カナダ7sは男子が14位、女子は9位で終了

今朝は3:50からの女子セブンズ、日本とスペインの9位決定戦に合わせて早起きしました。試合は最後まで競った展開が続きましたが17-10で勝利し9位でフィニッシュ。シリーズ大会ベスト8進出という目標は果たせませんでしたが、シリーズを通じてのコアチーム残留というゴールにはさらに近づきました。大会HPの総合順位表は、こちら。数年前は北九州開催のシリーズ大会で1勝も出来なかったサクラセブンズですから、こうやってコアチーム残留に近づくのも大きな成長ですし、来年のパリ五輪へ向けての継続した強化の意味も大きいですね。

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スペイン戦2トライ目、DFで粘り強く止め続けて大谷選手がジャッカル、そこを起点に生まれたナイストライ

そして男子は最終日、チリに勝利して迎えた13位決定戦で相手はまさかの南アフリカ、今年のシリーズのドバイ大会では優勝していますが、この大会はメンバーが変わったのか不調。総合ポイントでは7位の強豪相手に5-17と敗れて14位で終わりました。大会HPの総合順位表では、日本は16位、招待で2大会参加のトンガより下なのが悔しいですね。14位のカナダとは10P差。残り4大会で自動降格になるコアチーム最下位を抜け出すには、やはり予選で2勝して8強入りを果たさないと厳しそうです。

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次のシリーズ大会は男子も女子も今月末の香港大会、伝統の香港セブンズなのでどんな戦いを見せてくれるか、組合せも発表されて楽しみですね。女子は香港と仏トゥールーズの残り2大会ですが、土曜の朝に行われたフランスとの試合は7-40と完敗。見逃していた試合映像を見ましたが、本気のフランスは接点での積極的なファイトでサイズとフィジカルに劣る日本への対策を徹底してきて、スコア通り強かった。サイズのある選手がDFで勢いよく前に出てプレッシャーをかけると、サクラ7sもアタックでなかなか前に出続けるのは難しい。その中でオフロードから大谷選手が抜け出して自陣から独走したトライは良かったです。

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サクラセブンズは着実に強化を進める中で、ランク上位の強豪国といかに戦うかに注目

香港大会の前の週には太陽生命WSSへの出場権をかけたリージョナルウィメンズセブンズ2022が静岡エコパスタジアムで行われますが、サクラ7sの中村選手、小笹選手、永田選手は所属するナナイロプリズム福岡での出場もあるかもですね。私も現地で観戦予定です。

東京山九フェニックスの2名がスーパーラグビーに挑戦

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そして先ほどTwitterで東京山九フェニックスの佐藤優奈選手、柏木那月選手の2名が豪州スーパーWのウエスタンフォースのスコッド入りが発表されました。去年はブランビーズにラベマイまこと選手、古田真菜選手が参加していましたが、日本の15人制の大会を終えて渡豪して引き続き15人制をプレーする流れはこれから続くかもですね。15人制の試合経験を多く積むには現状、海外でのプレー機会を得る方が良いですね。練習試合と公式戦はやはり違いますし、海外に出ると異なる言語でのコミュニケーションや生活、大きな選手との戦いの中でまた成長しますし。こういう発表がまた聞けるのを楽しみにします。