珍しく今週2回目の投稿です、週2回の更新が目標なのですが、ほとんど出来ていません。海外の女子の試合も気になるので、もう少し背伸びして頑張っていきます。
サクラセブンズは東京五輪まで熊谷を拠点に調整
さて、日本協会のHPに女子セブンズ日本代表の活動予定が更新されていました。今日から和歌山でSDS合宿を行っています。3月末には南アフリカで、4月末には日本でそれぞれ大会には日本代表で参加しますが、合宿ではSevens Development Squadとしておそらく20名ほどで強化を進めていくと思われます。
これまでのワールドセブンズシリーズでは3大会に招待参加し、前回のシドニー大会ではメンバーの入れ替えがありながらもスペインに勝利して9位で終えました。復帰が近い選手がいるのを考えると、層はかなり厚くなりました。直前の北海道合宿を除くと、全て熊谷で行われるみたいなので、熊谷を拠点に強化と本番に向けてのセレクションをしていくのかなと。ただ個人的には、怪我人が出ないか心配です。4年前もそうですが熊谷グランドで怪我をしてしまった選手を何人か知っているので。
3月末のワールドシリーズに向けてのチャレンジャーシリーズの参加国もHPで発表されています。見る限り昇格に向けてのライバルはヨーロッパとアジアの国ですね。中南米、オセアニア、アフリカのチームは強豪国を除くと、経済的な支援も含めなかなか厳しいのではないかと。この大会に登録されたメンバーが夏の東京五輪にも出場する可能性が高いはずですし、昨年は惜しくも準決勝でスコットランドに惜敗しましたが、過去の大会と同様、ミスなく力を発揮できれば十分勝てる大会です。
選手はメンバー入りを目指して、多少の無理をすることもあるはず。合宿間はそれなりにレストを入れていると思いますが、合宿中でも選手のコンディション管理、良いマネージメントが本番の活躍に向けての鍵ですね。五輪開幕まであと160日少しです。
太陽生命WSSの日程が発表、SDSからの参加はあるのか
続いて、日本協会のHPに2020年の太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ(WSS)の大会日程など実施概要が発表されました。今年も昨年と同じ4つの開催地で争われます。昨年は最終戦の裾野大会2日目が残念ながら濃霧で中止になりました。今年は6月の終わりに鈴鹿で最終戦が行われます。楽しみですね。
そこで気になるのが代表候補になっている選手はシリーズ大会に参加するのかどうか。4年前のリオでは代表の主力選手は出場しない、いわゆるコンディション調整のためのプロテクトがあったと思います。昨年は東京大会で日本代表選手が所属チームの試合に出場していたりしましたが、短い調整期間でチームによって良し悪しがあったかと思います。改めて発表された代表合宿の日程を見ると、日程が重なっていたり、直前まで合宿をしていますね。ただ東京大会はその前の週に味の素スタジアムでアジアセブンズインビテーショナル2020が行われます。
それなので、個人的にはその登録メンバーから外れた選手は一旦所属チームに戻して、東京大会で出場してアピールしてもらえれば大会も盛り上がるのかなと期待しています。
後はチャレンジチームのメンバーがどうなるか。正直、昨年は他のチームと比べると、高校生や大学生が中心で若く、かなり厳しいメンバーで、たぶん1勝も出来ずに総合順位も12位。今年については、個人的には半分くらいをSDSから出してみるのもよいのではないかなと。例えば白子選手はまだラグビー経験が浅く、プレーを見る機会もないので、チャレンジで経験を積ませてみるのはどうかなと。後は怪我から復帰したばかりの選手なども出場時間を決めて出すとか。もちろん所属チームの希望があれば、そちらで出るのもありですね。
せっかくの冠スポンサーのいるシリーズ大会ですし、盛り上げる意味でも代表チームと上手く連携してくれないかな、というのが正直な思いですね。日本の女子セブンズの盛り上がりに期待します!