東京は梅雨らしい日が続いていますね。昨日は夕方から秩父宮ラグビー場へ。カップ開幕戦に続き、クボタスピアーズの応援に行ってきました。
雨は降らなかったが風下だった前半、2トライを奪ってリード
試合開始直後は三菱重工がエリア中盤からDFラインの裏へのキックを上手く使い、クボタ陣22m内に入る機会が何度かありました。それでもクボタはラインアウトでしっかりボールをキープして蹴り返す。そこを起点に三菱重工がまたアタックしてはタッチライン際を狙ってキックして、というのが繰り返されました。そして前半11分にクボタが自陣からラインブレイクして一気にG前まで攻め込むとPR海士選手がインゴールに飛び込み先制のトライ。
その後は得点が生まれず膠着状態に。風下のクボタはラインアウトでノットストレートが2回ほどありましたが、それでも堅いDFは乱れず自陣でも余計な反則を犯さずにしっかり守っていましたし、FB桑江選手がエリアを大きく取り返すキックを見せていたり、チームとして対応。時間が進むに連れて、敵陣でのプレーが増えてきました。そして待望の2トライ目は、前半37分に中央スクラムから最後はCTB立川選手がトライを奪って12-0とリードして折り返しました。
後半はキックの蹴り合いが増えて、混戦になるも何とか勝利
迎えた後半は風上になり、更に追加点を重ねると思いましたが、まさかの無得点。三菱重工は自陣から無理にアタックせず、SOとFBの外国人選手がクボタ陣に大きく蹴り込むのを徹底。クボタはそこから蹴り返したり、カウンターを仕掛けるも敵陣深くでチャンスを作る前にミスが出てアタックを継続できず。そして三菱重工は数少ないチャンスから後半26分にトライを奪い5点差に。
その後も逆転を狙う三菱重工と、逃げ切りを図るクボタとの攻防は続き、後半残り10分を切って三菱重工が22m内に攻め込みます。そこでDFから相手の反則を誘って敵陣へ行くと残り5分をきって、クボタは22mラインでショートラックを繰り返してボールキープ。そのまま終わるかと思いきや、ラックからボールがこぼれそうになったところでオーバーザトップの反則を取られて、相手ラインアウトでラスト1プレー。そして最後は後ろに投げたボールの奪い合いでこぼれたボールをクボタが奪って蹴りだして終了。最後まで目の離せない試合となりました。
12-5という接戦は最近ではあまり見る機会のないものでしたが、風の強い状況の中でキック合戦、エリア取りに多くの時間を費やしたゲームでしたが、その中でも上手く対応したクボタが試合を優位に進めました。3連勝のクボタは同じプールに入ったトヨタ自動車が出場辞退しているので、来週のキャノンとの試合に勝つとプレーオフ進出が決定、頑張れクボタ!
ユニバに参加している男女7s代表は共に決勝進出、この後LIVEチェック
というわけで見出しの通り、ナポリで行われているユニバーシアード大会、男子も女子も日本時間の夕方に行われた準決勝、共にロシアを相手に快勝して決勝に進出しました。この後まさに決勝が行われます。頑張れ日本!!目指せアベック優勝、目指せ金メダル!!