先週からわくわくしていましたが、この週末は本当にどっぷりラグビーに浸かりました。昨日の熊谷では久しぶりにお会いして色々とお話しできた方もいたり、色々な選手の活躍に驚いたり、本当に楽しい1日でした。関係者の皆様、本当にありがとうございました。
クボタスピアーズ東京ベイが初の決勝進出から初優勝
まずはリーグワンの決勝をTV観戦した話から。17-15で埼玉パナソニックワイルドナイツに勝利したクボタスピアーズ東京ベイが初優勝しました。RugbyRepublicさんの記事はこちら、「クボタスピアーズ船橋・東京ベイが悲願達成! 埼玉ワイルドナイツを倒し初の日本一」
記事の中にもある通り、この日の埼玉はエラーが多く、東京ベイのキックチェイス、ブレイクダウンへのプレッシャーも強く、反則も多かったです。初優勝を狙う挑戦者、東京ベイはDFも激しく固く、自分たちのラグビー、強みを思いっきりぶつけていた前半の印象でした。
後半も東京ベイが優位に進め、埼玉はなかなかゲームの流れを掴めない中でSO松田選手から同級生の山沢選手に交代してから、連続トライを奪って逆転した時間帯はさすが王者埼玉だなという試合展開になりましたが、そこから勝負を決めた逆転トライを奪い返した瞬間は本当にTVの前で大興奮でした。TVの実況も東京ベイのファンを意味する「オレンジアーミー」という言葉を伝えていましたが、東京ベイがフィールド内外で取り組んできた色々なアクションが大きな実りを生んだ、そんな優勝でした。本当におめでとうございます!
太陽生命WSS熊谷大会はながとBAが圧倒的な強さを見せて優勝
そして日曜は熊谷ラグビー場で太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ(WSS)を現地で観戦、9:15のカップ戦準々決勝第1試合から決勝戦までほとんど全ての試合を見ました。おかげで陽をたくさんあびた太ももの下あたりは日焼け止めが効かなかったのか、帰るころには赤く日焼けしていました(苦笑) このシリーズ大会が始まったのは2014年から、今年で10年目になりますね(2020年はコロナ禍で全4大会が中止、そのため開催は9回目)。1年目から出場し続けている選手も何人かいますね。そして大会冠スポンサーである太陽生命様、大会運営を支える日本協会関係者、開催地域の協会関係者、ボランティアの皆様には本当に感謝です。
昨年は総合上位TOP4のクラブチーム、東京山九フェニックス、ながとブルーエンジェルス(BA)、YOKOHAMA TKM、PEARLSが引き続き強力な外国人選手や、日本代表で活躍する選手を擁して大会をリードしていましたが、熊谷大会では初日の予選プールで日本体育大学ラグビー部女子がPEARLSに勝利し、大会を盛り上げました。また昇格した4チームも奮闘し、昇格大会で4位だった横河武蔵野Artemi-StarsがPTS、RKUグレースに勝利し8強に進出。1位のナナイロプリズム福岡は初戦でPEARLSにラストプレーで逆転を許しましたが24-26と接戦になるなど、大会を盛り上げていました。
そして昨日のDAY2では予選プールの得失点差でカップ戦準々決勝の4試合の組合せが決まり、PEARLSとTKMが初戦で激突し、PEARLSが28-14と勝利。準決勝では昨年の総合優勝フェニックスが日体大に14-19と敗れました。日体大は久しぶりのシリーズ大会決勝進出、昨年度の15人制大会の勢いを受けたというか、規律のある良いプレーを見せていましたが、この準決勝では日本代表の松田凜日が前半開始に先制トライ、そして後半開始でも強引に抜け出してリードを拡げるトライを奪いました。そして元日本代表の堤ほの花が大会を盛り上げるエース、ニア・トリバー選手をタッチに押し出すなど、ビッグプレー満載でした。
そして決勝戦は余裕の勝ち上がりを見せたながとBAと日本体育大学ラグビー部女子の戦いでしたが、この試合でもながとが31-0と快勝して優勝を決めました。ながとは予選含めた6試合全てで5トライ、30点以上を記録。守りでも奪われたトライは追手門の1、PEARLSの3と4本のみ。先週トゥールーズ大会で活躍した平野選手、大谷選手が加わり、もう出てくる選手がみんな代表経験者みたいな感じで圧倒的な強さでしたね。余裕を持って戦う姿はワールドセブンズシリーズのNZ代表BlackFernsみたいに感じたくらいです。
他にも各チームの印象的な活躍を見せた選手だったり、今後の展望などいろいろとブログで書いて整理したいのですが今回はこの辺で。最後に再来週の秩父宮大会の予選プール組合せのドローを4強の最終戦前のインターバルで行ったのは面白かったですね。