関東女子大会第3節 Sweets VS フェニペガルーヴ

ブログを始めましたが、私の設定ミスでさっそく見れない不具合が発生してしまい、ご迷惑をおかけしました。(原因は簡単に言うとドメインとサーバーの設定ミスです・・・余計なことをしたら気づかぬうちに変更されてました)

そして、最初の自己紹介の記事が削除されたので改めて最初の記事。19日に行われたSweetsとフェニペガルーヴの観戦記になります。まずお互いの試合前の勝敗を確認します。

Sweets 1敗(VS日本体育大学女子ラグビー部 5-50)

フェニペガルーヴ 2敗(VSアルカス八戸アルテミスターズ 10-46、VSRKUラグビー龍ヶ崎グレース 0-34)

※第2節を終えた時点での参加チームの勝敗表はこちら。

関東女子大会の上位3チームが3月に小田原で行われる全国女子選手権に出場するので、両チームともこの試合で負けると選手権への出場は非常に厳しくなります。それもあり試合も非常に激しいものとなりましたが、結果はSweets17-0フェニペガルーヴとなりました。

接点でのファイト、タックルへの素早い寄りでDFからゲームを優位に進めたSweets

Sweetsはヴェロニカ選手のキック中心に敵陣でのプレーを増やした

Sweetsはこの試合、非常に良いDFをしていました。タックル後の攻防で2人目が素早く寄ってジャッカルからボールを奪う機会が多かったです。その中で反則を重ねる時間帯もありましたが、前半は7回取られたものの後半は1回のみ。ハーフタイムでしっかり修正してきました。

ATではグランドをワイドに使って左右に展開していましたが、前半はラインの外側でハンドリングエラーが目立ったものの、後半はシンプルに縦に仕掛けて前に出るアタックが増えました。その中でNo8のシャーロット選手が1対1の場面を突破してゲインし、チャンスを作る場面が目立ちました。接戦を勝ちきるためにはキープレーヤーが活躍するのは大事です。そしてスクラムでも徐々にフェニペガルーヴを圧倒し、後半はスクラムトライを奪っています。

積極的に仕掛けるもののトライまでわずかに届かなかったフェニペガルーヴ

フェニペガルーヴは塩崎選手がペナルティーから積極的に仕掛けた

対してフェニペガルーヴは、相手の反則からクイックで仕掛けて前に出る場面が多かったです。ただサポートの遅れや接点の攻防で劣勢になり、ボールを奪われる場面も多かった。

FBで出場の山田怜選手のラインブレイク、今大会初出場

ハンドリングエラーも少なく、ボールを展開し続けるる中で裏に抜け出すチャンスもありましたが、SweetsのしつこいDFもありトライまで継続できませんでした。試合の終盤でもテンポ良いパスで敵陣に入るも、最後はラックでプレッシャーを受けてボールをキープできずに終了。

DFでも前の試合に比べてしっかりセットして左右との連携も良くなっていましたが、なかなかボールを奪えず、スクラムの劣勢もあって後半は自陣でプレーする時間が多かったです。プレーしていた選手は、我慢の時間が多くメンタル的にもきつい試合だったと思います。

NZ留学から昨年11月に帰国した鈴木実沙紀選手、この試合でもシャーロット選手を低く強烈なタックルで倒すなど奮闘

結果はSweetsが完封勝利しましたが、両チームとも自分たちの強みを出した試合だったと思います。お互い合同チームでチームとしての練習時間を確保するのが難しいなかで、ミスをフォローしようとする、キープレーヤーが攻守にアグレッシブにチャレンジするなど見ていて気持ちの伝わる良い試合でした。お互い次の試合に向けて、さらに修正して良い試合をしてくれるのを期待しています。

第3節を終えての勝敗表はこちら。Sweetsは1勝1敗で次はRKUラグビー龍ヶ崎グレース。フェニペガルーヴは3敗となり、次が最終戦。相手は日本体育大学女子ラグビー部です。

次回は第3節のもう1試合、アルカス八戸アルテミスターズとRKUラグビー龍ヶ崎グレースの観戦記になります。

なお掲載写真は高木哲也さん撮影のものです。ありがとうございます。まだまだ不慣れなブログ、早くデザインを整えたり、見苦しい点が多いですが、引き続き宜しくお願いします。