関東女子大会決勝戦は明後日7日

2月に入りました。今年の節分は2月2日だったのが朝からずっと違和感あったのですが、124年ぶりだったことを知ったのは夜遅くでした。立春を過ぎて春が近づいてきたか、今週末の関東地方はかなり暖かくなるようです。7日に行われる関東女子大会の最終節も良い天気の中で行われるみたいです(前回は雪の心配をしていたので・・・)

3位決定戦はRKUグレースと日体大の大学生対決

1月24日に行われた準決勝では、RKUグレースはMorning Bearsに0-29、日体大はTKMフェニックスに12-17でそれぞれ敗れました。先ほど関東協会から発表された先発登録メンバーに準決勝から若干の変更がありました。試合前の予想としては前回の戦いぶりを見ると、運動量に勝る日体大が有利かと思います。日体大はキックを上手く使いながら敵陣でのプレー機会を増やせるか。RKUグレースは強力FW陣がスクラムとモールでどれだけ優位に立てるかですね。FW戦での勝敗が試合に影響を与えそうです。

大学4年生は明後日が所属チームで最後の試合になるかと思います。最後に勝利して卒業したいですし、4年生の決意がぶつかるような試合になりそうで、楽しみです。

日体大のバイスキャプテンは柏木選手、パワフルなボールキャリアーは日曜もNo.8で出場予定です

決勝戦は両チームとも日本代表選手が多く、接点が激しい試合になりそうです

決勝戦は準決勝で昨年度優勝のRKUグレースを相手に、接点と運動量で圧倒したMorning Bearsと、運動量に優れる日体大を相手に試合終盤に逆転トライを奪ったTKMフェニックスの試合になりました。個人で試合を動かすようなプレーが出来る選手が多く、勝敗の予想は難しいですね。TKMフェニックスはフィールドを幅広くポジショニングし、外にいる強力なランナーがアタックをリードします。Morning Bearsはキックを上手く使いつつ、粘り強い連携の取れたDFを見せていました。接点でのバトルは激しくなりそうで、終盤まで競った展開になると予想します。その中で後半に出てくる交替選手がインパクトを与えるプレーやキックを上手く使ってエリアを進めるMorning Bearsが接戦になると優位かと思います。TKMフェニックスはDF時の反則をどれだけ少なく、規律良く試合を出来るかが鍵ですね。いずれにせよ、前半開始からまずはどちらがのチームがゲームの流れを掴むか、注目です。

Morning Bearsの中心選手、自衛隊体育学校の平山選手はFBで出場予定。正確なプレースキックと後ろからチームをリード出来、日本代表でも活躍しています。
TKMフェニックスはこれまえリザーブスタートだった、レイヤモ・アテカ選手が14番で先発予定。Morning Bearsの対面のWTBである本間選手、谷口選手は共に日本代表選手。外の1対1は注目ですね。

全国選手権は関東王者と関西代表の三重PEARLSと21日に行われます

関東大会の優勝チームは21日に行われる全国選手権に出場します。日本協会のHPにも開催情報がアップされました ⇒ こちら。会場は瑞穂ラグビー場で相手は関西協会推薦の三重PEARLSになります。PEARLSはこの1年で唯一の公式戦だとか。どんな試合になるのか楽しみで、LIVE中継も行われるそうです。2年前はここで東西対抗戦が行われましたが、この時期に瑞穂ラグビー場で女子ラグビーの試合が出来るのは嬉しいですね。

当時の東軍メンバーの多くが日本代表でも活躍しています
東軍の野澤ヘッドコーチと大田尾アタックコーチ、短い準備期間でチームを仕上げました

まずは日曜の3位決定戦、決勝戦が無事に終えられるように頑張ります。その後は全国選手権、そして来月はW杯のアジア予選が香港で行われる予定です。女子ラグビーには大切な春です。しっかり盛り上げていきましょう。