6月も半ば、全国各地で梅雨入りしていますが、今週末は雨を避けられそうな天気ですね。太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ(WSS)2023も後半に向けて折り返し。今週末はPEARLSの地元、三重県鈴鹿市で大会が行われますが、2日前の今日は大会登録メンバーが発表されました。日本協会HPの大会当日情報は、こちら。
プールAから順番に見ていくと、前半2大会で連続優勝中のながとブルーエンジェルス(BA)は先日のサクラフィフティーンの試合にCTBで出場したパラキゆき選手がメンバー入り。地元開催のPEARLSはベテラン齊藤聖奈選手がメンバー入り。またファン含めて注目していたNZのサラ・ヒリニ選手は今回もメンバー外。追手門学院はこの大会もオール大学生でサクラセブンズの須田倫代選手の活躍に注目。そして熊谷大会では8強入りを果たしたアルテミスターズはサクラフィフティーンを支える津久井萌選手、そしてリハビリからいよいよ復帰の小林花奈子選手の活躍に注目です。このプールAはながとBAがこれまで同様、大量得点を狙う中で、他3チームがどんなチャレンジを見せるか、ちょっと楽しみです。
続いてプールB。2大会連続準優勝の日本体育大学ラグビー部女子はこれまで大活躍の松田選手が外れ、サクラセブンズ入りした吉野舞祐選手がメンバー入り。半数以上が20歳以下の若いチームで鈴鹿大会では悲願の優勝を達成できるか。そしてそんな日体大と仲良しなのか、毎大会で戦っているYOKOHAMA TKMは元日本代表の鈴木彩夏選手がメンバー外。もしかしたらコンディション不良の選手が多くて、苦労している今シーズンかもしれませんが、まずは4強入りを果たせるか。日本経済大学、四国大学の学生2チームも何とか上位進出を果たしたいところですね。
そしてプールC。前回の秩父宮大会ではPEARLS、東京山九フェニックスを破って見事3位を果たしたナナイロプリズム福岡。鈴鹿大会でも勝負所で永田花菜選手が活躍を見せるか。PTSは前回1勝2敗で3チーム並ぶ中で得失点差で上回っての8強入り。この大会でもサクラセブンズの梶木選手がゲームをリードしてほしいですね。そしてコアチーム残留に向けてポイントを稼ぐためにも、この大会で8強入りを目指すBRAVE LOUVEとRKUグレース。このプールCの4チームの実力差は一番少ないかもしれませんし、得失点差の争いも注目です。
最後にプールD。2大会連続の4位に終わった昨年総合優勝の東京山九フェニックスは鈴鹿大会で優勝を果たせるか。まずはアルカス熊谷、チャレンジ、北海道バーバリアンズディアナとの3試合で大量得点を奪って予選全体1位を目指したいところで、注目はサクラセブンズの原わか花選手ですね。前回の秩父宮大会ではSHで出場していましたが、チームでの連携も深めて挑む鈴鹿では会場を盛り上げるようなプレーに期待。アルカス熊谷はサクラフィフティーンの主将長田いろは選手に注目、特に接点でボールに絡む活躍に期待です。そしてディアナにはサクラセブンズの三枝千晃選手がメンバー入り。チームを上位進出に導けるか、ボールを持った時の推進力に期待です。
私は鈴鹿大会はYoutubeチャンネルで観戦し、花園大会はどちらかで現地観戦を予定しています。ながとBAが連続優勝を果たすと、いよいよ何年かぶりのシーズン完全優勝が見えてきますが、鈴鹿ではどのチームが「ストップながと」を達成できるかも注目ですね。当日は会場でのイベント企画など、天気にも恵まれたらたくさんのファンが集まるのではないでしょうか。参加選手の活躍で会場をどんどん盛り上げてほしいですね。