全国選手権(一般の部)とオーストラリア女子とのテストマッチ決定

3日に小田原市城山陸上競技場で行われる第5回全国選手権。以前は11月に高校の部と合わせて同日に行われていましたが、ここ何年かは女子の15人制の大会が冬の時期に行われるため、別々の時期になっています。協会HPの詳細はこちら。試合と出場チームは下記になります。

第1試合(5位決定戦) 11:30KO
(関東3位)RKUラグビー龍ヶ崎GRACE VS (関西3位)大阪・九州選抜

第2試合(3位決定戦) 13:00KO
(関東2位)Arukas八戸Artemi-Stars VS (関西2位)名古屋レディース

第3試合(会長杯) 14:30KO
(関東1位)日本体育大学ラグビー部女子 VS (関西1位)Blue Peaglets

日体大女子は7人制の太陽生命WSS総合優勝に続き、15人制の全国選手権で2連覇と完全優勝を達成できるかに注目

女子の有力チームは日体大やアルカスをはじめ関東に集中していて、良い選手が集まっているのもあり、高校ラグビーと違って西低東高。どの試合でも関東のチームが快勝しています。昨年の第4回全国選手権の結果を協会HPで確認してみました⇒こちら関東3チーム合わせて3試合の合計得点が192、そして失点は22と関西3チームを圧倒しています。

個人的な予想としてはどの試合も関東の3チームが50点差以上をつけて勝利するのではないかと思っています。今年の関東大会で競った試合が多かったことで、どのチームも小田原に向けて仕上がっています。関西大会は大差の試合が多かったみたいですね。関東と関西の優勝チームが争う会長杯、関西のBlue Peagletsの試合映像は全く見れていないのですが、日体大女子の充実度が抜けているかなと。

そして日本協会、オーストラリア協会両方から、7月に行われるテストマッチのお知らせがありました。

2017年W杯でも対戦し、15-29で破れました。写真は日本協会HPのギャラリーから拝借

第1戦は7月13日(土)、第2戦は7月19日(金)です。現在、日本代表サクラフィフティーンの世界ランクは16位、そしてオーストラリア代表は6位です(World Rugby Women’s Rankings)。わかってはいますが、格上の相手ですね。日本としてはアウェーで季節も反対の豪州で、自分たちの力をどれだけ出し切れるか、チャレンジする試合になるかと思います。

写真は2017年7月に小田原で行われた香港とのテストマッチ後、格上を相手にW杯からの成長を見せられるか注目。写真は高木哲也氏

4月からの3ヶ月は太陽生命WSSが行われるため、W杯前のようにしっかりとした準備期間は得られないかもしれません。それでも2017年W杯を終えて活動休止状態だった15人制代表に、ようやくテストマッチという明確なターゲットが出来ました。今後の代表活動に注目すると共に、代表候補選手がそれぞれのチームでパワーアップに励んで欲しいと期待しています!