先週末は土曜に流通経済大学、日曜に日本体育大学に赴いてサポートしてきました。もともとはどちらか1日見学させて欲しいと相談したら、練習相手が必要になり、2日間お手伝いとして参加になりました。
野澤HCとは5年前にNZのクライストチャーチでのコーチング研修に一緒に参加した時に知り合って、お会いする度に色々な話を聞いては学ばせて貰っています。関東女子代表には3年前からスタッフとして関わっています。そしてATコーチの大田尾さんとは初めてお会いしました⇒ヤマハ発動機ジュビロのHPの選手・スタッフ紹介はこちら。そしてヤマハのFWコーチの古川さんは、私が2013年にスリランカに派遣された時に一緒に活動した縁があって今回は楽しみにしていました。
関東女子代表は関東大会のパフォーマンスを見て選出
関東女子代表は17日に名古屋市の瑞穂ラグビー場で東西対抗戦を控えていますので選ばれた選手などまだ公開されていない情報や、戦術については触れません。ただ選ばれた23名から怪我などによる辞退もあり最終的に、優勝した日本体育大学から最多の9名、横河アルテミ、RKUグレースから5名、横浜TKMから3名、東京フェニックスから1名が選ばれました。選出された選手のほとんどが1月から3回、和歌山で行われた15人制合同合宿に参加した経験のあるメンバーになりました。
野澤HCから、初日の最初のミーティングでも「関東から世界へ」「この23名が日本代表に選ばれて世界と戦えるように」といった言葉があり、選手の意識、モチベーションもぐっと高まったと感じました。
厳しい目標設定にチャレンジした選手、学びの多いワクワクの2日間
野澤HC、大田尾コーチを中心に2日間、計4回の練習のプランニングを行い、現場で若干の修正を加えていきました。合同チームとして限られた準備時間の中で、いかに17日の試合に選手23名のベストパフォーマンスを引き出していくか。参加した選手たちも毎回のミーティングからしっかりメモしたり、練習の前後でコーチ陣に質問したり、グランド内外で期待に応えようと頑張っていました。
今回、大田尾コーチのアタックプランを少しでもベストに近い形で実現するために、練習では予定を変更してアタック練習によりフォーカスしました。選手もポジション別に与えられた役割、決められたチームコール、アタックイメージを何度も確認し、土曜の集合から日曜の練習締めまでチャレンジし続けました。日曜の締めで、あるスタッフから「(選手から)○○○○コールが出たときのワクワク感が半端ないね」との言葉が出ましたが、選手スタッフ皆が本当にそう感じた2日間でした。
2日間、花粉はひどかったようですが雨にたたられることもなく、怪我もなく終えることが出来ました。選手によっては3日の小田原の試合から、和歌山の15人制合同合宿、そして明日から熊谷で行われるSDS合宿に参加する選手もいて、疲労を抱えたコンディションの選手もいたと思います。それでもこの2日間、所属チームよりも、もしかしたら15人制合同合宿よりも、たくさん学んで成長した選手が多くいてくれたらよいですね。
日曜の瑞穂ラグビー場で行われる東西対抗戦には私も観戦に行く予定です。ワクワクするようなラグビーを見せてくれるのを楽しみにしています!!