてスピードのある選手が1対1で勝つ場面が多いですね。DFでも積極的に前に出てスペースを奪うようなスタイル、パワー系といった感じでしょうか。女子のセブンズについては、次回のブログでまた書こうかと思います。

とりあえずWorldRugbyのYoutubeチャンネルにあった大会ベストトライ7を紹介、世界の強豪はどれもアスリート力が素晴らしい。東京五輪ではどう戦うのか、サクラセブンズ。

久しぶりのクラブゲーム+太陽生命WSS鈴鹿大会はながとBAが優勝

週末の関東は雨に悩まされましたね。私はつくばに帰って土曜は試合前練習と大学ラグビー場で大学生の試合を観戦、日曜は桐生市でクラブチームの試合に参加しました。

ツクバリアンズ(白)のメンバーとして公式戦に出場したのは3、4年ぶりでした。15番を着て満足いくようなプレーは少なく、日ごろのトレーニングが足りないのを実感。

桐生での試合は5-50で完敗、人数少ない中で何とか戦い抜きました

もともとはリザーブでのスタートと思っていましたが、試合前1週間で参加できなくなる選手が何人か出てきてしまい、15番を着ての先発出場。リザーブも少ない中で無理して怪我をしないように心がけて、何とか交代せずにフル出場しましたがエンジョイしたとはいえないですね。相手の桐生ラガーズはエリア中盤ではSOからWTBの裏へキックを蹴り、敵陣深くでのラインアウトを狙っていましたが、それに対しての対応が遅れてしまい、カウンターも仕掛けられず、自陣でのプレー時間が多かったです。結果、前半で5トライを奪われて0-31でハーフタイム。

後半は交代で入ってきた後輩の50m独走トライで1本返したものの、相手のしつこいDFにミスを連発。後半は前半よりも競り合う時間帯が増えましたが結局5-50で負けました。15番としてはアタックで絡む時間も少なかったし、キックへのケアはある程度、出来たとはいえまだまだ。タックルも何回か外されてしまった。でもこうやって試合をすると、悔しいから、次はもっと出来るようになりたい、走れるようにトレーニングしなければ、って思います。

試合後はファンクションを実施、試合中は雨も降らなかったのですが、試合後から雨が降り始めて、帰りの道中ではかなり強く振っていました。白のセカンドジャージ着たのは初めて。

4月から仕事が変わり、休日はしっかり休める職場になったので、今年はもっとプレーする機会も増やしていきます。独走するようなスピードもないですし、サポーターは欠かせない足ですが、次はもっとエンジョイできるよう、まずは個人トレーニング(体重減)から。

鈴鹿大会は日体大との決勝戦に勝ったながとBAが2大会目の優勝

自分の試合もあり、大会の映像はLIVEで見れませんでしたが、Twitterで経過は追っていました。鈴鹿大会2日目も接戦続きでしたね。日本代表選手は不参加とはいえ、本当にレベルが上がったと感じています。大友さんがRUGBY JAPAN365で鈴鹿大会ドリーム7を選出しています。いつもありがとうございます。

鈴鹿大会決勝は今年シリーズ初の4強から決勝に勝ち上がった日体大と、もはや4強は常連のながとBA

試合映像は気になった何試合かを見た程度ですが、接点での攻防(素早いフォロー、ジャッカル)を制したチームが勝ちあがっていますね。ホーム開催で優勝候補の三重パールズは初日3戦全勝も、2日目は準決勝で日体大、3位決定戦でアルカス熊谷に敗れてまさかの4位。自分たちの展開に持っていけるかどうかで勝敗が変わるのが今年の太陽生命WSSですかね。

3位決定戦でパールズに勝利したアルカス熊谷、5:20過ぎの場面。DFのギャップを抜けて、最後はハンドオフで相手を弾き飛ばしてトライを奪った鈴木彩香選手のランは素晴らしかった。

また秋田では11位、代表組が合流した東京ではまさかの8位となった日体大。この鈴鹿大会では主力の4年生が教育実習で不在でしたが、予選でアルカス熊谷に勝利して2位通過。カップ準々決勝では東京山九フェニックスに勝利すると、その勢いで決勝に進出。まさに昨年王者の意地を見せ付けたような戦いぶりでした。鈴鹿の成績によっては入替戦進出の可能性もあるなか、東京を終えての3週間でこれだけ強くなるとは正直、予想外でしたが、ようやく自分たちのスタイルに相手を引きずりこむ底力がチームに出てきたのかもしれませんね。

カップ準々決勝、10:20過ぎの永井選手(日体大)の80m独走トライ、14:00過ぎの原わか花選手(フェニックス)のハンドオフからの60m独走トライは素晴らしかった

日本協会HPの鈴鹿大会公式結果を見ると、総合優勝争いはながとが2位アルカスに6点差をつけてリード。3位パールズとは8点差です。逆転総合優勝を狙うには、裾野大会2日目にカップ準々決勝でながとと直接対決して勝ちあがるようなことが必要かもしれません。逆にコアチーム残留争いを見ると11位横河アルテミは9位のPTS、10位の追手門に7点差とかなり厳しい状況。次の裾野大会で8強に入れるかどうか。

6月、関東は梅雨入りしましたが、次のシリーズ最終戦裾野大会に向けてどれだけ良い練習が出来るか。また7月にユニバに出場する予定の日本代表選手はこの大会に不参加になる見込み。最後まで目の離せない大会になりそうです。

コベルコ関東女子セレクション@國學院栃木

遅くなりましたが、先週末は國學院栃木高校のラグビー場で行われた関東高校女子代表のセレクションのお手伝いに行ってきました。怪我人含めると関東の各地から100人近くの選手が集まったかな。

國學院栃木高校のラグビー場、山を切り開いて整備したラグビー場は素晴らしかったです

初日は3種目の測定と4チームに分かれてのADを実施

私は集合から少し遅れて参加すると先生方が協力して50mのタイム測定をやっていました。その後20mシャトルランの測定、ゆっくりからカウントと共にだんだんテンポが上がるやつです。人工芝の上でしたが100回を超える選手もいました。目立ったのは赤やオレンジのジャージを来た関東学院六浦の選手ですかね。もちろん昨年も関東代表に選ばれた他の選手たちも頑張っていました。

その後はFWとBKに分かれてユニット練習、私は六浦の顧問の先生とBKを担当しキックチェイスからの攻防の練習。広いグランドだったので、反面ずつ使いしっかり練習できました。3,4年前に比べると、高校生でもしっかりキックを蹴れるSOの選手が増えてきた印象です。ただキックをしっかりキャッチできる選手は多くなかったですね。高校女子のレベルでも、良いキッカーを軸に試合を優位に進められると思いますが、そこから思いきったアタックを仕掛けられる選手が今後は出てくると、面白いですね。

FWはスクラムとラインアウトのセットプレーの練習と調整、その後は4チームでADをフルコンタクトで行いましたが、どのチームも集まったばかりで合わせたのは僅かの時間。それでも良いタックルを見せる選手、ジャッカルやラインブレイクでアピール選手も何人かいました。

当日参加の選手も加わり2日目は5チーム総当りのセレクションマッチに

今年もハードなセレクションマッチを終えて、佐野高校の石井先生の言葉に耳を傾ける選手たち。コベルコカップまで2ヶ月弱、どんなチームになるか楽しみです。

そして2日目、朝8時半にはブレイブルーヴの選手を中心に当日参加組みも交えて少しシャッフルして10時前から5チーム編成してのセレクションマッチ。10分1本の総当りの合計10試合のレフリーを担当、途中から疲れもありましたが、必死に頑張る選手に迷惑をかけないように私も頑張りました。試合自体はどの選手も頑張る中で、昨年も選ばれていた選手は目立っていました。特に太陽生命WSSのチャレンジチームでも活躍している佐野高校2年の秋田若菜はボールを持つと縦横無尽に走り、チャンスを作ったり、激しいタックルを見せていました。

あとは前回のブログでも写真で紹介した関東学院六浦の中島涼香はトライ後のコンバージョン含め安定したキックを見せて司令塔のようにチームを引っ張ったり、ブレイブルーヴの安尾琴乃はアタックで素早いパス回しにDFに仕掛けてステップで相手をずらして前に出る場面が何度もありました。他にも前回は不参加だった國學院栃木の選手の接点の強さ、積極的なアタックも良かったですね。選手を選ぶ先生方も大変です。

それでセレクションマッチの結果、選ばれた選手は来月の連休で強化合宿を行う予定です。その合宿には北海道チームに助っ人で参加する選手や、怪我人が出たときのバックアップの選手も参加し、また40人近くの選手が集まることになりそうです。すでにメールで選手と関係者には発表されていますが、ここでは公開しません。ただ昨年のチームと比べるとフロントローが皆変わったり、高木萌結が卒業して抜けた10番を誰が埋めるのか、今年のチームはもしかしたら去年とは違った戦いをするチームになるのかもしれませんね。

私もまたお手伝いできるときは行きたいと思います。やっぱりこの世代の成長がシニア、そして代表の成長に繋がりますから、もっと成長させるために、何をすればよいか考えるのが楽しみです!昨年果たせなかった優勝を目指して 頑張ろう、コベルコ関東!