ブログ再開、今週末はセブンズLA大会

前回のブログが11月の第1週だったので、およそ4か月ぶりの更新になります。ワールドセブンズシリーズを戦った昨年は、久しぶりの大会8強入りを果たすなどコアチーム残留を果たした女子日本代表サクラセブンズ。今年のシリーズでは4大会を終えて未だに8強入りは果たせず、厳しい戦いが続いています。先週のカナダ、バンクーバー大会では予選プール初戦で豪州と2点差の接戦になるなど、実力は確実に高まっていると感じます。

シリーズ前半の4大会を終えての総合ポイントは12、スペインと並んでいます
バンクーバー大会のトライ場面を見るとFWの選手のトライが目立ちました

実際に試合を観ていると昨年に続き攻守にわたって周りの選手と連携を取り、プレー時間が長く続いても安定して質の高いプレーが出来ていますし、豪州戦は特にこれまででも過去最高のパフォーマンスだったと感じました。奪った2トライの場面も自陣からアタックを継続して取り切ったものです。DFでも左右の選手と協力してボールキャリアーを捕まえて、簡単なラインブレイクを許しませんでした。一方で簡単にトライを許してしまったフィジー戦は残念でした。DFではいかにして1対1のようなシチュエーションを減らすかが勝負の鍵です。

そんな女子日本代表、今週末は米国LA大会が行われます。バンクーバー大会では10位になり、今週末の予選プールではフランス、オーストラリア、アイルランドと同じになりました。日本協会HPにある大会登録メンバーと第1日、第2日のスケジュールは、こちら。オーストラリア、アイルランドとは1トライ圏内の接戦だっただけに何とか8強に進出したいところ。

昨年のシリーズでも活躍した主力選手を中心に、今年は代表復帰した堤選手、田中選手に加えて、このシリーズから新たに代表争いに加わった内海選手らが活躍していて、選手間の連携も大会を重ねるごとに高まっています。その一方でパリ五輪を控えたこのシリーズはほかの強豪国の強化も進んでいて、昨年は圧倒的に勝っていたNZも苦戦したり、アイルランドがシリーズ初制覇を成し遂げたりと大会ごとに順位の変動が多いので、日本もそれに加わりたいですね。頑張れ日本!