Black Fernsの今年のスコッドが発表

今朝Facebookを見ていたら、NZ女子代表Black Fernsの今年の候補選手31名が発表されたのを見ましたリンクはこちら。改めて記事を読むと、最初に伝えたいことがまとめられていてわかりやすいですよね。せっかくなのでコピペと日本語訳。

  • Double-headers in Dunedin, Melbourne and Wellington
    ⇒ダニーデンとメルボルン、ウェリントンでダブルヘッダー(ABと)
  • Eight Test matches including seven on home soil
    ⇒テストマッチは8試合を予定、内7試合はホームのNZ開催
  • Five new players in 31-strong contracted squad
    ⇒31人と契約し、5人の初代表選手を選出
  • Build up for Rugby World Cup 2021 begins
    ⇒2021年のNZ開催のW杯に向けて強化の始まり

代表候補には、ながとBA所属のHazel Tubic選手も選出

リンク先の要点を見て気になれば先をチェックする、ということでこれは日本協会HPにも是非見易さを参考にして欲しいですね。読んでいて日本にゆかりのあるTubic選手が、2017年のアイルランドW杯以来の代表選出だとか。なんか嬉しいですね。他ではフェニックスでプレーして私もお世話したKiritapu選手の姉、Ruahei Demant選手、Selica Winiata選手ら常連のメンバーも選ばれています。

Selica Winiataは昨年からレフリーにもチャレンジしていて、こんなPR動画があったので紹介

NZ協会もW杯に向けて女子代表の更なる興味やファンの獲得を意識しているのが伝わってきます。各地域協会とNZ協会との関係性が日本とは違うので、全てこう真似るようなことは無理だと思いますが、最近は日本協会もSNSでの発信をこまめに出して、発信する機会を増やしているとは思うので、今後も期待します。

サクラ15もサクラ7も合宿中、レポートが充実してきました

写真は日本協会のTwitterから、FWがスクラムの姿勢で背中に選手乗せて歩いてるようです

まず15人制、サクラフィフティーンは今日12日に強化合宿を終了。HPのレポートはこちら。読んでいると練習内容はハードにコンタクトを多めにやっているのかなと感じました。アジア予選が延期になったとはいえ、5月の開催も不安なのが正直なところ。アタックパターンというよりはコンタクト、フィジカルの基本的な部分にしっかり取り組めるのは良かったかもしれません。アジア予選の先、W杯に向けての強化も進んでいそうですね。

そして7人制、11日にはYOKOHAMA TKMを熊谷に招いて練習試合を行っていました。協会HPのレポートはこちら。月末の南アフリカの昇格大会に向けて、外国人選手への対応が目的だったとか。写真を見ても、わかりやすくて良いですね。昨年は悔しい負けで昇格を逃しましたが、今年こそは優勝するべく、熊谷で良い準備が出来ていると思います。

男子のトップリーグや全国選抜大会などが軒並み中止になっている中、今月末の女子セブンズの昇格大会は注目を集めると思いますね。こういう時期だからこそ、ファンが元気になるような爽快なプレーを見せて、優勝してもらうよう応援しましょう!

横河武蔵野GFと女子全国選手権

先週末はお世話になっている先輩のお誘いで、三鷹で行われた横河武蔵野ガールズフェスティバルのお手伝いに行って来ました。

小学生の女子のプレーを見るのは久しぶり、この子達がずっとラグビーを続けられるような良い環境を作っていきたいですね

ガールズフェスティバルは女子だけで試合する貴重な機会

ガールズラグビーフェスティバルは4月末に海老名、11月下旬に熊谷、また時期は覚えていませんが千葉で行われているのは知っていました。今回は都内で横河武蔵野アルテミスターズのスタッフ中心に企画、運営し、東京学芸大学のラグビー部の学生もお手伝い。選手は東京と神奈川のスクールの女子たち100名以上が参加。中学生の試合では思った以上にパスが上手で、ボールが外にきれいに展開されて攻める場面が多く、驚きました。高校生も関東学院六浦と桐蔭・流経大柏・アルテミスターズの合同チームの試合が行われました。

女子ラグビーに携わってから5年以上になりますが、よくよく考えてみるといつも観ているのは高校生以上で、小学生以下のミニラグビーを女子だけで試合しているのを見たのは初めてでした。フェスティバルの前にはアルテミスターズの試合前日練習が行われ、お姉さんたちのプレーを見る貴重な機会になったのかもしれません。たまたま娘を連れてきた友人とも話をしましたが、小学生も女子だけで試合をする機会はなかなかないそうです。そう考えると高校生以上の大会は増えてきた一方で、将来に向けてジュニア世代のこういった試合の機会もなるべく作っていきたいですね。

グラウンド時間に限りがあるため、閉会式は端のほうで急ぐように行われましたが、参加した選手は満足そうでした

三重で行われた全国選手権は関東の2チームが決勝に進出

日曜は三重県鈴鹿市で全国選手権が行われ、関東大会と関西大会の上位2チームが来月9日に熊谷で行われる決勝進出をかけて戦いました。試合結果は日本協会のHPにUPされています。試合映像は見つけただけでまだチェックできていませんが、関西合同とアルテミスターズの試合は近いうちにチェックします。

1試合目はグレースが89-0で大勝しました
2試合目は競った試合になりましたが、アルテミスターズが 36-34で勝利

今回、会場まで旅行も兼ねて観戦に行こうかと考えたりもしましたが、会場までの交通手段がなさそうなのもあり断念。トップリーグ開催では、臨時バスも出るみたいですが、仕方ないですね。日曜はバレーボールのVリーグのファイナルラウンドを都内で観たのですが、同じ女子競技の日本一を目指す戦いでもその舞台の演出、観客などは大きな違いがありました。女子ラグビーが5年後、10年後、どうありたいか、もっとビジョンを掲げて、全体で取り組むべき。試合も面白く、楽しませてもらいました。

サクラ7sは今週末にオーストラリア大会、サクラ15はW杯アジア予選の日程が発表

日本協会のHPではサクラセブンズのオーストラリア大会に向けた遠征スケジュールとメンバーが発表されています。先週の合宿に参加したメンバーがそのまま参加していますね。先週のNZハミルトン大会では招待参加の中国が最終戦でスペインに31-0と快勝して9位。日本は招待参加3シリーズ目と優遇されているだけに、何とかベスト8に進出して欲しい。そこの壁の高さをもう何年も感じているだけに、どんな戦いを見せられるか注目です。

そして15人制日本代表、サクラフィフティーンは3月に香港でW杯アジア予選が行われますカザフスタン、香港と3チームでの争い、日程は中3日ですが、先にカザフスタンと香港の試合が見れるのはプラスに捉えることが出来そうです。カザフスタンはセブンズでは戦っていますが、15人制ではかれこれ5年以上戦っていないと思いますし、今の日本の選手層なら日程関係なくしっかり勝てるでしょう。

サクラセブンズは五輪でのメダル獲得を目指していますが、まず達成すべき目標はワールドシリーズ大会でのベスト8進出。 サクラフィフティーンも2年後のW杯でのベスト8進出が目標ですし、共に応援していきたいと思います。

年末の全国ジュニア大会を振り返る

週末は全国各地でトップリーグ、トップチャレンジリーグが行われて盛り上がりました。18日の秩父宮のサントリーとNTTコムの試合は地上波の日テレで中継されました。視聴率はわかりませんが、W杯の良い影響だなと感じています。

https://www.youtube.com/watch?v=Z7T61lP1LdE
試合はサントリーが22-10でNTTコムに勝利、2:00過ぎのサントリーのトライは豪州代表サム・ケレビの強さが目立った力強い渡来でした

全国ジュニアは全国各地の若いタレントが良い戦いを見せてくれました

先日、日本協会のHPで大会優秀選手と野澤武史さんからの総評が発表されました。今回、セレクターとして関らせてもらい、第1ブロックのほとんどの試合を観戦することが出来ました。その中で福岡県選抜は初戦の京都中学選抜に大苦戦しましたが、残り1分で自陣G前でアタックの機会を得ると、そこから攻め続けて24分に逆転のトライを奪い勝利。そこから茨城中学、大阪スクール選抜と試合をする毎に成長を見せて堂々とした戦いでした。野澤さんからの総評の1つに「フィジカルバトルに勝ったチームが勝利を手にした」とありますが、まさに福岡県選抜はアタックの接点でDFをずらしたり、キャリアーをバインドして押し込んだり、接点の攻防が上手だった印象です。

https://www.youtube.com/watch?v=bt4Z1uttD54
第1ブロック決勝戦、福岡県選抜と大阪スクール選抜の試合のダイジェスト放送。トライに繋がるシーンが中心ですが、福岡は接点で上手く前に出続けた場面が多かったですね。

準優勝した大阪スクール選抜、準決勝の大阪中学選抜との大阪対決では前半開始早々から怒涛の攻撃を見せて開始3分で先制トライ、その後も前半で3トライを奪います。後半は疲れが見えてきて大阪中学選抜が12分、16分と2トライを奪い返し、最後も逆転を目指して攻め続けるもラックでスクール選抜が一気にプレッシャーをかけて反則を獲得。19-14で逃げ切りました。この試合は個人的なベストゲームの1つ、そして大阪スクール選抜のピークはこの準決勝だったかもしれません。それはまるでW杯の準決勝でNZ代表に勝利するも、決勝で南アフリカ代表に完敗したイングランド代表のようでした。

第1ブロックは他のチームも含め、良い選手が多かったですね。勝ち上がるチームには外でトライを奪える選手が欠かせませんが、それ以外にも良いDFを見せたCTB、素早いパスでアタックを引っ張ったSHなど、優秀選手意外でも今後が楽しみな選手がたくさんいました。高校でも日本代表のように世界を目指して成長して欲しいですね。

https://www.youtube.com/watch?v=aAPurRo8BSY
第2ブロックは関東5位の神奈川スクール選抜が関東4位の群馬スクール選抜に26-12で勝利、神奈川の8番がハットトリックを奪い、群馬はラックから素早く前に出るなど面白いラグビーを見せてくれました。
https://www.youtube.com/watch?v=mygnJdt3QXA
第3ブロック(女子)は九州北部女子代表が10-7で東京女子代表に勝利、九州北部の7番の選手は上手かった。東京の後半に自陣からのアタックでDFの裏に抜け出して繋いで奪ったトライは素晴らしかった。

第1ブロックから第3ブロックまで、この大会を目指し各地の予選を勝ち抜いてきたチームの戦いはどれも面白かったです。その中でフィジカル、接点の攻防で上回ったチームが勝ち上がったと思います。高校でもスキルと同じくらいフィジカルも鍛えることが、活躍に繋がるので、筋トレも頑張って欲しいですね。

サクラセブンズは明日20日から13名でオーストラリア遠征へ

先日までグアムで合宿を行っていた女子セブンズ代表(SDS)、日本協会HPで遠征メンバーが発表されてしましたこのメンバーを中心にワールドシリーズ大会に挑むと思いますが、今回はラグビー経験の浅い白子選手、怪我から復帰した鈴木選手や田中選手、SDSから原わか花選手や薮内選手が選ばれて、選手の入れ替えがあった印象です。東京五輪の代表入りに向けてサバイバルは続いているので、チャンスを貰った選手は試合で活躍して欲しいですね。

女子セブンズ裾野大会は荒天中止、土曜は水戸でセブンズ

週末は天気があまり良くない中、土日とも出かけてラグビー三昧でした。簡単に振り返りたいと思います。

太陽生命WSS2019、総合優勝は創部3年目のながとブルーエンジェルズ

今朝は6時過ぎに家を出て御殿場方面に向かい、太陽生命WSS富士山裾野御殿場大会(長い大会名です・・・)の観戦に行きました。バスで9時過ぎに会場に到着すると、噂どおりの濃霧で観客席からグランドの様子がほとんど見れず。風もかなり吹いていて観客席で見るのも大変そうでしたが、屋根の下はほぼ埋まっていてたくさんの応援が来ていました。

9時過ぎに到着して撮った写真、競技場の照明が4つ点いていましたが、こんな感じ。

向かう時点で開始を30分遅らせることは知りましたが、観客席について知り合いの方とお会いしても「これ試合やれますかね?」という話に。そうしていたら9:15過ぎに「本日の大会は中止となりました」の会場アナウンス、観客席はざわざわしましたが、安全面の確保など考えると仕方ないですね。協会側も大会を運営する地元の協会関係者も天気がよくなる見込みもなく苦渋の決断だったんでしょう。

なお今大会のポイントについては協会のHPのリンクを、上位8チームと、下位4チームをそれぞれ平均で割ったようです。結果、総合優勝は秋田と鈴鹿の2シリーズを制したながとBA、2位にアルカス熊谷、3位に三重パールズでした。これまではアルカスと日体大女子が総合優勝していたので、ながとは3チーム目ですね。シリーズMVPはタイシャ選手が受賞、詳しくは協会のHPのリンクを。

選手から見れば「試合をしたい、させてください」というのもあるでしょう。シリーズ最終戦、どのチームも集大成を見せるべく猛練習を重ねてきたでしょうし。その後もTwitterでは知り合いの方々が代替日の話をしていました。ただ日程上、公式に開催するのは厳しいだろうと思いますし、来季に向けて反省すべき点は反省して欲しいと思います。

スタンド裏にあったW杯優勝チームに送られるエリスカップ、記念に撮影してもらいました。次に待っている人もいましたが、もう少しじっくり見ればよかった(苦笑)

そんな訳で会場で1時間程度過ごした後、これまた知り合いの車に駅まで乗せていただきました。予定が早まって、せっかくなので御殿場でプレミアム・アウトレットに寄り道して、ちょっと買い物とハンバーガーを食べて、電車で帰りました。

国府津駅でJR御殿場線から東海道線に乗換、2両編成の電車はなんか可愛らしいですね

水戸の堀原運動公園で行われた茨城県民総体、茨城セブンズ2019

大会を終えて帰る前に観客席から撮影、グランド周りも広く、きれいなフィールドでした。

昨日は霧雨の中、ツクバリアンズの選手としてセブンズ大会に参加してきました。去年は人数が少なくて大変だったようですが、今年は筑波大学の院生も参加したり、10数人が集まって、4試合を行いました。私は2試合出場、女子を指導していたときのようにはいかず、珍しくペナルティーもしたり、チームに迷惑をかけましたが、勝った試合では上手くボールを動かすことも出来ました。やっぱりプレーすると楽しいのがラグビー、そしてもっと走れるようになりたいなと。

最終戦後に記念撮影、なお主力のM選手が膝を負傷したため、急遽1試合レフリーをさせていただきました。レフリージャージを着たのは初めてかな、貴重な機会を頂きました。

また会場の堀原運動公園は、高校時代によく県予選の公式戦が行われていました。高2の花園予選決勝、清真学園との試合はこの日のように朝から雨でちょっと当時を思い出しました。高2のときはリザーブで出場無し、高3のときは4番でフル出場しましたが、共に清真学園に逆転負けで花園出場を逃しました・・・

これは18年前の堀原運動公園、花園予選の準決勝、常総学院との試合後ですね。当時はジャージの素材が綿から化学繊維に変わるころでしたね、懐かしい。

久しぶりに堀原で試合をして、以前にお世話になった方々とも久しぶりにお会いしたり、茨城ラグビーよいなと。秋に向けて、少しずつ体作りというか減量に励んで、少しでも良いプレーが出来るようになりたいですね。

先週末はトップリーグカップの観戦、クボタスピアーズは今年好調

江戸川陸上競技場で行われたクボタとコカコーラの試合、天気は雨予報でしたが、大雨にはならず、トライ後には奥のスモークが上がり、会場を盛り上げました。

6月22日に行われた社会人の試合、前にお世話になったクボタスピアーズの開幕戦に、茗溪学園の後輩がスタメン出場すると聞いて応援に行ってきました。到着が遅れて前半10分過ぎから見ましたが、終始クボタのペースで試合が進み、後半の途中からは立川理道選手も出場すると、そこからクボタが得点を重ねて快勝しました。

クボタのKOレシーブは左右きれいに分かれて、ジャンパーとリフターのペアを4つ並べる面白い布陣。写真はわかりにくいですが、BKの立川選手もジャンパー役をやっています。

クボタは昨年も何試合か応援に行きましたが、今年は安定感があるというか、見ていてこういうスタイルで戦うというのがはっきりしている、プレーの判断に迷いがないような印象を受けました。また近いうちに応援に行って、色々アタックやDFを学ばせてもらいたいですね。

最後にブログの更新が2週間弱も空いてしまい、すみませんでした。今週は遠征を控えたサクラフィフティーンの合宿も始まりますし、海外の女子代表もテストマッチを行っていますし、平日でも1回はUPできるよう、頑張ります。

関東中学生大会を観戦、後輩のこれからの奮起に期待!

日曜は土曜の雨から一転、素晴らしい天気になりましたね。中学生の関東大会を観戦するために、セナリオハウスフィールド三郷に行ってきました!

会場は三郷駅からバスで10分少し、観客席はフィールドから離れているのと、サッカーの白いラインとラグビーの黄色のラインがあって、タッチライン際でのジャッジミスもありました。

3位決定戦は茗溪学園(茨城・千葉1位)と國學院久我山(東京1位)の対決、11時キックオフの10分前に着きました。茗溪学園は9月に水戸で行われる全国中学生大会に第2回からずっと連続出場(第1回は菅平で開催し全国から4チームが参加、第2回から水戸に移り、初出場の時のキャプテンは昨年の明治大学主将の福田健太でした)、なのでそこから8年連続で出場していましたが、今年は準決勝で千歳中(東京2位)に敗れてしまい、出場を逃してしまいました。

後輩の中学生の試合を見る機会はあまりないですが、今年は4月に茗溪学園ラグビー場で練習試合を観戦、GWも関西遠征を行うなど、充実していると感じていました。久我山とも毎年8月に定期戦(練習試合)を行っていて、昨年の試合も見ていたので正直、勝つんだろうなと思っていました。が、前半終わって7-26と追いかける展開、後半は追い上げる時間帯もありましたが、結局21-47と完敗でした。

今年の茗溪中は両CTBを中心にゲームを組み立てるチームでしたが、この試合ではアタックでは簡単なミスが目立ち、DFでは久我山中のBKに外を抜かれて追いかける場面が多かったです。

試合を見ていて感じたのは、厳しく言うと自信を持ってプレーしていないというか、練習不足、チームとしての力強さがあまり感じられなかった。自陣でのアタックで簡単なノッコン、スローフォワードをしてピンチになったり、象徴的だったのは前半の終わりに攻め込むも敵陣22mに入ってミス。そのあとのラスト1プレーで相手スクラムからBKが抜かれて、どんどん攻め込まれてノータイムで、致命的な4トライ目を奪われてしまったところ。苦しい状況で何が何でも前に出る、自分が突破してチャンスを作る、そんな強引なプレーが出てくるかと思いましたが、ちょっとパワー、フォローが足りなかったかな。

所々で力強いDFを見せるも、粘り強さは足りず、ピンチとチャンスで久我山中の接点と走力にやられてしまいました。まだまだこれから、夏の菅平で巻き返しに期待。

そのあとの決勝戦、桐蔭学園(神奈川1位)と世田谷区立千歳中(東京2位)の試合は前半を見ていて桐蔭が力を見せて勝つんだろうなと思っていました。桐蔭学園はSOの7番がテンポ良くボールを動かし、突破役の11番が力強いランを見せていました。FWもサイズがあって協力でした。しかし千歳中は突破力のあるBKが前半で外のスペースを抜け出して逆転に成功すると、後半も勝負の時間帯でG前のラックから9番の選手がステップでDFを数人かわしてポスト下にトライ。これで勝負を決めて4点差で勝利、初優勝みたいですが見事なランニングラグビーでした。

帰り際に表彰式の様子を撮影、8年間この決勝に勝ち上がり続けた後輩たちあっぱれ。スクールの部含め、9月の水戸に茨城の男子が出ないのは今年が初めて。次に勝つために悩め、走れ、後輩。

決勝戦、短く振り返りましたが、本当にレベルが高いなと感じました。桐蔭学園中は高校と同じような戦い方でボールを継続して攻め込めば、千歳中は攻守に粘って粘ってチャンスを逃さない、良いチームでした。あと一ヵ月半で全国ジュニアの予選大会でしょうが、今年の東京中学選抜、かなり強くなりそうですね。後輩たちの奮起に期待すると共に、ジュニア層のレベルアップは嬉しく感じます。

女子のワールドセブンズシリーズ最終戦は米国が初優勝

サクラセブンズが来期の昇格を逃してしまったワールドセブンズシリーズ、今期の最終戦がフランスで行われました。シリーズ総合優勝はNZ代表BlackFernsが早々と決めましたが、決勝戦でそのNZ代表に快勝して米国代表がシリーズ初優勝。男子と共に来年の東京五輪への出場を決めました。何試合か見ましたが、単純に大きくてスピードのある選手が1対1で勝つ場面が多いですね。DFでも積極的に前に出てスペースを奪うようなスタイル、パワー系といった感じでしょうか。女子のセブンズについては、次回のブログでまた書こうかと思います。

とりあえずWorldRugbyのYoutubeチャンネルにあった大会ベストトライ7を紹介、世界の強豪はどれもアスリート力が素晴らしい。東京五輪ではどう戦うのか、サクラセブンズ。