久しぶりのクラブゲーム+太陽生命WSS鈴鹿大会はながとBAが優勝

週末の関東は雨に悩まされましたね。私はつくばに帰って土曜は試合前練習と大学ラグビー場で大学生の試合を観戦、日曜は桐生市でクラブチームの試合に参加しました。

ツクバリアンズ(白)のメンバーとして公式戦に出場したのは3、4年ぶりでした。15番を着て満足いくようなプレーは少なく、日ごろのトレーニングが足りないのを実感。

桐生での試合は5-50で完敗、人数少ない中で何とか戦い抜きました

もともとはリザーブでのスタートと思っていましたが、試合前1週間で参加できなくなる選手が何人か出てきてしまい、15番を着ての先発出場。リザーブも少ない中で無理して怪我をしないように心がけて、何とか交代せずにフル出場しましたがエンジョイしたとはいえないですね。相手の桐生ラガーズはエリア中盤ではSOからWTBの裏へキックを蹴り、敵陣深くでのラインアウトを狙っていましたが、それに対しての対応が遅れてしまい、カウンターも仕掛けられず、自陣でのプレー時間が多かったです。結果、前半で5トライを奪われて0-31でハーフタイム。

後半は交代で入ってきた後輩の50m独走トライで1本返したものの、相手のしつこいDFにミスを連発。後半は前半よりも競り合う時間帯が増えましたが結局5-50で負けました。15番としてはアタックで絡む時間も少なかったし、キックへのケアはある程度、出来たとはいえまだまだ。タックルも何回か外されてしまった。でもこうやって試合をすると、悔しいから、次はもっと出来るようになりたい、走れるようにトレーニングしなければ、って思います。

試合後はファンクションを実施、試合中は雨も降らなかったのですが、試合後から雨が降り始めて、帰りの道中ではかなり強く振っていました。白のセカンドジャージ着たのは初めて。

4月から仕事が変わり、休日はしっかり休める職場になったので、今年はもっとプレーする機会も増やしていきます。独走するようなスピードもないですし、サポーターは欠かせない足ですが、次はもっとエンジョイできるよう、まずは個人トレーニング(体重減)から。

鈴鹿大会は日体大との決勝戦に勝ったながとBAが2大会目の優勝

自分の試合もあり、大会の映像はLIVEで見れませんでしたが、Twitterで経過は追っていました。鈴鹿大会2日目も接戦続きでしたね。日本代表選手は不参加とはいえ、本当にレベルが上がったと感じています。大友さんがRUGBY JAPAN365で鈴鹿大会ドリーム7を選出しています。いつもありがとうございます。

鈴鹿大会決勝は今年シリーズ初の4強から決勝に勝ち上がった日体大と、もはや4強は常連のながとBA

試合映像は気になった何試合かを見た程度ですが、接点での攻防(素早いフォロー、ジャッカル)を制したチームが勝ちあがっていますね。ホーム開催で優勝候補の三重パールズは初日3戦全勝も、2日目は準決勝で日体大、3位決定戦でアルカス熊谷に敗れてまさかの4位。自分たちの展開に持っていけるかどうかで勝敗が変わるのが今年の太陽生命WSSですかね。

3位決定戦でパールズに勝利したアルカス熊谷、5:20過ぎの場面。DFのギャップを抜けて、最後はハンドオフで相手を弾き飛ばしてトライを奪った鈴木彩香選手のランは素晴らしかった。

また秋田では11位、代表組が合流した東京ではまさかの8位となった日体大。この鈴鹿大会では主力の4年生が教育実習で不在でしたが、予選でアルカス熊谷に勝利して2位通過。カップ準々決勝では東京山九フェニックスに勝利すると、その勢いで決勝に進出。まさに昨年王者の意地を見せ付けたような戦いぶりでした。鈴鹿の成績によっては入替戦進出の可能性もあるなか、東京を終えての3週間でこれだけ強くなるとは正直、予想外でしたが、ようやく自分たちのスタイルに相手を引きずりこむ底力がチームに出てきたのかもしれませんね。

カップ準々決勝、10:20過ぎの永井選手(日体大)の80m独走トライ、14:00過ぎの原わか花選手(フェニックス)のハンドオフからの60m独走トライは素晴らしかった

日本協会HPの鈴鹿大会公式結果を見ると、総合優勝争いはながとが2位アルカスに6点差をつけてリード。3位パールズとは8点差です。逆転総合優勝を狙うには、裾野大会2日目にカップ準々決勝でながとと直接対決して勝ちあがるようなことが必要かもしれません。逆にコアチーム残留争いを見ると11位横河アルテミは9位のPTS、10位の追手門に7点差とかなり厳しい状況。次の裾野大会で8強に入れるかどうか。

6月、関東は梅雨入りしましたが、次のシリーズ最終戦裾野大会に向けてどれだけ良い練習が出来るか。また7月にユニバに出場する予定の日本代表選手はこの大会に不参加になる見込み。最後まで目の離せない大会になりそうです。

コベルコ関東女子セレクション@國學院栃木

遅くなりましたが、先週末は國學院栃木高校のラグビー場で行われた関東高校女子代表のセレクションのお手伝いに行ってきました。怪我人含めると関東の各地から100人近くの選手が集まったかな。

國學院栃木高校のラグビー場、山を切り開いて整備したラグビー場は素晴らしかったです

初日は3種目の測定と4チームに分かれてのADを実施

私は集合から少し遅れて参加すると先生方が協力して50mのタイム測定をやっていました。その後20mシャトルランの測定、ゆっくりからカウントと共にだんだんテンポが上がるやつです。人工芝の上でしたが100回を超える選手もいました。目立ったのは赤やオレンジのジャージを来た関東学院六浦の選手ですかね。もちろん昨年も関東代表に選ばれた他の選手たちも頑張っていました。

その後はFWとBKに分かれてユニット練習、私は六浦の顧問の先生とBKを担当しキックチェイスからの攻防の練習。広いグランドだったので、反面ずつ使いしっかり練習できました。3,4年前に比べると、高校生でもしっかりキックを蹴れるSOの選手が増えてきた印象です。ただキックをしっかりキャッチできる選手は多くなかったですね。高校女子のレベルでも、良いキッカーを軸に試合を優位に進められると思いますが、そこから思いきったアタックを仕掛けられる選手が今後は出てくると、面白いですね。

FWはスクラムとラインアウトのセットプレーの練習と調整、その後は4チームでADをフルコンタクトで行いましたが、どのチームも集まったばかりで合わせたのは僅かの時間。それでも良いタックルを見せる選手、ジャッカルやラインブレイクでアピール選手も何人かいました。

当日参加の選手も加わり2日目は5チーム総当りのセレクションマッチに

今年もハードなセレクションマッチを終えて、佐野高校の石井先生の言葉に耳を傾ける選手たち。コベルコカップまで2ヶ月弱、どんなチームになるか楽しみです。

そして2日目、朝8時半にはブレイブルーヴの選手を中心に当日参加組みも交えて少しシャッフルして10時前から5チーム編成してのセレクションマッチ。10分1本の総当りの合計10試合のレフリーを担当、途中から疲れもありましたが、必死に頑張る選手に迷惑をかけないように私も頑張りました。試合自体はどの選手も頑張る中で、昨年も選ばれていた選手は目立っていました。特に太陽生命WSSのチャレンジチームでも活躍している佐野高校2年の秋田若菜はボールを持つと縦横無尽に走り、チャンスを作ったり、激しいタックルを見せていました。

あとは前回のブログでも写真で紹介した関東学院六浦の中島涼香はトライ後のコンバージョン含め安定したキックを見せて司令塔のようにチームを引っ張ったり、ブレイブルーヴの安尾琴乃はアタックで素早いパス回しにDFに仕掛けてステップで相手をずらして前に出る場面が何度もありました。他にも前回は不参加だった國學院栃木の選手の接点の強さ、積極的なアタックも良かったですね。選手を選ぶ先生方も大変です。

それでセレクションマッチの結果、選ばれた選手は来月の連休で強化合宿を行う予定です。その合宿には北海道チームに助っ人で参加する選手や、怪我人が出たときのバックアップの選手も参加し、また40人近くの選手が集まることになりそうです。すでにメールで選手と関係者には発表されていますが、ここでは公開しません。ただ昨年のチームと比べるとフロントローが皆変わったり、高木萌結が卒業して抜けた10番を誰が埋めるのか、今年のチームはもしかしたら去年とは違った戦いをするチームになるのかもしれませんね。

私もまたお手伝いできるときは行きたいと思います。やっぱりこの世代の成長がシニア、そして代表の成長に繋がりますから、もっと成長させるために、何をすればよいか考えるのが楽しみです!昨年果たせなかった優勝を目指して 頑張ろう、コベルコ関東!

週末を振り返る、サンウルブス、関東高校女子、サクラ15FW

25日は秩父宮でサンウルブスとレベルズの試合を中央前列の素晴らしい席で観戦しました

忙しくも楽しい週末を過ごしました。まずはサンウルブス、最近は調子の上がらないなかで、レベルズを相手に多くのファンが集まりましたが、7-52で大敗という残念な結果に終わりました。スコア以上に内容がいまいちというか、現場で見ていても見どころはNo8のマフィがボールを持ったときの破壊力くらいしかなかったんですよね。大事なセットピースはスクラム、ラインアウト共に不安定でレベルズにボールを奪われる場面が目立ち、チャンスを作る前に無理なオフロードを試みてはミスで終わる場面ばかりが目立ちました。

その一方でレベルズは本当に強かったです。初めてのプレーオフ進出を目指し、特にSHゲニア、SOクーパーを中心に仕掛けるアタックは驚異で3フェイズ以内にトライを奪う場面が多かったです。ただゲニアはマフィへのタックルを試みて、脳震盪気味になり途中退場、残りのシーズンの試合出場は微妙ですね。

サンウルブズは後方へのラインアウトをことごとく相手に奪われてチャンスを作れず、トライは後半にキックチャージしたボールを拾い上げての1トライのみでした

日曜の午前は柏の葉へ、関東高校女子セレクションマッチの見学に

4チームに分かれてのセレクションマッチは白熱、ボールを持つのは昨年も関東代表で活躍したブレイブルーヴの安尾琴乃選手。写真はせんしさんのTwitterから拝借

朝から暑い日差しの下で行われたセレクションマッチ、9月にはNZ代表オールブラックスが事前キャンプで使用する柏の葉運動公園の陸上競技場で行われました。前日から麗澤ラグビー場で練習していたメンバーに、ブレイブルーヴ中心に当日参加のメンバーも加えて4チームに分かれて試合を行いました。

昨年は選ばれなかった選手たちも奮闘、関東学院六浦の中島涼香選手はG前で仕掛けてトライを奪ったり、トライ後のキックでもアピール。写真はせんしさんのTwitterから拝借。

関東の高校生は小学生のころからスクールでプレーしていて経験豊富な選手が多く、例年BKには良い選手がいます。今回のセレクションでは数年前に比べるとしっかりキックの蹴れる選手、テンポ良く真っ直ぐなパス捌きを見せるSHが増えました。あとはセブンズの練習をしているからか、ジャッカルでボールを奪う場面が目立ちました。これはまだ15人制の動き、サポートに慣れていない影響もありますね。今週末は國學院栃木のグランドで2回目のセレクションが行われ、夏のコベルコカップに挑む関東女子代表候補選手が決まる予定です。

午後は麗澤ラグビー場に移動、サクラ15のFW練習を見学に

午後の麗澤ラグビー場ではラインアウトのスキル練習を1時間弱、ジャンパーとリフターのスキルアップ、素早く高く最高点に達することに拘っていました

柏の葉のセレクションを終えて車で柏市内を移動、16時から行われた女子日本代表サクラフィフティーンのFW選手の練習を見学しに来ました。2017年W杯の代表組や3月にお手伝いした関東女子代表の選手が多く集まっていました。午前は船橋のクボタスピアーズのグランドでスクラム練習を行っていたようです。麗澤での練習はラインアウトのみ1時間弱、レズリーHCがマネージメントしてスキル確認をしていました。

近くで見学することが出来ましたが、各自でiPadで撮影した映像を見ながらフィードバックを行ったり、集合してレズリーHCが選手に質問し、選手も考えながら練習を進めていました。セブンズシーズンの合間に15人制のセッションを行う選手は大変なのかもしれませんが、皆真剣に頑張っていました。さすがですね。BKのメンバーは今日明日の2日間ですが、チーム練習を進めると思われます。

とまあ簡単に駆け足で土日のイベントを振り返りました。もっと載せたいこと、載せられないこともありますが、なかなかブログにしっかりまとめる時間を作れず、申し訳ありません。こまめにでも間をなるべく空けずに、更新していきたいと思います。

おまけ。秩父宮では3月の関東女子代表でもお世話になったお2人と一緒に観戦、お誘いいただいた野澤リソースコーチに感謝、大田尾さんの着眼点、面白かったです!

遅くなりましたが太陽生命WSS東京大会は最高に面白かった

これは大会初日の第1試合直前です、2日間とも素晴らしい天気に恵まれました。

週末は秩父宮ラグビー場に通っていましたが、その前後でも色々と帰りが遅くなったりで、ブログの更新も滞っていました、すみません。今回は会場で2日間フルに試合を見ることが出来ました。

朝日新聞社のYoutubeチャンネルから、三重パールズは前回4位の秋田大会から怪我で主力2名が欠場するも、試合終盤に相手からトライを奪いきるなど接戦をものにしての優勝でした

ラグビージャーナリストの大友信彦さんも「RUGBY JAPAN365」のウェブサイトで大会のレポートを紹介しています。
大会2日目、激闘の全16試合のフォトギャラリー
本誌選出!大会ドリームセブン!
今回はチームでそれぞれ活躍が目立った選手1人1人が選ばれていますね。

北海道バーバリアンズディアナ、日体大女子ラグビー部などは、先日の香港や北九州での大会でプレーしたサクラセブンズの選手が出場していましたが、ドリームセブンには選ばれていません。それくらい代表以外の日本人選手のレベルも上がってきていますね。またメンバーに入っても、他のチームメイトとしっかり練習で合わしきれていない部分も、もしかしたらあるのかもしれません。

ドリームセブンの選出外で、個人的に素晴らしい活躍をしていた日本人選手を何人か上げると、まず準優勝したアルカスからは古田真菜がDFが続く苦しい場面で、倒された相手に素早くジャッカルに入り反則を誘うシーンを何度も見ました。守備で活躍できる選手がいるチームは強いですね。今回初めてカップ準決勝に進出して4位のRKUグレースからは内海春菜子がアタックで相手を抜いてチャンスを作ったり、トライ後のキックでも活躍していました。

前回の秋田では準優勝も東京では7位に終わってしまったYOKOHAMA TKMですがキャプテン平野の腰の強いランニングは素晴らしかったです。予選のパールズ戦ではトライゲッターで元NZ代表のジャンナ・ヴォーンを振り切る独走トライで観客を驚かせました。8位の日体大はサクラセブンズの堤ほの花、平野優芽が実力を発揮してトライを奪ったり、素晴らしいDFを見せていましたが、もう少しチームメートと合わせられたら更に上の順位にはいっていたかもしれませんね。

試合中の写真は撮れていないので、高校女子の初日のエキシビションマッチ後の記念撮影の様子を。秩父宮ラグビー場で2日間試合できる高校女子は幸せですね、目指せサクラフィフティーン。

9位以下のチャレンジトロフィーはPTSが優勝しましたが、高校生のときにチャレンジチームの一員として太陽生命WSSを数多く経験し、今年初出場の梶木真凜はアタックで何度もチャンスメイクをしていました。11位に終わった横河武蔵野は苦しい試合が多かったですが、どんな場面でもチームを鼓舞するキャプテンの南早紀のリーダーシップには関心しました。そして去年はペガサスで出場していた高木萌結は目の前のDFに隙があれば、ダミーパスから一気に裏へ抜け出すなど視野の広さを感じさせてくれました。

他にもチームでそれぞれ活躍した選手が多くいたと思います。その一方で東京大会は大きな怪我が目立ってしまいました。グランドのコンディションはわかりませんが、10位に終わった追手門学院はキャプテンの阪本選手、東京山九フェニックスは山田令選手がそれぞれ初日に交代して以降は欠場。大会のレベルが上がれば、そういった選手のコンディションが順位にも大きく影響しますね。

次回は6月8日と9日に三重県鈴鹿市で行われます。3週間前に準優勝したTKMが7位、RKUグレースは初日にアルカス、フェニックスに勝利した日体大を破って4強に進むなど上位8チームの力の差はほとんどありません。ゆえに過去最高のシリーズ大会になっていると感じます。それまでにまた東京大会を振り返れたら、ブログにものせようと思います。

リージョナル7s関東大会は四国大学が優勝

今日も良い天気でしたが、昨日より風が冷たくて過ごしやすかったですね。麗澤ラグビー場で行われた女子セブンズ大会を観戦してきました。

試合に見入ってしまい、写真を撮ることをすっかり忘れてしまいました。麗澤ラグビー場に集まった8チームの争いは見応えありました

トーナメント1回戦を勝ち上がって4強に進んだのは、名古屋レディース、アザレア・セブン、UNICORNS(日体大)、四国大学。注目していたUNICORNSとブレイブルーヴの試合は15-5でUNICORNSが走り勝ちました。他の3チームは試合を見ていても順当な試合内容でした。結果的に5位以下のトーナメントで2勝したのはブレイブルーヴ。新戦力の選手の頑張りが目立ちましたが、秋田大会のチャレンジチームでもプレーした児玉選手の独走も見れて良かったです。

実力を出し切った四国大学が初優勝、名古屋と共に入替戦出場確定

準決勝1試合目は、名古屋レディースが15-5でUNICORNSに勝利。入替戦出場権獲得に向けて名古屋がDFで奮闘、接点でプレッシャーをかけてゲームを支配していました。UNICORNSは1年生選手の積極的なプレーを見せていたので、今後の成長が楽しみですね、2試合目はアザレアセブンに対して、四国大学がしっかり対策を練った戦いを見せて、36-5と快勝。アザレアは試合を重ねる中で、怪我人が出てしまったり、運動量が落ちたかもしれませんが、四国大学は全員がしっかり動き回り、トライを重ねていました。

注目していたアザレア・セブン、3月頭にトライアウトを行いまだ活動して2ヶ月ですが、外国人選手4名に他チームでプレーしていた選手もいました。今日の試合ではチームディレクターの清宮さんも観戦に来ていました。外国人選手の正確なキックでKOチェイスからボールを再獲得したり、DFの接点で絡んで押し込む場面もありましたが、四国大学との試合ではキープレーヤー以外のところ、経験の浅い選手に勝負を仕掛けられて劣勢になりました。まだまだこれからのチームですが、初出場で3位は立派な成績です。

太陽生命WSSと比べて試合間が短く、3試合目は両チームとも疲労がある中で向かえた決勝戦、名古屋はそれまであまり出場機会の少なかった選手を中心に、四国大学は勝ちあがってきたそのままの先発メンバーでした。結果的にそれがスコアにも現れて、攻守に良いプレーを見せ32-0で快勝しました。

優勝した四国大学メンバー、大学1,2年生の若いチームですがしつこいタックル、素早いパス回しを見せ、昨年の入替戦からの成長を感じさせました。

四国大学はSHの吉田萌香、キャプテンの井上藍の活躍が目立っていました。共に石見智翠館高校のOG、昨年の入替戦でも千葉ペガサスと予選で一緒だったので、キープレーヤーとして注意していました。今日の3試合でもサインプレーからのチャンスメイク、前に出てしつこいタックルを見せるなど全体のレベルが上がっていますね。見る度に成長を感じさせるチームですね。

今回は八戸学院大学や神戸流科ファストジャイロなど遠方から参加したチームもいましたが、それぞれ活躍する選手がいて、数年前と比べると女子ラグビーの普及は着実に進んでいるのを実感しました。太陽生命WSS以外にもセブンズのリーグ戦や定期戦が行われると面白いでしょうね。

来週末はいよいよ太陽生命WSS東京大会が行われます!熱戦になるの間違いなしだと思うので、観戦するのが楽しみです!