冷え込む日が増えてきて、都内でも紅葉が増えてきました。国内各地、各カテゴリーでラグビーが盛り上がる中、母校も8年連続の花園出場を決めました。
イタリア女子代表とは接戦の末、17-17の同点で終了
映像は見れていませんが、トライを奪い合う競った展開の80分でした。2年前のW杯で勝てなかった相手と引き分けたことは成長ですが、個人的には勝つべき試合だったのではないかと。代表選手のSNSでのコメントを見てもそういう思いを感じましたし、何より格上を破って世界ランクを上げるチャンスでした。実際、7月に戦ったオーストラリアは世界ランク7位でしたが、実力はイタリアよりも上だったと思います。日本協会HPの試合結果とレスリーHCのコメントはこちら。
イタリアとはお互い3T1G、前半残り3分でトライを奪われるもそこから少ないチャンスを活かして相手G前に攻め込みトライを奪ったのは立派でした。今後も代表のテストマッチでは、前半にこういったロースコアの接戦に持ち込めるかが勝負の鍵になりますね。
24日のスコットランド戦は必勝ですね
そして試合を終えた女子日本代表はスコットランドに移動しています。スコットランドは夜には気温が氷点下以下になるくらい、冷え込んでいるようです。日本協会HPの遠征レポートはこちら。
スコットランドは今年だけでも2月と3月の6カ国対抗戦、9月末の南アフリカ遠征、そして先週末のウェールズ戦など多くのテストマッチを戦ってきています。南アフリカとのテストマッチではBK3のスピードあるランニングから多くのトライを生み出し、日本代表も警戒すべきランナーです。
そして17日はウェールズと地元で戦い、3-17で敗れました。前半途中のPGは中央付近、40m弱を成功させていますし、15番も素晴らしい走りを見せていましたが、FW陣はウェールズ相手に劣勢でした。おそらく日本代表もこの試合をチェックしていると思いますが、スクラムとラインアウトでしっかり戦えれば十分に勝機はあります。DFは要注意の相手BK3に走られないように注意するのと、相手は中盤でのキックもあまりなさそうなので、自陣深くに入られないように規律を保ってDFでファイトし、自陣はキックを使ってエリアをしっかり取ることが大事です。
現在日本は世界ランク15位でスコットランドは11位ですが、24日の試合に勝てば更に2つはランクが上がりそうな気がします。2年後のW杯の組合せも考えると少しでもランクを上げておくことがベスト8進出への可能性を高めますね。
SNSを見ていても、ラグビーW杯で活躍した日本代表選手が女子ラグビーにも関心を寄せていたり、応援のTweetをしていたり、嬉しいですね。頑張れサクラフィフティーン!!