日曜は土曜の雨から一転、素晴らしい天気になりましたね。中学生の関東大会を観戦するために、セナリオハウスフィールド三郷に行ってきました!
3位決定戦は茗溪学園(茨城・千葉1位)と國學院久我山(東京1位)の対決、11時キックオフの10分前に着きました。茗溪学園は9月に水戸で行われる全国中学生大会に第2回からずっと連続出場(第1回は菅平で開催し全国から4チームが参加、第2回から水戸に移り、初出場の時のキャプテンは昨年の明治大学主将の福田健太でした)、なのでそこから8年連続で出場していましたが、今年は準決勝で千歳中(東京2位)に敗れてしまい、出場を逃してしまいました。
後輩の中学生の試合を見る機会はあまりないですが、今年は4月に茗溪学園ラグビー場で練習試合を観戦、GWも関西遠征を行うなど、充実していると感じていました。久我山とも毎年8月に定期戦(練習試合)を行っていて、昨年の試合も見ていたので正直、勝つんだろうなと思っていました。が、前半終わって7-26と追いかける展開、後半は追い上げる時間帯もありましたが、結局21-47と完敗でした。
試合を見ていて感じたのは、厳しく言うと自信を持ってプレーしていないというか、練習不足、チームとしての力強さがあまり感じられなかった。自陣でのアタックで簡単なノッコン、スローフォワードをしてピンチになったり、象徴的だったのは前半の終わりに攻め込むも敵陣22mに入ってミス。そのあとのラスト1プレーで相手スクラムからBKが抜かれて、どんどん攻め込まれてノータイムで、致命的な4トライ目を奪われてしまったところ。苦しい状況で何が何でも前に出る、自分が突破してチャンスを作る、そんな強引なプレーが出てくるかと思いましたが、ちょっとパワー、フォローが足りなかったかな。
そのあとの決勝戦、桐蔭学園(神奈川1位)と世田谷区立千歳中(東京2位)の試合は前半を見ていて桐蔭が力を見せて勝つんだろうなと思っていました。桐蔭学園はSOの7番がテンポ良くボールを動かし、突破役の11番が力強いランを見せていました。FWもサイズがあって協力でした。しかし千歳中は突破力のあるBKが前半で外のスペースを抜け出して逆転に成功すると、後半も勝負の時間帯でG前のラックから9番の選手がステップでDFを数人かわしてポスト下にトライ。これで勝負を決めて4点差で勝利、初優勝みたいですが見事なランニングラグビーでした。
決勝戦、短く振り返りましたが、本当にレベルが高いなと感じました。桐蔭学園中は高校と同じような戦い方でボールを継続して攻め込めば、千歳中は攻守に粘って粘ってチャンスを逃さない、良いチームでした。あと一ヵ月半で全国ジュニアの予選大会でしょうが、今年の東京中学選抜、かなり強くなりそうですね。後輩たちの奮起に期待すると共に、ジュニア層のレベルアップは嬉しく感じます。
女子のワールドセブンズシリーズ最終戦は米国が初優勝
サクラセブンズが来期の昇格を逃してしまったワールドセブンズシリーズ、今期の最終戦がフランスで行われました。シリーズ総合優勝はNZ代表BlackFernsが早々と決めましたが、決勝戦でそのNZ代表に快勝して米国代表がシリーズ初優勝。男子と共に来年の東京五輪への出場を決めました。何試合か見ましたが、単純に大きくてスピードのある選手が1対1で勝つ場面が多いですね。DFでも積極的に前に出てスペースを奪うようなスタイル、パワー系といった感じでしょうか。女子のセブンズについては、次回のブログでまた書こうかと思います。