3日の茗溪清真交流戦に参加してきました

ブログの更新が遅くなりすみません。天気予報では午後から雨の予報でしたが朝9時の時点で降り始めていました。雨は止むことなく、冷え込む中で第13回茗溪清真交流戦が茗溪学園グランドで行われました。

午前は高校生のメモリアルマッチが行われました

今回は秋に国体を控えた全茨城少年チームの強化試合も兼ねて、つくば秀英や日立一など他高の生徒も参加して行われました

高校生は9時から全茨城(AIR, All Ibaraki Rugby)の練習会から行われました。高校2年生以下のU17はスキル練習のあと、10時半から試合形式で、茗溪と清真の高校3年生を中心としたチームVS全茨城U17の試合などが行われました。あまりじっくりは見れなかったのですが、茗溪の高校3年生が楽しくプレーしていたのが印象的でした(大学受験のせいか気持ちに足が追いつかずに転ぶ選手もいたとか)。

練習会の最後は卒業していく3年生の選手たちに、昨年のAIR少年チームの和田監督からジャージがプレゼントされていたようです

昼過ぎからはOB試合、Over35とUnder35共に白熱した試合に

高校生が試合をしているインゴールではOver35の試合を控えたOBでウォームアップを行いました。茗溪OBチームはいつも通り、タッチラグビーで体を動かし、チームランは行わずにぶっつけ本番で挑みました。Over35の試合は茗溪、清真、日立一の3チームで20分1本の3つ巴で行われ、チーム最年少の私はSOで出場。一回り上の先輩方の足を引っ張らないように頑張り、精一杯走ってキックも蹴って1T4Gの活躍。結果2試合とも快勝(21-0、17-0)することが出来ました。

Over35の試合後の集合写真、多くのOBが参加して白熱した試合が行われました

その後、OBや中学生、卒業を控えた高校女子も参加して有志でタッチラグビー交流が行われました。写真が手元にないです、すみません。そしてメインのUnder35の茗溪清真OB戦が20分ハーフで行われました。茗溪は自分が指導したこともある一回り近く下の若いOBが結構集まっていたので、私はテントの下で観戦するつもりでした。それが試合前になって「BKの人数が足りないです」と聞いて急遽、脱いだジャージを再び着て急いでアップして出場、ポジションはWTBでした。

清真OBは若くてサイズのあるOBも何人かいて、試合は思っていたよりも競った試合になりました。茗溪は横河武蔵野アトラスターズ(トップイーストDiv.1)の福岡選手をキャプテンに、大学4年生や社会人1,2年目のOBがほとんど。ラックでかなりプレッシャーを受けてターンオーバーを許すも、ATではSOに入った堀越(慶應義塾OB)のキックを中心に前に出て、DFのギャップに走りこんだPR細谷(同志社4年)が抜け出して先制トライ。前半は7-0とリードして終えました。

試合終盤にグランドを出て休んでいたところを先輩に撮られていました

そして迎えた後半ですが、開始から清真OBの怒涛のプレッシャーを受けて自陣G前でプレーする時間が続きました。キックを蹴ってもさらに攻め込まれたり、ミスからボールを奪われるなど、WTBとして外から見ても厳しい状況でしたが、大事なところで若手FW陣が踏ん張ってボールを奪ったり、強烈なタックルを見せるなど相手にスコアを与えず。相手の反則から敵陣でラインアウトのチャンスを作るとそこから展開して追加のトライ。最後は相手選手が負傷してプレーできなくなり、人数合わせで私もグランドの外へ。Over35と合わせて合計78分プレーして、しんどかったですが、若い選手の足を引っ張ることなく何とかやりきりました。

試合後の記念撮影、大学生や社会人でプレーしている選手はサイズが大きくてびっくりしました。今後もOBとして集まって楽しくプレーして欲しいです。Enjoy Rugby。

OBの試合後は着替えて学校の食堂でファンクション(OB懇親会、新OBを迎える会)が行われました。ここでは開校当初から茗溪、清真で共に茨城の高校ラグビーをリードしてきた柴田先生、渡辺先生からのお話や監督の高橋先生、和田先生から卒業を控えた高校3年生の紹介、そして高校3年生から進路の報告も兼ねた自己紹介が行われました。

今年は清真が6名、茗溪が18名(3名欠席)の参加だったと思いますが、加えて茗溪と清真の女子選手4名(マネージャーではなく)も参加しました。私もここ数年は高校生の指導に関わっていたので、顔見知りの4名でした。こういった場で後輩たちの卒業を少し早くお祝いできて嬉しかったです。先輩方も話していましたが、こうしたラグビーを通じて出来た仲間や縁を大切にして、これからの大学生活(浪人生活)も頑張って欲しいと思います。

今年は2年ぶりの参加でしたが、終わってみれば大きな怪我もなく楽しんで終えることが出来ましたが、プレーするとやっぱりもっとトレーニングして、もう少しいいプレーしたいと思いました。少しずつ頑張っていきます。

サンウルブズ今期初勝利、ラスベガス7s初日は2敗、明日は茗溪清真交流戦

今日は朝からラスベガスで行われているWSSがあったり、夕方にはサンウルブズとチーフスの試合が行われたりしました。サンウルブズは過去にアウェー(シンガポールや香港はアジア圏でホーム扱い)で勝ったことはなかったのですが、チームとしてアウェー初勝利になりました。

まずラスベガスで行われているWSS第5戦アメリカ大会初日、この大会は初日予選、2日目決勝というのではなく、3日間で2試合ずつ行われます。オリンピックの日程も同様ですね。Youtubeに初日のハイライト動画がUPされています。日本がいるプールCについては7:15過ぎからですね。

ハイライトでは相手のトライシーンしかありませんが、Twitter上ではいくつか短い動画があって、勢いよく攻め込む場面も見ました。試合結果は南アフリカを相手に0-26、イングランドを相手に12-31で敗れて、予選プール3位以下が確定しました。明日は南アフリカと5-5で引き分けた招待チームのチリが相手です。明日は2試合勝って、最終日に向けて12位以上を決めてシリーズポイントを稼ぎたいですね。

サンウルブズ、チーフスを相手にアウェーで快勝、強くなってます

そしてチーフスに30-15と快勝したサンウルブズ、前半を23-3とリードして後半逃げ切りました!相手のチーフスはNZ代表AllBlacksのメンバーを何人か休ませたり、前半途中で交代させたりしていました。これはW杯に向けたコンディション調整で代表側から開幕からの第3節、出場時間を制限しているそうです。いわば1軍ではないかもしれませんが、この得点差はNZの人たちを驚かせたのではないでしょうか。チーフスは以前にリーチマイケル選手や、この日もサンウルブズの3番で出場した山下選手が過去に所属しています。

https://www.youtube.com/watch?v=P85ixuyRgzU

試合のハイライトはこちら、JSPORTSが作成したものです。先週のワラタズ戦は秩父宮で観戦しましたが、先週に続き良い意味で私の予想を裏切る試合を見せてくれています。今はW杯に向けて日本代表の主力選手が別で練習を重ねているのもあり、日本人選手は決して多くはありません。それに対して様々な意見もあるかもしれませんが、それでも準備期間が他のチームより短い中で、南半球の強豪を相手に毎試合必死に戦う姿は多くのファンの応援、期待を集めていると思います。

昨年のシーズンは開幕から連敗が続き、応援し続けるのも難しかったのが正直なところでした。今年は第2戦での惜敗から、アウェーの第3戦でNZのチームを相手に勝利し、私のTwitter上でもたくさんの祝福が出てきました。このままの勢いでいけば、2週間後のレッズ戦、秩父宮は前回よりも多くのファンが観戦にくるのではないでしょうか。日本代表の主力選手が合流するのは3月末ごろとのことなので、今年は昨年以上に多くの関心を集めるサンウルブズになりそうです。

明日3日は茗溪清真の合同OB現役交流戦が行われます

写真は10年前のOB試合の時、このときは流通経済大学ラグビー場で行われました

3月の第1週の日曜に行われる交流戦、第1回が私が大学を卒業した後だったので2007年でしょうか。当時は茗溪のグランドがまだ砂で雨の中行われて、泥だらけになりました。それから毎年行われているので、もう13回目ですかね。高校3年生の卒業メモリアル試合、若手OB同士のOB戦、40歳以上のOB同士での交流戦などが行われます。昨年からは40歳以上のOB戦には日立一のOBも加わっての3つ巴で行われているようです(昨年は女子の試合があり不参加でした)。

開催当初は主催を茗溪と清真、交互で行っていましたが、アクセスの都合もあってここ数年は茗溪学園のグランドで行われています。試合のあとは食堂でファンクションと卒業生をOBとして迎える会を行っています。明日は参加者に大怪我が出ることなく、楽しんでもらいたいと思います。

ファンクションはこんな感じ、この時はおそらく流通経済大学の施設だったかと思います

最後に昨日のブログでも紹介した小田原での全国選手権、協会HPで登録メンバーも発表されています。夕方からの雨予報も心配ですが、代表入りをアピールするような良いプレーを期待しています!」

全国選手権(一般の部)とオーストラリア女子とのテストマッチ決定

3日に小田原市城山陸上競技場で行われる第5回全国選手権。以前は11月に高校の部と合わせて同日に行われていましたが、ここ何年かは女子の15人制の大会が冬の時期に行われるため、別々の時期になっています。協会HPの詳細はこちら。試合と出場チームは下記になります。

第1試合(5位決定戦) 11:30KO
(関東3位)RKUラグビー龍ヶ崎GRACE VS (関西3位)大阪・九州選抜

第2試合(3位決定戦) 13:00KO
(関東2位)Arukas八戸Artemi-Stars VS (関西2位)名古屋レディース

第3試合(会長杯) 14:30KO
(関東1位)日本体育大学ラグビー部女子 VS (関西1位)Blue Peaglets

日体大女子は7人制の太陽生命WSS総合優勝に続き、15人制の全国選手権で2連覇と完全優勝を達成できるかに注目

女子の有力チームは日体大やアルカスをはじめ関東に集中していて、良い選手が集まっているのもあり、高校ラグビーと違って西低東高。どの試合でも関東のチームが快勝しています。昨年の第4回全国選手権の結果を協会HPで確認してみました⇒こちら関東3チーム合わせて3試合の合計得点が192、そして失点は22と関西3チームを圧倒しています。

個人的な予想としてはどの試合も関東の3チームが50点差以上をつけて勝利するのではないかと思っています。今年の関東大会で競った試合が多かったことで、どのチームも小田原に向けて仕上がっています。関西大会は大差の試合が多かったみたいですね。関東と関西の優勝チームが争う会長杯、関西のBlue Peagletsの試合映像は全く見れていないのですが、日体大女子の充実度が抜けているかなと。

そして日本協会、オーストラリア協会両方から、7月に行われるテストマッチのお知らせがありました。

2017年W杯でも対戦し、15-29で破れました。写真は日本協会HPのギャラリーから拝借

第1戦は7月13日(土)、第2戦は7月19日(金)です。現在、日本代表サクラフィフティーンの世界ランクは16位、そしてオーストラリア代表は6位です(World Rugby Women’s Rankings)。わかってはいますが、格上の相手ですね。日本としてはアウェーで季節も反対の豪州で、自分たちの力をどれだけ出し切れるか、チャレンジする試合になるかと思います。

写真は2017年7月に小田原で行われた香港とのテストマッチ後、格上を相手にW杯からの成長を見せられるか注目。写真は高木哲也氏

4月からの3ヶ月は太陽生命WSSが行われるため、W杯前のようにしっかりとした準備期間は得られないかもしれません。それでも2017年W杯を終えて活動休止状態だった15人制代表に、ようやくテストマッチという明確なターゲットが出来ました。今後の代表活動に注目すると共に、代表候補選手がそれぞれのチームでパワーアップに励んで欲しいと期待しています!