ちょうど1年前はラグビーW杯の真っ最中、9月28日はアイルランドに逆転勝利した記念すべき日ですね。そして来年にNZで開催予定の女子ラグビーW杯も残り1年を切りました。それに向けてサクラフィフティーンも久しぶりの合宿を定山渓で行っています。
日本協会のHPでは合宿のレポートがアップされています。コロナ感染防止対策として、コーチ陣はフェイスガードを着用したり、こまめな手洗い、消毒などを行ったり、宿舎のフロアも活動グループ毎に分けたりしているようです。以前とは違って気を配る部分が多いと思いますが、それに選手もスタッフも前向きに捉えてやっている印象があり、さすが日本代表だと思いました。SNSでも選手がたくさん発信しているのを見て楽しいです。
W杯アジア予選の日程は延期されていますが既に年内の開催はなく、未だに確定はしていませんが、おそらく3月から4月のどこかで行われるのではないかと思います。モチベーションを持ち続けるのは難しい状況かもしれませんが、引き続き個々の更なるレベルアップを進めることが強豪国との力の差を埋めるので、引き続き期待しています。そして熊谷ではサクラセブンズも合宿を行っていました。日本協会のTwitterでは練習の様子が動画でのせてありましたが、ようやくコンタクトの練習も再開したようです。セブンズもワールドシリーズの昇格大会がなくなり、ワールドシリーズも序盤の大会が中止、延期になっていて強化の目標が立てにくいかもしれません。今はチームと個人の能力をいかに鍛えて、高めていくか。きっと選手も成長するチャンスと捉えていると思って、応援します!!
2025年と2029年のラグビーW杯の日本招致について
少し前ですが、今後は男子と女子のW杯の開催地を同時に決めるということで、日本協会の森会長の発言がニュースになっていました。こちらは日本経済新聞の記事ですね ⇒ 「男女W杯招致に意欲 森・ラグビー協会会長に聞く」。記事から抜粋すると「男子の27、31年、女子の25、29年の4大会の招致プロセスは来年2月から段階的に開始。」そして再来年の5月に4大会の開催国を決めるそうです。女子については来年のNZ開催が初めての南半球での開催だったかな、これまではほとんどがヨーロッパ開催だったと思います。昨年12月のブログでは女子ラグビーのティア1、ティア2について考えていました。
日本招致については、まだ具体的な声明やアクションはありませんが、まず会長が発言したことが喜ばしいですね。それに伴い合宿中のサクラフィフティーンの中からオンラインインタビューに前回大会でキャプテンを務めた斎藤聖奈選手、大会ドリーム15に選ばれた津久井萌選手が参加しました。そこでもW杯招致に賛同するとの発言があったそうです、まあ当たり前といえばそうなんですが ⇒ スポニチさんの記事はこちら。
それで個人的には準備期間は短いですが、2025年の招致を目指して活動して欲しいと願います。前回のW杯、2017年の時の代表も大学生を中心に若い選手が多かった(津久井萌選手は当時17歳)です。それらの選手が2021年を経験し、2025年の大会でピークを迎える主力選手が多いのではないか。また2025年まで続けるベテラン選手も出てくるのではないか。そういった招致活動のビジョンを示すことで、強化のシステム化がより進んでくれるのを期待しています。ユース世代の海外遠征が出来れば、将来の代表の強化にも繋がると思うのですが・・・予算の問題か。
W杯招致については、これからも報道が出てくると思うので、引き続き注目していきたいと思います。最後に来年に開催されるトップリーグの大会フォーマットも発表されましたね。ラグビーが日常に戻りつつあります。今後もコロナの更なる感染拡大が起きないのを願い、早くラグビーが観れる日常になって欲しいです。