先週末は地上波(日テレ)で日本代表とサモア代表の試合が放送されたので、フルで観ました。立ち上がりは良くて先制トライも奪いましたが、スクラムでうまく対応できずに、押されたり、反則を取られたりでサモアのペースに。そして前半30分過ぎのTMO判定によるリーチ選手の退場が痛かったですね。最後は逆転を狙って敵陣で攻めるも反則があって、22-24とサモア代表が勝利。コロナ禍が過ぎ去ってから強豪国との試合も増えましたが、なかなか日本代表の勝利が見れないのは本当に悔しいところです。
試合直後から色々な記事が出ていて、選手スタッフのコメントもありましたし、昨日のNHKサンデースポーツでも元プロ野球選手の内川さんが五郎丸歩さんと一緒に観戦している様子が放送されていました。山中選手のロングキックに驚いていましたね。山中選手は相手のキックへの対応もしっかりしていて、本当に安定したプレーが良かったと感じました。キックチャージからトライを与えた場面もありましたが、あれはラック横のFWの選手がブロックできるポジショニングをしていなかったのもあります。この場面もですが、後半の日本はPGでリード直後にミスが出てあっさりサモアに逆転されたのはよろしくなかったですね。結果的に決勝点になったサモアの3トライ目も、PGを決めた後のキックオフレシーブでノッコンして、スクラムを与えてしまったところからでした。
W杯で戦うサモア相手にホームで負けるという結果は残念ですが、試合時間の半分以上を14人で戦うというのは貴重な経験だったと思います。良くなかったところはスクラムの対応の遅れだったり、反則の多さだったり、はっきりしているので、次に控えるトンガ、フィジーとのテストマッチに向けて、良くしていけばと思います。そして後輩のSH福田健太選手もテストマッチメンバーに選ばれるべく奮闘していると思います。JAPANのジャージを着た姿が見たい。頑張れ、応援しているぞ、福田!
立正大学で行われた学生7s大会、日体大がフェニックスに勝利して連覇達成
日本協会HPにある大会情報のリンクは、こちら。来月に行われる太陽生命WSS入替戦2023に出場するチームも多く参加していますね。その中でコアチーム残留を決めたチームを上回る3位に入ったBRAVE LOUVEはサクラ15のスペイン遠征に参加した安藤選手、安尾選手が戻ってきて、調子を上げてきたようですね。試合映像は見れていませんが、Twitterでの速報を見たりすると、後半に大逆転する試合が目立ちました。決勝に進出した日体大もフェニックスも準決勝では、前半にリードを許すも後半にトライを重ねて逆転勝利という展開でした。
太陽生命WSSでは外国人選手が勝負を決めるような活躍を見せる場面が多い中で、学生というカテゴリーはチーム間の実力差は少ないのかもしれませんね。その中で日体大はどの試合も相手を2トライ以下に抑えるなど、粘り強いDFが強みだったのかもしれません。そんな日体大の背景が、ラグビー部部長の松瀬さんのブログにも書かれているのでぜひ。改めて連覇を達成した日本体育大学の皆様、おめでとうございます!近いうちにRUGBY JAPAN 365の方でも大会レポートが上がると思うので、楽しみにします。