まずこのブログは年内で終了する予定です。更新頻度は週1くらいしかありませんが、12月は1回のボリュームを落として、更新を増やしていきたいと思います。今週末、国内の大学ラグビーは全国大会出場をかけての最終戦が行われたり、女子は関東大会と関西大会が行われます。関東大会は30日土曜に横河武蔵野アルテミスターズとYOKOHAMA TKM、関西大会は1日日曜九州・ながと合同とPEARLS、どちらも注目の試合がありますね。
大会開幕前のキャプテンズフォトには大谷選手が参加
そして女子セブンズ日本代表サクラセブンズが参戦するワールドセブンズシリーズ、第1千は12月1週目にドバイ大会から始まるのが恒例になりましたね。日本協会のHPで今回の遠征メンバーが発表されています、こちら。前回のアジアシリーズからメンバーの変更があり、パリ五輪に出場したメンバーから梶木選手、三枝選手が復帰し、田中選手、堤選手はその前の沖縄合宿に招集されておらずこの遠征は不参加。FWの主力選手として活躍した2人の復帰は嬉しいですね。そしてながとのライチェル海遥選手も久しぶりの代表復帰だと思います。過去には大会後に発表されるドリームセブン入りも果たしていたので、どんなプレーを見せてくれるか(※ライチェル海遥選手はドバイ大会登録メンバーからは惜しくも外れてしまいました)。
またUAE遠征のレポートもUPされています、こちら。中東は行ったことがありませんが、写真を見ていると設備が整っている印象です。もちろん選手は半そで短パンにキャップを被っていて、日中はかなりの暑さと眩しさでしょう。その中でまだまだ遠征メンバーのおよそ半数は国際経験が少ない中、ドバイ大会でどんな戦いを見せることが出来るか。予選プールで戦う相手は順番にカナダ(前年度総合6位)、NZ(1位)、ブラジル(10位)です。カナダとの初戦は大会全体の初戦、朝9時からのキックオフで日本は攻守に素早く動いてプレッシャーをかけたい。
日本の立ち位置としては引き続きチャレンジャーということで、上位のカナダとNZを相手に接戦に持ち込みたいところ。まずはDFでしっかり連携して、タックルミス、ラインブレイクを少なくしないといけません。ここ数年を振り返ってもシリーズの序盤はかなり苦戦していた印象。失点が多くなっていたので、カナダとNZを相手を5トライ、30前後の失点に抑えないと8強進出は厳しいでしょうね。そしてアタックをしっかり継続し、大谷選手や三枝選手がラインブレイクしてトライに繋げたい。代表のメンバー半数が変わっている中で国際経験の高いメンバーに奮闘して貰いたいです。
また3戦目のブラジルは7月のパリ五輪では2試合とも快勝した相手ですが、大会公式HPのメンバーを見ると顔写真のある選手が多く、日本より経験値は高そう。いかに先手を取って、相手に勢いを与えないか。ゲームの流れを掴むためにも、キックオフの攻防に注目です。若手は初のワールドシリーズでおそらくアジアとの力の差に初日は普段の力が発揮できずに苦戦すると思うのですが、自分たちの目指す形がどれだけ出せるかですね。頑張れサクラ!