遅くなりましたが、先週末は國學院栃木高校のラグビー場で行われた関東高校女子代表のセレクションのお手伝いに行ってきました。怪我人含めると関東の各地から100人近くの選手が集まったかな。
初日は3種目の測定と4チームに分かれてのADを実施
私は集合から少し遅れて参加すると先生方が協力して50mのタイム測定をやっていました。その後20mシャトルランの測定、ゆっくりからカウントと共にだんだんテンポが上がるやつです。人工芝の上でしたが100回を超える選手もいました。目立ったのは赤やオレンジのジャージを来た関東学院六浦の選手ですかね。もちろん昨年も関東代表に選ばれた他の選手たちも頑張っていました。
その後はFWとBKに分かれてユニット練習、私は六浦の顧問の先生とBKを担当しキックチェイスからの攻防の練習。広いグランドだったので、反面ずつ使いしっかり練習できました。3,4年前に比べると、高校生でもしっかりキックを蹴れるSOの選手が増えてきた印象です。ただキックをしっかりキャッチできる選手は多くなかったですね。高校女子のレベルでも、良いキッカーを軸に試合を優位に進められると思いますが、そこから思いきったアタックを仕掛けられる選手が今後は出てくると、面白いですね。
FWはスクラムとラインアウトのセットプレーの練習と調整、その後は4チームでADをフルコンタクトで行いましたが、どのチームも集まったばかりで合わせたのは僅かの時間。それでも良いタックルを見せる選手、ジャッカルやラインブレイクでアピール選手も何人かいました。
当日参加の選手も加わり2日目は5チーム総当りのセレクションマッチに
そして2日目、朝8時半にはブレイブルーヴの選手を中心に当日参加組みも交えて少しシャッフルして10時前から5チーム編成してのセレクションマッチ。10分1本の総当りの合計10試合のレフリーを担当、途中から疲れもありましたが、必死に頑張る選手に迷惑をかけないように私も頑張りました。試合自体はどの選手も頑張る中で、昨年も選ばれていた選手は目立っていました。特に太陽生命WSSのチャレンジチームでも活躍している佐野高校2年の秋田若菜はボールを持つと縦横無尽に走り、チャンスを作ったり、激しいタックルを見せていました。
あとは前回のブログでも写真で紹介した関東学院六浦の中島涼香はトライ後のコンバージョン含め安定したキックを見せて司令塔のようにチームを引っ張ったり、ブレイブルーヴの安尾琴乃はアタックで素早いパス回しにDFに仕掛けてステップで相手をずらして前に出る場面が何度もありました。他にも前回は不参加だった國學院栃木の選手の接点の強さ、積極的なアタックも良かったですね。選手を選ぶ先生方も大変です。
それでセレクションマッチの結果、選ばれた選手は来月の連休で強化合宿を行う予定です。その合宿には北海道チームに助っ人で参加する選手や、怪我人が出たときのバックアップの選手も参加し、また40人近くの選手が集まることになりそうです。すでにメールで選手と関係者には発表されていますが、ここでは公開しません。ただ昨年のチームと比べるとフロントローが皆変わったり、高木萌結が卒業して抜けた10番を誰が埋めるのか、今年のチームはもしかしたら去年とは違った戦いをするチームになるのかもしれませんね。
私もまたお手伝いできるときは行きたいと思います。やっぱりこの世代の成長がシニア、そして代表の成長に繋がりますから、もっと成長させるために、何をすればよいか考えるのが楽しみです!昨年果たせなかった優勝を目指して 頑張ろう、コベルコ関東!