関東スーパーリーグの応援で流経大柏に行ってきました

5年ぶりくらいの流通経済大学柏高校のラグビー場、茗溪のほかに桐蔭、国栃も集まり、Bチーム以下の試合も行い、夕方16時過ぎまで試合が続きました

10時のキックオフに間に合うように到着すると、ちょうど茗溪がタックル練習で気持ちを上げていました。今年のチームの試合を生で見るのは初めてですね。関東新人の早稲田実業との試合はYoutubeで見て、ブログに書きました⇒こちら

得点を奪いあい、関東2位相手に互角の戦いを見せた茗溪学園

この試合、関東新人大会で1回戦で負けた茗溪学園が準優勝した流経大柏相手にどんな戦いが出来るかが注目でした。もともと3年前の中学時代は関東では負け知らずの実力ある学年です。今日の茗溪学園は相手に走り勝つ意識をチームで切らさないように、プレーが切れるたびに「走るぞ」「走ろう」のコールが聞こえていました。

前半の得点経過は、6分に茗溪が先制して7-0、14分に流柏が同点に追いつき4分後に逆転のトライ、27分に茗溪が再逆転で14-12とするも終了間際に流柏が再び逆転して茗溪14-17流柏という展開でした。チャレンジした茗溪がまず素早くしつこいDFで反則を誘い、それを起点にテンポ良いアタックでG前に迫り、継続してトライを奪えば、流柏も相手の反則からチャンスを作ると、敵陣22mでFWがしつこくコンタクトしてDFを寄せると逆サイドからSOの脇に走り込んだ選手が僅かなギャップを抜けてトライを奪ったり、双方共に攻守に良いプレーを見せていました。

後半に連続トライを奪い試合を優位に進めるも最後に追いつかれた茗溪、ラストチャンスも取りきれずにまだまだ課題はあるものの、2ヶ月でしっかり成長を見せました

後半の得点経過は、1分と7分に茗溪が連続トライを奪い26-17と逆転すると、12分に流柏がトライして2点差、20分に茗溪が突き放すトライで31-24となり残り10分。逃げ切りを図るも開き直って思いっきりのあるアタックを見せた流柏が27分にトライとG成功。このあとのキックオフで茗溪がダイレクトにキャッチして一気に敵陣22mに入り、最後にG前に迫ってトライを期待しましたが、FWがコンタクトしたところで相手のプレッシャーを受けて反則。流柏はそこからクイックで攻めてお互い走り勝とうとチャレンジしましたが何とか守ってノーサイドになりました。

茗溪の後半の最初の2トライはラインアウトから1次ATでWTBが裏に抜け出したのと、相手がボールを落としたこぼれ球を裏に蹴って拾ってインゴールに飛び込みました。9点差ついた状況で、粘り強く守って相手にプレッシャーをかけたい状況でしたが、相手のATを止めるのに精一杯で、なかなかボールを奪うチャンスを作れませんでした。茗溪のDFは粘ったものの、コンタクトの場面で劣勢になるのがだんだん増えてきました。毎年の課題でもありますが、この接点でどれだけ戦えるかが、花園での年越し、そして元日越え出来るかどうかのキーファクターですね。

アタックについてはSHでキャプテンの大越が今日も良い捌きを見せて、キックでエリアを前に進めたり、ラック脇を抜ける場面もあるなど、チームを引っ張っていました。それに加えて12番藤井、今日は8番に入った井上が良いゲインを重ねて目立っていました。オプションは色々ありそうなので、正しいオプションを共有できるようになると、もっとアタックに迫力が出るような気がします。FWはスクラムは苦戦していましたが、フロントローの豊島、持田、亀山は攻守によく走っていたと思います。

DFではコンタクトの場面でより強く、よりしつこく。相手がミスをするまで我慢するのは強豪相手には難しいので、やはりどこかでボールを奪えるようなプレーが出来るようになって欲しいですね。2月に比べると、今日は少しでもそういう場面があったので、あとは普段の練習でどれだけ仲間内で拘れるかですかね。

Cチームの試合では高校生になったばかりの1年生たち(緑ジャージ)が相手校の大きな上級生を相手に奮闘して、トライも奪いました。まずはこれからどれだけ体作りを頑張って強くなれるかですね。

試合のあとに監督の高橋先生ともお話し出来ましたが、来週も再来週も練習試合が予定されているそうなので、怪我人も若干名はいますが試合を重ねてタフになって欲しいです。また機会を見つけて応援に行こうと思います。頑張れ茗溪!!

31日の全国高校選抜大会を見に行きました

31日の熊谷は各校共に予選2試合目、決勝トーナメントに進出するためにはどれも負けられない1戦、各校でそれぞれにチャレンジがありました。

どの試合も見応えがあった選抜大会、高校ラグビーはやはり面白い

朝9時半にキックオフの桐蔭学園と尾道の一戦は前半開始から桐蔭学園がトライラッシュ、開始15分で4トライを奪うなど58-7と大勝

熊谷駅からバスで向かい、降りたところからグランドが見えたのでそのまま第1試合を観戦。桐蔭学園が関東新人大会でも見せた力強いアタックを継続して自陣からアタック、尾道がビッグタックルを見せる場面もありましたが、DFの裏に抜けだすと素早いフォローから外に繋いでインゴールまで一気に走りきるなどトライを量産していました。チームとしてどこを狙ってアタックするか、しっかり共有できているからこそ、チャンスに数的優位を作っていると感じました。フォローがしっかり走り込んでトップに近いスピードで貰うので、スキルが高いですね。

東福岡がゴール前のラインアウトからモールを押し込んでトライ、城東はリザーブ2名のみで97失点も少ないチャンスで2トライを奪うなど決して諦めない良いチームでした

Cグランドに移動すると東福岡が徳島の城東を相手に猛攻を見せ100点近く奪いましたが、点差が離れても必死に食らいついた城東は少ないチャンスで2トライ。後半のトライは相手のミスからG前スクラム、1.5m押されるも止まった状態からNo8が持ち出してSH、SOが移動して数的優位をつくって1次攻撃でインゴールに飛び込んでいました。敵陣ではSHから裏へハイパントを蹴ってプレッシャーをかけるなど、東福岡にどうアタックするかチームで統一できていました。

天理と大分舞鶴の伝統校同士の一戦、フラットなラインから素早い展開でDFを振り回して前半だけで7トライを奪った天理が62点を奪って大勝、次は関東2位の流経大柏と決戦です

Bグランドでは前日に北越を相手に130-0と大勝した天理が大分舞鶴を相手に、前半から高速アタックを見せつけていました。天理のアタックはパスを投げる時に複数のランナーが走り込んでいて、DF側は本当に止めるのが難しい。この試合でも裏に抜け出して外のランナーに展開して走りきるトライが目立ちました。レフリーを担当したのが2月の成田でも話題にした後輩の荒井君でした。試合後に少し話を聞いたら、あのアタックはどういう練習をしたら出来るようになるのか関心していました。

地元浦和は学校の応援団、OBらのたくさんの声援を受けて秋田中央を相手に奮闘し、粘り強く戦い7点差まで追い上げるも惜敗。レフリーは女子の高橋真弓が担当。

開催県枠で出場した埼玉1位の浦和は秋田中央と対戦。共に予選の1試合目は大敗し、お互いがこの1戦に勝利を目指して戦っていました。前半はお互いチャンスを作るもミスからなかなか得点を奪えず、秋田中央がG前のラックからBKがDFのギャップに走り込んで抜け出し先制したのは前半24分。浦和も後半残り15分から2トライを奪い追い上げるも届かず。しかし攻守に迷わず前に出続けるようなプレーは見ていて応援したくなりました。ライバル多い埼玉県内でも再び勝ち抜いてほしいです。

BとCグランドを交互に見るように、たくさんの試合を見ましたが、どの試合も見所があって面白かったです。大勝したチームはなぜ簡単にトライを重ねられるのか、接戦の中でどうトライを奪うか、相手のミスをきっかけにあっさりトライを奪うなど実力を見せ付けるチームもあれば、1試合目から修正して攻守にひたむきにチャレンジするチームもありました。花園と違ってどのチームも予選リーグ3試合を戦う選抜大会は、大会中にも成長がはっきり見られるようで面白い。明日の予選第3試合も激戦になりそうですね。

今週は男女共に香港セブンズ大会、サクラセブンズは必勝の昇格大会

今週は毎年恒例の香港セブンズ大会、女子は来年度のワールドシリーズ大会のコアチームに昇格するべく、絶対に優勝しなければなりません。大会は4日木曜と5日金曜、予選の相手はメキシコ、スコットランド、ベルギーです。協会HPでも遠征メンバーが発表されています。男子も5日から3日間でワールドシリーズ大会第7戦が行われます、遠征メンバーはこちら。香港セブンズに関しては、また大会が始まる前にブログで改めて書きます。

世間では新元号「令和」が発表されてたくさん話題になったり、各地で大学の入学式も行われるなど、新たな動きが出てきていますね。新年度も引き続き縁JOYブログ、宜しくお願いします!

第1回タグラグビードリームマッチ2019、秩父宮で開催

24日の日曜に秩父宮ラグビー場でタグラグビーの大会が行われました。主催が株式会社ジュピターテレコム(J:COM)、KDDI株式会社と協力して運営されていました。KDDIのニュースリリースのリンクはこちら

開会式、小学生16チームにエキシビションマッチに様々なカテゴリーから招待された大会推薦4チームが参加、素晴らしい天気に恵まれました

動画を撮影し、AIによるコーチングを体験するブースのお手伝い

私が参加したのはタグラグビーではなく、メインスタンド下に設置されたAIコーチングのブースのお手伝いでした。知り合いから紹介を受けて、当日の数週間前にお会いして準備からお手伝いしてきました。当日、体験に来てくれた方がどういう感想を持ってくれるのか、非常に興味深々でした。

開会前の準備中、秩父宮ラグビー場の正面階段を上ったところにこのようにブースを設置しました

AIコーチングがどういうものか説明すると
1.タブレットの前に立って、カメラに自分を認識させる
2.パスされたボールをキャッチする動画を撮影
3.次に相手にパスをする動画を撮影
4.AIが骨格の動きを見て各50点で100点満点で判定
5.自分のフォームをスロー再生でチェック、AIからフィードバック

この流れで時間的にはスムーズに進めば1分弱で終わります。

まだ開発の初期段階であり、まずは初心者向けにということで開会式の直後に選手の保護者のお母さんたちからスタート。非常に面白がっていて、次に試合の合間の小学生たちがどんどん試しに来てくれました。簡単に100点は出ないのもあり、体験した選手の感想は非常に良かったです。ただまだ開発途中なのもあり、キャッチとパスの動画の認識に失敗が続いたり、細かい修正点も色々とありました。例えばパスを胸でキャッチしても50点満点になる時がありました。

開発に携わった方の話だと、小さい子供相手でテストをしたことがなく、もしかしたら骨格の動きを上手く認識できない可能性があるそうです。ただ指の開きなども認識するコメントも出たりして、正直驚きました。カメラの精度が上がればもっと素早い動きなどにも対応できると伺ったので、キックやスローイングなど起点が決まったスキルのチェックに有効かもしれません。ただAIコーチングからのコメントを選手が素直に受け止められるかどうか、というのはありますね。今後どう改善、応用されていくのかが楽しみです。

隣のブースでは、選手にウェアラブルセンサーをつけてリアルタイムでデータを見ながら観戦できる取り組みをしていました

細かい説明は最初のリンクを見て欲しいのですが、技術の発展と競技力の普及、強化がどう進化するか楽しみです。

なおあまりタグラグビーの試合自体は見れなかったのですが、パナソニックワイルドナイツや東海大学相手に思いっきりチャレンジし、延長戦で負けて悔しがる小学生を見て、大きな可能性を感じました。子供の素直さ、本気のチャレンジ、素晴らしい。

第2回東日本U18女子セブンズ大会は関東学院六浦が優勝

同日に府中で行われた大会、1位リーグで2勝したのは関東学院六浦、BRAVE LOUVE、國學院栃木を相手に共に後半ラストプレーで勝利を決めるさよならトライを決めたそうです。当日の様子はWebマガジンのRUGBY JAPAN 365で大友信彦さんが記事にしています

参加した選手、レフリーが集まっての記念写真、2日間お疲れ様でした

関東学院六浦の監督である梅原先生は私と同い年、六浦の選手は昨年夏に菅平合宿で戦ったり、グランドで会えばよく話す子もいたり、よく知っているので2日目にどのような戦いをするか注目していましたが、大活躍でしたね。個人的な印象はひたむきなラグビーですが、DFの接点ではしっかり体を当ててキャリアーにプレッシャーをかける、DFのギャップにショートで走り込んですれ違いで抜くようなプレーもあり、チームでしっかり練習を積み重ねているチームだなと思います。

セブンズは番狂わせが多いのが特徴でもあり、面白さでもあります。当日の試合は見ていませんが、きっと六浦のほうが練習してきたことをグランドで出せたことが結果に繋がったのだと思います。来月の下旬に福岡県で行われるサニックスユースでもきっと六浦らしいラグビーを見せて、国内外の強豪と良い戦いをしてくれるでしょう!

今週末からは高校男子の全国選抜大会も始まります。ユース世代の溌剌としたプレーを楽しませてもらいます!!

ルーパス/ルーヴカップ東日本U18女子セブンズ大会初日など

一昨日、昨日と暖かかった関東地方ですが、天気予報の通り今日は一気に冷え込んで寒い1日でした。東芝府中のラグビー場で行われた高校生の大会を見に行ってきました。

開会式、昨年に続き9チームが参加しましたが、福島県からの参加もあり、ユース世代の女子ラグビーの普及は進んで、プレー人口は増えているのを実感しました

初日の予選は優勝候補の3チームが順当に勝ちあがりました

今回は大会公式サイトが作られていて、登録予定の選手なども見れます。保護者など観戦する側にはありがたいですね。

予選は3チームが3プールに分かれての総当りになり、9試合が行われました。その中で2勝をあげたのが昨年優勝のBRAVE LOUVE、國學院栃木、関東学院六浦の3チームでした。この3チームが明日同じプールで戦い、優勝したチームがGWに行われるサニックスワールドユース大会の女子セブンズの部に関東協会からの推薦チームとして出場します。この3チームは1月に行われた横浜市女子セブンズ大会でも上位に進出、BRAVE LOUVEは決勝で福岡レディースと接戦の末、準優勝でした。

関東協会のHPにある結果からキャプチャして貼り付けてみました、1位の3チームは2試合でのトライ数が15前後と快勝しています

今年も高校女子のレベルアップを実感、今後の活躍が期待されますね

私は寒さに負けてしまい、8試合目の途中で帰りました。昨年に比べると得点差が離れた試合が増えたかもしれませんが、昨年優勝したメンバーがほぼ残っているBRAVE LOUVE、部活動として普段から練習を重ねている國學院栃木、関東学院六浦の強さが目立ち、ほかの6チームは合同チームというのもあって、差が開いたのかも知れません。試合を見ていても戦略というか私たちはこうアタックする、というのが見えてきます。この3チームが争う明日の決勝リーグは熱戦になりますね。

個人的に活躍が目立った選手を何人かあげると、BRAVE LOUVEの司令塔で昨年の花園にも出場した安尾琴乃、群馬プライムスでカバーDFで相手の独走を止めてピンチを防いだ岡部ひかり、國學院栃木の快速ウイングでトライを量産した中平あみ、関東学院六浦のキッカーで狙いすましたキックが目立った中島涼香、栃木ストロベリーズで激しいタックルと攻守に運動量を見せ2月の関東大会でもMVPに選ばれた秋田若菜、こうやって書くと目立つ選手が増えましたね。

春にはまたコベルコカップに向けた15人制の練習会も行われると思いますが、セレクションを盛り上げてくれると思います!!

サクラセブンズはフランス遠征で勝てず、サンウルブズも勝てず

その他、日本協会のHPで女子SDSのフランス遠征レポートがUPされました。といっても試合結果のみで、アイルランド、スペインに破れ、イングランドには同点引き分け。久しぶりに強豪国と戦う機会だったと思いますが、追いつけませんね。香港での昇格決定戦まで2週間を切りましたが、圧勝して優勝しかないですね。

サンウルブズは来シーズンをもって、スーパーラグビーから除外されることが昨日、発表されました。今日のシンガポールでのライオンズ戦、2勝目を期待していましたが、24-37でライオンズに敗れてしまいました。試合は見ておらず得点の経過しかわかりませんが、後半の途中で突き放されてしまいますね。それでもメンバーの負傷や追加など難しい中で今年は大差で負けたりせずに良い試合を続けているので、応援しています。

明日は秩父宮ラグビー場で行われるタグラグビーのドリームマッチに行って来ます。3月も結局ラグビーで忙しいですね、嬉しい事です。

3日の茗溪清真交流戦に参加してきました

ブログの更新が遅くなりすみません。天気予報では午後から雨の予報でしたが朝9時の時点で降り始めていました。雨は止むことなく、冷え込む中で第13回茗溪清真交流戦が茗溪学園グランドで行われました。

午前は高校生のメモリアルマッチが行われました

今回は秋に国体を控えた全茨城少年チームの強化試合も兼ねて、つくば秀英や日立一など他高の生徒も参加して行われました

高校生は9時から全茨城(AIR, All Ibaraki Rugby)の練習会から行われました。高校2年生以下のU17はスキル練習のあと、10時半から試合形式で、茗溪と清真の高校3年生を中心としたチームVS全茨城U17の試合などが行われました。あまりじっくりは見れなかったのですが、茗溪の高校3年生が楽しくプレーしていたのが印象的でした(大学受験のせいか気持ちに足が追いつかずに転ぶ選手もいたとか)。

練習会の最後は卒業していく3年生の選手たちに、昨年のAIR少年チームの和田監督からジャージがプレゼントされていたようです

昼過ぎからはOB試合、Over35とUnder35共に白熱した試合に

高校生が試合をしているインゴールではOver35の試合を控えたOBでウォームアップを行いました。茗溪OBチームはいつも通り、タッチラグビーで体を動かし、チームランは行わずにぶっつけ本番で挑みました。Over35の試合は茗溪、清真、日立一の3チームで20分1本の3つ巴で行われ、チーム最年少の私はSOで出場。一回り上の先輩方の足を引っ張らないように頑張り、精一杯走ってキックも蹴って1T4Gの活躍。結果2試合とも快勝(21-0、17-0)することが出来ました。

Over35の試合後の集合写真、多くのOBが参加して白熱した試合が行われました

その後、OBや中学生、卒業を控えた高校女子も参加して有志でタッチラグビー交流が行われました。写真が手元にないです、すみません。そしてメインのUnder35の茗溪清真OB戦が20分ハーフで行われました。茗溪は自分が指導したこともある一回り近く下の若いOBが結構集まっていたので、私はテントの下で観戦するつもりでした。それが試合前になって「BKの人数が足りないです」と聞いて急遽、脱いだジャージを再び着て急いでアップして出場、ポジションはWTBでした。

清真OBは若くてサイズのあるOBも何人かいて、試合は思っていたよりも競った試合になりました。茗溪は横河武蔵野アトラスターズ(トップイーストDiv.1)の福岡選手をキャプテンに、大学4年生や社会人1,2年目のOBがほとんど。ラックでかなりプレッシャーを受けてターンオーバーを許すも、ATではSOに入った堀越(慶應義塾OB)のキックを中心に前に出て、DFのギャップに走りこんだPR細谷(同志社4年)が抜け出して先制トライ。前半は7-0とリードして終えました。

試合終盤にグランドを出て休んでいたところを先輩に撮られていました

そして迎えた後半ですが、開始から清真OBの怒涛のプレッシャーを受けて自陣G前でプレーする時間が続きました。キックを蹴ってもさらに攻め込まれたり、ミスからボールを奪われるなど、WTBとして外から見ても厳しい状況でしたが、大事なところで若手FW陣が踏ん張ってボールを奪ったり、強烈なタックルを見せるなど相手にスコアを与えず。相手の反則から敵陣でラインアウトのチャンスを作るとそこから展開して追加のトライ。最後は相手選手が負傷してプレーできなくなり、人数合わせで私もグランドの外へ。Over35と合わせて合計78分プレーして、しんどかったですが、若い選手の足を引っ張ることなく何とかやりきりました。

試合後の記念撮影、大学生や社会人でプレーしている選手はサイズが大きくてびっくりしました。今後もOBとして集まって楽しくプレーして欲しいです。Enjoy Rugby。

OBの試合後は着替えて学校の食堂でファンクション(OB懇親会、新OBを迎える会)が行われました。ここでは開校当初から茗溪、清真で共に茨城の高校ラグビーをリードしてきた柴田先生、渡辺先生からのお話や監督の高橋先生、和田先生から卒業を控えた高校3年生の紹介、そして高校3年生から進路の報告も兼ねた自己紹介が行われました。

今年は清真が6名、茗溪が18名(3名欠席)の参加だったと思いますが、加えて茗溪と清真の女子選手4名(マネージャーではなく)も参加しました。私もここ数年は高校生の指導に関わっていたので、顔見知りの4名でした。こういった場で後輩たちの卒業を少し早くお祝いできて嬉しかったです。先輩方も話していましたが、こうしたラグビーを通じて出来た仲間や縁を大切にして、これからの大学生活(浪人生活)も頑張って欲しいと思います。

今年は2年ぶりの参加でしたが、終わってみれば大きな怪我もなく楽しんで終えることが出来ましたが、プレーするとやっぱりもっとトレーニングして、もう少しいいプレーしたいと思いました。少しずつ頑張っていきます。