千葉タッチに参加、明日はリージョナルセブンズ2日目

今日は1日暑かったですね。千葉の市川で行われたタッチラグビーの大会に参加してきました。

会場は市川市スポーツセンターの陸上競技場、中学生女子から家族連れの子供も参加しての微笑ましい大会でした

タッチラグビー日本代表はW杯でメダル獲得など世界で活躍

先日マレーシアで行われたタッチラグビーW杯、4年に1度行われる世界大会で日本代表は銅メダルを獲得する快挙を達成しました。 今日の千葉タッチにも多くの男女日本代表選手が参加していました。 ニュースのリンクはこちら。

タッチラグビーW杯、日本代表が初のアベック「銅メダル」

今回はウィメンズ、エンジョイの2つのクラスに分かれて、たくさんの選手が集まりました。お父さんに連れてこられた小学生、タッチラグビー部のある女子高の中高生から白髪交じりのシニアの方々まで、様々なカテゴリーの選手が集まって面白いですね。

私は地元のツクバリアンズのタッチチームに助っ人として参加。7,8年ぶりのタッチラグビーでした。普段はなかなか集まって練習も出来ず、初顔合わせの選手が半分近くいました。結果のほうは予選は4戦4敗、順位決定戦の最終戦に何とか勝利して終わりました。個人的には3トライを上げましたが、動きなどはぜんぜんダメですね・・・タッチラグビー独特の動き、戦術を楽しませてもらいました。

明日は麗澤ラグビー場でリージョナル7s2日目、面白い争いに

ラグビージャーナリストの大友信彦さんのFacebookから、今日の予選結果と明日のトーナメント表

今日11日から明日12日まで麗澤ラグビー場で行われているリージョナルセブンズ関東大会、太陽生命WSS入替戦への出場をかけた予選も兼ねた大会で北は八戸、西は神戸、四国からも参加しています。今回は出場辞退もあり8チームに参加になりました。

明日のトーナメント1回戦の組合せはこちら。
9:20KO 名古屋レディース VS 八戸学院大学
9:40KO 湘南ベルマーレ VS アザレア・セブン
10:00KO UNICORNS VS Brave Louve
10:20KO 四国大学 VS 神戸流科

予選の結果を見ると思っていたよりも接戦続きで、明日の優勝チームがどこになるのかわかりませんね。注目はチーム発足からまだ2ヶ月弱のアザレア・セブンでしょうか。静岡に出来たクラブチームですが、外国人選手もいますし、私の知っている選手も何人かいますね。3戦目も接戦になりそうです。

明日の千葉は今日より気温も下がるので、ラグビー日和になりそうです。朝から観戦するのが楽しみです!

筑波大学で行われた茗溪ラグビー祭を観戦

今日は都内近郊では夕方に急な雷雨やひょうに見舞われたみたいですね。つくばは朝から良い天気でラグビー日和でした。昼前から筑波大学のラグビー場で行われた茗溪ラグビー祭に行ってきました。

メインゲームは筑波大学VS清水建設ブルーシャークス、両チームの監督は筑波大学の同期だとか。

茗溪ラグビー祭に来たのは3年ぶり、学生曰く「この日は毎年暑いくらいいい天気になりますね」とのこと。11時前に到着して、医学ラグビー部の試合前のアップを見ていました。2月のブログでも書きましたが、医学ラグビー部には実家に帰った時など月に1、2回練習を見てはアドバイスしています。今日は体育会の1年生主体の新人チームと30分1本の試合でした。体育会は1年生に怪我人が多く、2年生などの若手も入って、FWのサイズはかなり大きめでした。

医学チームの試合後、今年は新入生の勧誘を頑張り、1年生が10名も入部してくれました。

医学チームは私の知る限り、毎年完封負けでしたが、今年はキープレーヤーの突破からチャンスを作るとゴール前に攻め込み、そこから展開してトライを奪うとベンチもスタンドの観客席も大きな拍手。体育会の個々の強さ、スピードを止めきれずに最終的には7-43で敗れたものの、良いチャレンジが出来たと思います。敵陣22mに入ってからのラインアウトでのミス、ハンドリングエラーも何回かあったので、少ないチャンスをものにするスキル、精度はこれからの課題ですね。

その次に行われたのは筑波OB+ツクバリアンズVS体育会、メンバー表を見ると若いOBが多くいましたが、前半は2本差で体育会がリードして折り返し。20分ハーフの後半は交代出場した亀山兄弟(NECグリーンロケッツ所属)の活躍もあり、追い上げましたが最後は体育会が踏ん張り7点差で勝利しました。

ツクバリアンズのジャージを着て戦ったOBチーム(手前)、後輩相手に奮闘して試合は接戦でした。

そして13:30から行われたメインゲーム、筑波大学と清水建設ブルーシャークスの試合、スタンドには多くの関係者、ファンが集まっていました。試合前にはツクバリアンズJr.の選手たちと入場し、記念撮影を行っていました。

筑波大学の今シーズンのキャプテンはSH杉山選手、1年生のころから試合に出場しています。今日のメンバーには1番小山、5番後藤の茗溪OBが出場していました。

試合のほうは序盤、筑波大学が攻め込んでトライを奪いリードしましたが、次第に清水建設が接点でしっかり前に出ると、裏のスペースへのキックや外のスペースへの素早いパスなどで得点を重ねて前半は筑波19-29清水建設で折り返し。後半は清水建設の外国人選手(メンバー表では練習生表記)の活躍が目立ちました。自陣からのキック、接点での絡み、パスにトップスピードで走り込んでのヒットなどエリア争いでも優位に進め、筑波大学は後半あまりチャンスは作れず。清水建設がトライを重ねて最終的には60-19で勝利しました。

試合終了後、筑波大学は接点での争いで受ける場面が多く、怪我人も何名か出ていました。清水建設BSは今期、トップチャレンジリーグに昇格して1年目。カップ戦での戦いに期待。

茗溪ラグビー祭、簡単にまとめながら振り返りましたが、本当にラグビー日和でそれぞれの試合で盛り上がる場面も多く、選手の保護者やツクバリアンズでお世話になった方々との再会もあり楽しい1日でした。今後のシーズンでも機会があれば、応援に行きたいと思います。

太陽生命WSS秋田大会はながとが初優勝、今年は激戦が続きました

遅くなりましたが、29日に行われた太陽生命WSS秋田大会2日目、共に初めての決勝に進出したYOKOHAMA TKMとながとブルーエンジェルスはながとが勝利し、シリーズ初優勝。協会HPの大会結果はこちら

大会屈指の激しいDFをみせたながと、タイシャの強烈なランも目立った

ながとが秋田大会で最も激しいDFをみせた準決勝VSアルカス戦、元日本代表の冨田選手の負傷欠場を感じさせない戦いを見せ、優勝にふさわしいチームでした。

ながとは2日目、RKUグレースに35-14と快勝すると、準決勝アルカス熊谷に29-7、決勝TKMに17-14で勝ちました。振り返ると初日では2試合で3トライを許しましたが、2日目のカップ戦は2トライに押さえるなどDFで修正してきました。決勝のTKM戦も最後にトライを奪われての3点差なので、終始相手にリードを許さずに勝ち上がりました。外国人の選手、スタッフが多いからか、勝ち上がるに連れてギアが上がるというか、スイッチが入ってるのが伝わってくるような戦いでした。

アタックでは6試合全て、合計14トライを奪い大会MVPを獲得したイケナシオ・タイシャが大活躍でした。初日に6トライ、2日目はおそらく相手も警戒していたはずですが、厳しい試合が続く中で更に8トライを奪いました。特に決勝戦の後半開始に奪った3トライ目は圧巻でした。大会ベストトライの1つですね。

8:30過ぎの場面、後半開始にタイシャが自陣22m中央でボールを貰うと裏に抜け出し、ハンドオフや迫るタックラーを弾き飛ばしてコーナーに飛び込む圧巻のトライを見せました。

チームで良いDFを見せたチームが勝ちあがったカップ戦、パールズはまさかの失速で4位

2日目のカップ準々決勝、4強に勝ち上がったチームはどれも相手を2トライ以下に抑えていました。これは相手にアタックを継続させないプレー、余計な反則をしなかったり、低いタックルで倒して2人目がジャッカルに入って絡んだり、チームとしてしっかりDFのプランがあって、それを全員が連携して出来ているんだなと感じました。数年前は攻撃力でねじ伏せるチームが勝ちあがっていた印象がありますが、今年は違う印象ですね。それくらい全体のレベルも上がっています。

初日を終えて優勝候補の1番手と思っていた三重パールズは準々決勝で追手門学院に17-10と逆転勝利も、準決勝でTKMに17-22と惜敗すると、3位決定戦ではアルカス熊谷相手に0-19とまさかの完封負けでした。初戦の追手門学院はDFでそれまでスイーパーを置いていましたが、パールズ相手にノースイーパーでDFラインの人数を増やして挑み、前半は2トライを先行してリードして折り返し。後半、シンビンが出てしまい逆転されてしまいましたが、惜しい試合でした。

その後のTKMとの準決勝では、先制トライを奪うもDFでの反則が目立って、平野が2トライを奪い逆転を許すと、後半も焦りからかTKMの連携したDFを打ち破れずにボールを失うと、新原に2トライを追加されて万事休す。3位決定戦でも大事なところでKOをキャッチできずに奪われるなど、良いアタックの機会を作れずに負けてしまいました。対戦相手がパールズのことをしっかり分析し、それぞれ対策をしっかり練ってきて、はまったのかなという印象です。今回は4位でしたが、予選ではながとに勝利するなど、次の大会でも優勝候補には変わりありません。

ラグビージャーナリストの大友信彦さんがRUGBYJAPAN365で、大会のドリームセブンを選んだので、リンク貼りますね⇒本誌選出!ドリームセブン・太陽生命WSS2019秋田大会
優勝したながとから大会MVP、得点王のタイシャ、準優勝のTKMから2名、そしてアルカス、フェニックス、GRACE、ディアナから1名ずつ。

他にも多くの選手が活躍していて、大会の全体的なレベルも更に上がってきた印象を受けました。先日、北九州のワールドシリーズを戦ったサクラセブンズのメンバーは不参加でしたが、国内の大会でも出場できるような機会を作れないものかと改めて感じました。次の東京大会まで3週間弱、チームによってはリハビリから復帰する選手も出てきたり、今回の順位から大きな変動があるかもしれません。

東京大会は秩父宮ラグビー場で18日、19日に行われます。各チームの更なる活躍に期待しています!

太陽生命WSS秋田大会、予選から波乱と激戦が続きました

今日は家で朝からネット観戦、予選18試合を全て見ることが出来ました。各予選プール毎に振り返ってみます。
協会HPにUPされた1日目の結果はこちら

協会HPのリンク先にあった予選毎の勝敗と得失点表も載せてみました

プールA:昨年王者の日体大が3戦全敗、得失点差でアルカスが1位通過

昨日のブログでは、予選1試合目はフェニックスと日体大の勝利を予想していましたが、結果はアルカスとフェニックスが15-15の引き分け、日体大は横河武蔵野に7-17で負け。その後の試合では得失点差争いもあり、各チーム毎に力のぶつかり合いが見れました。その中で経験値の高かったアルカスがフェニックスを得失点差で上回り1位通過、日体大はプレッシャーを受けた中で攻守に小さなミスが目立ち3敗。横河武蔵野はその後の2試合で日体大戦のパフォーマンスを上回れずに、DFが乱れて40失点。結果的に全体9位でカップ戦進出を惜しくも逃しました。

このプールで活躍が目立ったのはアルカスの阿部、フェニックスの原の2人。共にサイズは小さいですが、キレキレのステップ、相手を振り切るスピードでチームの勢いを作るトライを生み出していました。阿部は大事な2試合目の横河戦でハットトリック、原は勝負どころでトライを奪うなど予選3試合で6Tの大活躍でした。アルカスは本間も良かったですね、外でボールを貰うと良い判断で仕掛けていました。明日もこの2チームが勝ちあがってほしいですね。

日体大は新人2人が加わりましたが昨年の4年生が抜けた穴はやはり大きかったですね。去年のチームほど攻守に連携が取れず、日体大らしいチーム全体が連動するような動きがあまり見られなかったです。しかし試合を重ねる毎に良くなって、アルカス戦は前半ノータイムでG前からアタックを継続して追撃のトライを奪うなど、途中まで互角の戦いを見せ予選で1番成長したチームかも知れません。そして横河は1試合目にベストゲームをしたあと、強豪2チームを相手に自分たちの流れを作れずに敗れてしまいました。怪我人が出たのも気になりますが、明日はチャレンジトロフィーの決勝で再び戦ってほしいですね。

プールB:パールズが充実した戦いを見せ3勝、PTSはカップ戦進出

昨日のブログでは、予選1試合目はながととパールズがPTS相手に接戦をものにして勝利を予想していましたが、結果はながとがディアナに26-19、パールズは41-0と圧勝しました。その後の試合でも死のプールの予想通り白熱した試合が続き、3試合目は2試合共に後半途中まで勝敗がわからない展開でした。それでも三重パールズはリードを許すことなく3勝、外国人選手もオンザピッチは3人まで可能ですが、2人で日本人中心にゲームを進める時間が多かったですね。高い得点力が目立ちますが、実はDFが堅い。しっかりタックルして簡単に抜かせない、BDでのファイト、ジャッカルなど高い判断力が目立ち、明日も優勝候補で間違いないです。

ながとは3試合目のパールズ戦、それまでの2試合と比べてスイッチを入れたかのような激しいファイトを見せました。こちらはNZ勢がゲームを引っ張っていますね。タイシャが3試合全てでトライを奪う活躍、フェニックスで2年プレーした後、ながとに移籍して2年目ですが太陽生命WSS注目のトライゲッターになりました(日本に来た当時から知っているので嬉しいです)。そしてPTS、初戦は堅さもありパールズから洗礼を受けたような感じでしたが、3試合目のディアナ戦は攻守にタフに粘り強く戦うスタイルを見せて、後半に突き放して初の1勝を獲得、得失点差で横河を7点上回り全体8位でカップ戦進出を決めました。

これは2年前の太陽生命WSS裾野御殿場大会、2日目のフェニックスとペガサスの試合後に両チームで。前列真ん中でペガサスの選手に挟まれて笑っているのがタイシャです。

パールズは今大会ですでにチームとしての完成度が高いと感じましたが、ディアナも他の2チームもまだまだ荒削りというか、これからもっと自分たちのスタイルを築き上げて強くなりそうな感じです。PTSはキャプテンの石井、ユースアカデミー出身の梶木が今大会は登録外。明日の試合ではそれぞれ爆発的な成長を見せる可能性もあり、楽しみですね。

プールC:TKMが安定の3戦全勝、GRACEはエースが活躍し2位に

昨日のブログでは、予選1試合目はTKMとGRACEの勝利を予想していましたが、結果は予想そのままにTKMが5トライ奪ってチャレンジに29-14と快勝、GRACEは追手門に19-10と1トライ差で上回り勝利しました。他のプールと比べるとTKM以外は日本人のみの3チームが集まり、どのチームも全員がひたむきに動いてボールを繋ぐようなアタックを見せていました。そんな中でTKMはチームとしての完成度が高く、3試合とも危なげなく勝利していました。失点も初戦のチャレンジ戦の2トライのみでGRACE、追手門相手に完封勝利するなど充実しています。新加入の日体大の卒業生、新原もチームの動きに適応してキックにランに活躍していました。

追手門、GRACEは共に良いラグビーを見せていました。アタックでは追手門の高木、GRACEの内海、鹿尾のキープレーヤーの活躍が目立ちましたね。TKM戦では相手に研究されていたというか、強みを出させて貰えなかったような感じです。チャレンジ、3試合とも厳しい展開でしたが倒される前に繋ぐ意識は試合を重ねる毎にはっきり出ていました。高校生の秋田若菜、3月のルーパスカップで見た運動量豊富なプレーは太陽生命WSSでも目立っていました。

チャレンジチームでキャプテンの秋田若菜は佐野高校の2年生、攻守にひたむきなプレーは今後、更に注目を集めそうです。栃木の先輩、松田凜日に近づけるか期待。

明日はカップ戦に進出したTKM、GRACE、追手門が外国人選手もいる強豪チーム相手にどれだけ自分たちの強みを出せるかが、トーナメントで勝ちあがる鍵になりそうですね。DFで粘れるかが勝利の鍵ですね。

明日のカップ戦、パールズ、アルカス、フェニックス、TKMを軸に展開しそう

最後に明日のカップ戦、チャレンジトロフィー戦の組合せと開始時間です。
カップ戦
1試合目(9:10KO) 三重パールズ VS 追手門学院VENUS
2試合目(9:32KO) YOKOHAMA TKM VS 東京山九フェニックス
3試合目(9:54KO) ながとブルーエンジェルス VS RKU龍ヶ崎GRACE
4試合目(10:16KO) 自衛隊体育学校PTS VS アルカスクイーン熊谷
これは2試合目が注目です、そして4試合目は埼玉対決ですね。

チャレンジトロフィー戦
準決勝1(10:38KO) 横河武蔵野Artemi-Stars VS チャレンジチーム
準決勝2(11:00KO) 北海道バーバリアンズディアナ VS 日体大女子
2試合目、どちらが自分たちの強みを出して勝利を掴めるか注目ですね。

明日もYoutubeで観戦する予定です。優勝候補は三重パールズですが、準決勝、決勝と激しい試合になりそうです。サクラセブンズに繋がるような日本人選手の活躍に期待しています!

太陽生命WSS2019、いよいよ開幕!過去最高の熱戦の予感!

秩父宮ラグビー場での強化試合VSウエスタン・フォースは観戦無料で実施、正直もっと観客が集まるかと思いましたが両チームとも5トライを奪い合い51-38でウルフパックが勝利

最近はブログの更新が遅くて申し訳ありません。 あっという間に10連休のGWを向かえました! 今日は秩父宮ラグビー場で行われた日本代表候補の強化試合を見に行きましたが、その話題は別の機会にでも。

秋田から始まる太陽生命WSS、各チームの登録メンバーをチェック

今年も12チームで争う太陽生命WSSも6年目を向かいました。毎年、レベルアップを実感していますが、今年も高校生や大学生の卒業などによる移籍や外国人スタッフや選手の加入など、変化があります。私が監督をしていた千葉ペガサスは昨年11月の入替戦で3位に終わり、今年はネット観戦になりますが明日の予選、どうなるか予想が難しいくらい、過去一番の優勝争いになりそうです。

昨年のシリーズで総合優勝した日体大女子、今年はどのチームが総合優勝を果たすか注目!

日本協会HPの試合情報には各チームの登録メンバー12名が背番号順で掲載されているので、リンクを貼り付けながら予想をしてみました。試合順でまずは予選プールCから。昨年総合3位の追手門学院、4位のTKM、9位のチャレンジ、10位のRKUグレースの組合せです。

TKMが1位通過の予想、RKUグレースがかき回してくれるのを期待

大会第1試合(10:00KO) YOKOHAMA TKM VS チャレンジチーム
TKMには昨年、千葉ペガサスでキャプテンを務めた松永美穂が移籍、日体大で活躍した新原響が加入し、外国人選手も増えたようです。一方でチャレンジチームは入替戦に出場した名古屋レディースや四国大学の選手を中心に構成されていて、昨年はキャプテンとして引っ張っていた高校生の松田凜日が代表チームの活動のためか今回は不在。この試合はTKMが5トライ以上奪って快勝すると予想。

昨年の入替戦からボールを持ってDFを突破する松永美穂、今年はTKMの選手としてFWでプレーすると予想。写真は高木哲也氏。

第2試合(10:22KO) 追手門学院VENUS VS RKU龍ヶ崎グレース
昨年のシリーズ第1戦東京大会では勝ち上がり準優勝した追手門学院、その後のシリーズでは決勝までは進めず。第4戦鈴鹿大会では5位決定戦準決勝でRKUグレースに12-17と負けて7位に終わりました。RKUグレースは春の2大会は降格争いをしていましたが、秋の2大会はボールを動かして走り回るスタイルを貫いて2大会とも8強に進出。この試合も接戦になりそうですが、昨年秋から15人制でも昇り調子のRKUグレースが昨年の鈴鹿のように1トライ差で勝つと予想。

予選プールBは死のプール、三重パールズが頭1つリードか

予選プールBは、昨年総合2位の三重パールズ、5位のながとBA、8位の北海道BB、入替戦1位の自衛隊体育学校です。このプール、どのチームも外国人選手を中心にフィジカルに強みを持つチームが揃っています。その中でフルタイムの環境で昨年から鍛えてきた自衛隊体育学校がどう挑むか。やはり三重パールズの総合的な強さは抜けている気がします。

第3試合(10:44KO) ながとBA VS 北海道バーバリアンズディアナ
昨年はシリーズ初参戦ながら総合5位になったながとBA、今年も外国人選手を中心に元日本代表の冨田真紀子、アルカス熊谷から移籍した薮内あゆみが活躍しそうです。ディアナは毎回、インパクトある外国人選手の活躍が目立ちますが、今年はアルカス熊谷から佐藤優、追手門学院大を卒業し昨年はNZ留学をしていた磯貝美加紗が加入し、BKの攻撃力に期待が持てます。この試合、激しいファイトになりそうですが最後はながとBAが突き放して2トライ差で勝つと予想。

第4試合(11:06KO) 三重PEARLS VS 自衛隊体育学校(PTS)
昨年は総合優勝を狙うもホーム鈴鹿大会で決勝進出を逃した三重パールズ、今年は昨年の日体大キャプテンの山本実、庵奥里愛が加入し、更に強化を進めました。一方でPTSは入替戦で優勝、その後もセブンズにフォーカスしてトレーニングを重ねてきていて、今大会のダークホースといっても良いという印象です。この試合もフィジカルな展開になりそうですが、DFに定評のある三重パールズが優位かと思いますが、PTSも簡単には勝たせないくらいの力はあると思います。三重パールズが2トライ差、26-12くらいで勝つと予想。

昨年の日体大キャプテンは三重パールズに移籍、今年も精度の高いキックでチームを勝利に導くと期待しています。写真は昨年の鈴鹿大会から。

予選プールAはシリーズ大会優勝経験のある3チームが揃う激戦に

最後に出てくるのが予選プールA、昨年総合優勝の日体大、6位のアルカス熊谷、7位の東京山九フェニックス、入替戦2位の横河武蔵野です。これまでの太陽生命WSS5年の歴史の中で総合優勝3回のアルカス熊谷、2回の日体大、初年度からシリーズ敵なしだったアルカス熊谷の次に、大会優勝を果たした東京フェニックスが揃いました。入替戦で千葉ペガサスを破った横河武蔵野がこの強豪に挑みます。

第5試合(11:28KO) アルカスクイーン熊谷 VS 東京山九フェニックス
太陽生命WSSが始まった2014年から大会を引っ張り、盛り上げてきた両チームが初戦からぶつかります。アルカスは今年もセブンズ代表組は不在ですが、昨年から活躍してきた選手に加えて外国人選手が加入しています。フェニックスは千葉ペガサスの選手に加え、ながとBAから上運天あかり(旧姓加藤)が加入。そしてチームスポンサーに山九株式会社が加わり、チーム名が変わりました。このシリーズで戦うのは昨年の東京大会以来(アルカスが22-7で勝利)ですかね(私調べ)。
千葉ペガサスで主力選手だった倉持美知も今回はフェニックスで登録メンバー入り、インパクトプレーヤーとしての器用になるか、活躍に期待。写真は高木哲也氏。

アルカス熊谷は2月に沖縄で長期の合宿を行うなど、これまでで一番このシリーズに向けて準備してきたといっても良いかもしれません。フェニックスもペガサスから多くの選手が移籍し、2月の関東大会終了後からチーム内で紅白戦を重ねるなど、良い準備をしてきた印象。どっちのチームが序盤で流れを掴むかで勝敗が決まりそうです。ここはトライの奪いあいでフェニックスが24-19で勝利を予想。

千葉ペガサスからは笠原きららもフェニックスで登録メンバー入り、キックでチャンスを作るスキルもあり、トライに絡むようなプレーに期待。写真は高木哲也氏。
第6試合(11:50KO) 日体大ラグビー部女子 VS 横河武蔵Artemi-Stars
最後に出てきたのが日体大女子、昨年活躍した主力の4年生が卒業したものの、ユースアカデミー出身の阿部純佳、セブンズ代表経験のある永田花菜ら新人が加わり今年もバランスよいチームです。横河アルテミには入替戦2位のあと、日体大を卒業した櫻井綾乃、名倉ひなの、千葉ペガサスから青山学院大に進学した高木萌結らが加入し、登録メンバーに早速入りました。お互い昨年とは少し違うチームのような印象、日体大が意地を見せて3トライ差、31-12で勝利と予想。
昨年は千葉ペガサス、一昨年はラガール7やチャレンジチームで活躍した高木萌結、今年は横河武蔵野で登録メンバー選出、トライに繋がるラインブレイクと判断に期待。写真は高木哲也氏。

長くなりましたが、この大会で活躍した選手が後にサクラセブンズ入りすることもありました。太陽生命WSSから、秋田から、世界へ、そしてオリンピックへ!2日間、大怪我なく選手が精一杯のパフォーマンスを見せて、盛り上げてほしいと思います!

最後に秋田大会はYoutubeで視聴できます⇒協会HP