パリ五輪、男子は12位で終了、そして次は女子セブンズ

日本時間の27日23時半から行われたウルグアイとの11位決定戦、日本は前半に3トライを奪われて追い上げるも10-21で敗戦。前回の東京五輪では韓国に勝って11位となりましたが、パリでは勝利を挙げられずに終わりました。

試合内容についてもキックオフで競りに行った後、ショートに走り込んできた相手にラインブレイクを許していきなり先制されると、さらにDFで粘れずに追加のトライを許す展開に。追い上げる後半、ウルグアイにシンビンが出て数的優位な状況の中で得たチャンスにもトライに繋がるアタックが出来ず。言い方は良くないですが、日本としてどんな戦いを見せて勝ちにいくのかよくわからない、伝わってこないそんな3日間でした。それでも選ばれた選手は必死に頑張ったと思います。お疲れ様でした。

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選手は全力で挑んだと思いますが、ほかの国との力の差は明らかでした。悔しい。

そして決勝に進んだのはリオ、東京に続いて3連覇を目指すフィジーと開催国としても大会初の金メダルを狙うフランス。予選プールではフィジーが勝ちましたが、決勝で再戦することになりました。前半を7-7で折り返した後半、交代出場した15人制代表でも活躍するSHデュポンが全てのトライに絡む大活躍を見せて、スタンドの大声援を受けたフランスが28-7で勝利。スコアほどの差はないですが、後半のフィジーはDFで反則が目立ったのが敗因ですかね。

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デュポン選手、まさにキングといった活躍でした。大会を盛り上げる金メダルおめでとう!

8強入りを目指しての戦いが始まるサクラセブンズ、期待は高まります

そして今日28日の夜から女子セブンズが始まります。大会の登録メンバーも発表されました。バックアップに大竹選手、辻崎選手というワールドセブンズシリーズでも活躍を見せる選手が控えているほど、充実している印象。最下位に終わった東京からの3年間、鈴木HC体制でワールドシリーズへの昇格、セブンズW杯など結果を出し続けてきた中で迎えるパリ五輪、活躍を期待せずにはいられません。初戦の米国戦は23:30から、そして3時半から開催国フランスと。

大友さんのポストから、一部の選手はワールドシリーズとの背番号が変わっていますね
昨日UPされていました、いいトライばかりだ

昨日の開会式、今日の男子セブンズと雨が降っていたのが心配になったのでYahooで調べてみましたが、今日からの3日間は晴れ予報(最高気温は30℃弱)。コンディションはだいぶ良さそうです。このシーズンの試合を見ていても、日本は簡単にトライを与えない粘り強いDF、ATでも素早い球出しからラインブレイクを見せるなど、強豪国にも攻守に渡ってしっかり戦える印象です。なので勝負の分かれ目として大事になるのがキックオフの攻防ですね。男子はここでレシーブが出来ずにトライを奪われてしまう場面が少し目立ちました。

予選プールの初日に戦う米国、フランスはともにフィジカルとサイズに優れていて、1対1の戦いになると正直分が悪い。このシーズンでも中央スクラムからの1次ATで止められずにトライを奪われたりしました。相手の国から見れば、日本にはシンプルに個々の勝負に持ち込んでくるはずなので、日本としては強みの連携を崩さず、DFではいつも以上に素早いプレッシャーをかけて良いアタックをさせず、ゲームの流れを掴みたいところ。ATでは素早い球出しからの仕掛けでチャンスは作ると思うので、あとは接点で絡まれた際にボールをミスせずリサイクルしたいですね。

協会HPの合宿レポートから、立動戦の文字に注目