週末は秩父宮ラグビー場に通っていましたが、その前後でも色々と帰りが遅くなったりで、ブログの更新も滞っていました、すみません。今回は会場で2日間フルに試合を見ることが出来ました。
ラグビージャーナリストの大友信彦さんも「RUGBY JAPAN365」のウェブサイトで大会のレポートを紹介しています。
⇒大会2日目、激闘の全16試合のフォトギャラリー
⇒本誌選出!大会ドリームセブン!
今回はチームでそれぞれ活躍が目立った選手1人1人が選ばれていますね。
北海道バーバリアンズディアナ、日体大女子ラグビー部などは、先日の香港や北九州での大会でプレーしたサクラセブンズの選手が出場していましたが、ドリームセブンには選ばれていません。それくらい代表以外の日本人選手のレベルも上がってきていますね。またメンバーに入っても、他のチームメイトとしっかり練習で合わしきれていない部分も、もしかしたらあるのかもしれません。
ドリームセブンの選出外で、個人的に素晴らしい活躍をしていた日本人選手を何人か上げると、まず準優勝したアルカスからは古田真菜がDFが続く苦しい場面で、倒された相手に素早くジャッカルに入り反則を誘うシーンを何度も見ました。守備で活躍できる選手がいるチームは強いですね。今回初めてカップ準決勝に進出して4位のRKUグレースからは内海春菜子がアタックで相手を抜いてチャンスを作ったり、トライ後のキックでも活躍していました。
前回の秋田では準優勝も東京では7位に終わってしまったYOKOHAMA TKMですがキャプテン平野の腰の強いランニングは素晴らしかったです。予選のパールズ戦ではトライゲッターで元NZ代表のジャンナ・ヴォーンを振り切る独走トライで観客を驚かせました。8位の日体大はサクラセブンズの堤ほの花、平野優芽が実力を発揮してトライを奪ったり、素晴らしいDFを見せていましたが、もう少しチームメートと合わせられたら更に上の順位にはいっていたかもしれませんね。
9位以下のチャレンジトロフィーはPTSが優勝しましたが、高校生のときにチャレンジチームの一員として太陽生命WSSを数多く経験し、今年初出場の梶木真凜はアタックで何度もチャンスメイクをしていました。11位に終わった横河武蔵野は苦しい試合が多かったですが、どんな場面でもチームを鼓舞するキャプテンの南早紀のリーダーシップには関心しました。そして去年はペガサスで出場していた高木萌結は目の前のDFに隙があれば、ダミーパスから一気に裏へ抜け出すなど視野の広さを感じさせてくれました。
他にもチームでそれぞれ活躍した選手が多くいたと思います。その一方で東京大会は大きな怪我が目立ってしまいました。グランドのコンディションはわかりませんが、10位に終わった追手門学院はキャプテンの阪本選手、東京山九フェニックスは山田令選手がそれぞれ初日に交代して以降は欠場。大会のレベルが上がれば、そういった選手のコンディションが順位にも大きく影響しますね。
次回は6月8日と9日に三重県鈴鹿市で行われます。3週間前に準優勝したTKMが7位、RKUグレースは初日にアルカス、フェニックスに勝利した日体大を破って4強に進むなど上位8チームの力の差はほとんどありません。ゆえに過去最高のシリーズ大会になっていると感じます。それまでにまた東京大会を振り返れたら、ブログにものせようと思います。