1ヶ月ぶりのブログになります。更新せずすみません。2020年もよろしくお願いします。今日5日に日体大のラグビー場で行われた関東大会OTOWAカップ、好天に恵まれて3位決定戦と決勝戦を行いました。
6トライを奪い合う白熱した決勝戦はRKUグレースが勝利
共に今月末から始まる全国選手権への出場を決めて、優勝をかけた試合はこちらが思っていた以上に白熱したものとなりました。
今日は写真など載せず、観戦記を簡単にまとめます。前半にRKUグレースの14番大谷選手がライン際をステップて上手く抜け出してインゴール右中間にトライ。その後も予想通りRKUグレースは11番幅野選手、15番内海選手がトライを重ね前半で4トライ。それに対してアルテミスターズは強みのパワフルなFWがスクラムを一気に押し込み、チャンスにG前まで攻め込むと3番南選手、1番江渕選手がトライを奪い返しました。両チームとも強みを出しながら、コンタクトでは激しいぶつかり合いを見せ、前半は26-14とRKUグレースがリードして終了しました。
追い上げる横河を振り切ったのはRKUグレースのDFの読みでした
後半は2トライ差を追いかける横河のコンタクト力が一層増し、グレースはDFの時間が増えました。その中で敵陣22mに攻め込むと、前に詰めてきたグレースのDFの外のスペースを上手く攻めて3トライ目を奪い、7点差に追い上げます。その後も自陣からあまりキックを使わずに、コンタクトを重ねて前に出ようとしますが、その中でグレースのDFはチャンスを狙い、12番寺本選手が横河の飛ばしパスをインターセプトしてそのまま走りきりポスト下にトライ。その後も横河がトライを奪い返すも、同様にグレースは10番大塚選手が相手のパスを奪って抜け出しポスト下にトライ。共にゴールも決まり、結果的にこの14点が勝敗を分けました。
共に6トライを奪いあい両チームで12トライを取った試合は、12月に決勝トーナメントが始まってから最多トライの試合となりました。決勝戦が得点の取り合いになるのは珍しいと思いますが、今日はそれだけ相手に勝とうとするアタックのマインドが共に高かったのだと思います。どちらが勝ってもおかしくない試合でしたが、試合の流れを読んだプレーを見せたRKUグレースが少し上だった感じです。アルテミスターズは10番高木選手の欠場の影響もあったと思いますが、準決勝から替わりに10番を努めた小畑選手の今日のゲームメイクは試合時間が経過するにつれて、良くなっていきました。お互い全国選手権の決勝で再び戦える可能性もあるので、楽しみですね。
なお決勝戦で印象的な活躍を見せたMost Inpresive Playerについては、正確なコンバージョンと勝利を引き寄せるインターセプトからのトライを見せたRKUグレースの10番、大塚選手。大会全体を通じてのFWのMVPは強力スクラムを引っ張りトーナメントではキッカーも務めたアルテミスターズの3番南主将、BKのMVPは準決勝と決勝で共にトライを奪いチームを引っ張ったRKUグレースの15番内海選手が選出されました。