昨日から始まったワールドセブンズシリーズ香港大会、香港セブンズはもう何年も歴史のある大会で私が高校生の頃には男子の大会で日本代表でもたくさんトライを奪った大畑大介選手が劇的な逆転トライで大会MVPを獲得した年もありました。動画探したらありましたね。
男子は予選プール3試合で1勝も出来ず、明日は勝利なるか
男子は昨日の夜にオーストラリア代表と戦って5-26、今日はアメリカ代表を相手に0-31、スペイン代表を相手に7-31と競った展開にすら持ち込めず3敗。日本協会HPの試合結果とスケジュールは、こちら。明日は9位以下トーナメントで朝にウルグアイ代表と戦いますね。試合は見れていないのでわかりませんが、ここでウルグアイに勝利してシリーズポイントを稼がないとコアチーム残留はかなり厳しいでしょうね。
女子は惜しくもベスト8入りならず、スペインにリベンジを許して10位で終了
女子は昨日、フランス代表とアメリカ代表と戦い2敗。今日は現地時間で朝8:46からスペインと試合をして14-10で勝利し予選プールで3位に入るも得失点差でカナダに2点及ばずに、ベスト8進出を惜しくも逃しました。それでも優位に進めたスペイン戦でチャンスにトライを取り切れば逆転しただけに、シリーズ序盤の戦いから、サクラセブンズへの期待値が変わりましたね。そして9位以下トーナメントではブラジルに29-0と快勝し、迎えたスペインとの再戦では試合の流れを上手く掴めず、終盤に追い上げるも17-26で敗れました。
朝に戦ったスペイン戦は4点差での勝利でしたが、素早く前に出るDFでスペインに優位なアタックを許さず試合の内容では圧倒している印象でした。最終戦もそのような展開を期待していましたが、始まってみればスペインの選手が個々に奮闘してきました。タックルして相手をすぐに倒してブレイクダウンで絡むことが出来ず、DFでボールを奪えない中で、ラインブレイクを許して独走に追いつかない場面が出てきました。今のサクラセブンズは相手がこういう戦いをしてくると、なかなか試合のペースを掴めずにいる印象です。そこは来月のシリーズ最終戦に向けての課題かなと。一方でどの試合でも原わか花選手の気持ちの良い加速からの独走トライは歓声が沸きました。相手の国も要警戒選手と感じているでしょうね。
満足いく結果ではないですが、新しい選手も加わった中でサクラセブンズはベスト8進出に迫るなど、いいチャレンジが出来ていると思います。シリーズ最終戦、ハミルトン大会の6位に迫る戦いに期待します。そして男子、何とか勝利して、少しでもポイントを重ねて欲しいです。