明日は関東女子大会準決勝が開催されるか

先週17日には関東女子大会のプレーオフがスタート。新型コロナの感染拡大の影響で、Artemi-IBU-Starsが出場を辞退し、Morning Bearsが不戦勝に。もう1試合はTKMフェニックスがL.B.Sを相手にトライを重ねて65-0と大勝しました。関東協会HPの試合記録はこちら

試合内容ですが、開始すぐにL.B.Sがゴール前に攻め込み先制のチャンスを作るもTKMフェニックスのDFが我慢して相手のペナルティーを誘いました。その後はボールをワイドに動かすアタックで前半に6トライ、後半もリザーブの選手を交代出場させながら5トライを奪う猛攻を見せました。L.B.Sは北海道の選手が不参加となり、リザーブ合わせて19名と少ない中で前半の早い時間帯に主力の安尾琴乃選手が負傷してしまい、無念の交代。苦しいメンバー構成の中、少ないチャンスで攻めるも敵陣で大きなチャンスを作れませんでした。

MIPは攻守に動いてボールを持てば見事な走りを見せて前半に2トライを奪った7番鈴木実沙紀選手でした。

TKMフェニックスはコンディション不良があったか、今まで出場していた選手に代わって若い選手が多く出場しました。シーズンが深まるにつれて、チームの戦術が浸透してきて、外で数的優位を作るようなアタックが見られる場面が多かったです。それでも試合後のチーム内では次の準決勝に向けて、もう一度気持ち、意識をしっかり上げようというコメントがあったそうです。この日、取材に来ていた大友信彦さんがこの試合のマッチレポートをWebにアップしていました。準決勝の2試合は実力差もあまりないと予想するので楽しみですね。

明日の準決勝についてはこの後深夜の降雪の状況次第

明日の準決勝の組合せは昨年度優勝のRKUグレースとMorning Bears。もう1試合はYOKOHAMA TKM 山九フェニックスと日本体育大学ラグビー部女子です。しかし天気予報は前日の深夜から朝にかけて関東地方の広いエリアで雪が降るとの予報・・・明日の朝になってみないと開催できるかの判断が出来ません。何とか開催したい事情はありますが、ただでさえ新型コロナの感染状況が話題になる中で、参加チームの選手、スタッフに2週間前からの検温記録の提出など、日ごろから感染防止の徹底をお願いしています。新規感染者を出さないよう大会関係者皆で協力して進めてきましたが、明日の天気と気温は非常に厳しそうです。無観客試合ですが、しっかり防寒して免疫力を落とさないように心がけたいと思います。

関東大会も残り2日、あと4試合です。何とか無事に最後まで終えられるように、出来る限りのことをやっていきます。

先週もSNSで試合が開催されることに感謝している選手、スタッフの声は聞こえてきました。明日もチームのSNSで開催に向けての気持ちが伝わってきています。選手スタッフにとって良い日にしたい。

コロナ禍の女子ラグビー

2021年になって2週間が経ちましたが、ここにきて新型コロナに再び襲われるとは正直、予想してはいませんでした。高校、大学と全国大会を終えられましたが、その後も新型コロナの感染拡大はトップリーグのチームに拡がり、16日に開幕予定だったのが2日前に延期が決定。NHKの昼のニュースで知ったときは思わず声が出ました。

開催予定だった女子ラグビーの大会も各地で中止が相次ぎました・・・

例年だと1月の2週目の3連休に行われる横浜市女子セブンズ大会も中止が発表されました。昨年は福岡レディースや石見智翠館、三重パールズなど全国各地から新人戦のような意味合いで参加していて、今年は大会規模を縮小して行う予定と聞いていましたが、開催が迫るにつれて出場辞退をするチームが多く出てきたそうです。

また1月から開幕予定だった女子ラグビーの関西大会も中止になりました。2つの大会を通じて懸念されたのが宿泊を伴う長距離の移動だそうです。8日に東京都と近隣の3県に緊急事態宣言が出て、県をまたぐ移動の自粛が求められるようになりました。大会を開催するには色々とリスク管理が伴いますが、関西大会の出場予定チームは東は静岡のアザレアセブンから、西は徳島の四国大学まで。こうも範囲が広いと試合会場を決めても、出場にはどうしても宿泊が必要になるので難しいですよね・・・。そんな中、三重パールズがSNSでチーム声明のような動画を乗せていました。この1年、公式戦が行われない中でハードワークを続けてきた選手の想いが伝わってきました。どうやって試合の機会を作るか運営側、大人側が頑張らないといけませんね。

昨年11月から始まった関東大会については、17日から決勝トーナメントが予定されています。もともとは夏ごろから開催に向けて準備を進めていく中で、青森のチームも出場を希望していましたが、所属先や行政の指導もあり、今年度は不参加ということになりました。参加6チームはそれぞれ東京、茨城、埼玉、神奈川、千葉にありますが、試合当日も日帰りできることもあり、チーム関係者に新型コロナの陽性者も出ていないので、今のところ大会は継続して行われます。今は無事に最後まで終えられるよう、関係者の皆様には引き続き感染防止に努めて頂くようお願いしています。

3月に香港で行われるW杯アジア予選に向けて、貴重な15人制の試合機会なので、何とか残りの試合も無事に終えたいですね。

日本代表候補は7人制も15人制も熊谷、勝浦で合宿を行いました

新型コロナの感染拡大が心配されていた1月上旬ですが、サクラセブンズ、サクラフィフティーンの候補選手たちはそれぞれ合宿を行いました。日本協会HPに掲載されている15人制の勝浦合宿のレポートはこちら、国際武道大学の施設を利用して行われました。高校3年生、我孫子高校の木田まこも昨年の熊谷に続き選ばれて頑張っていますね。セブンズも強化拠点の熊谷で行われました。合宿レポートはこちら

それと遠くヨーロッパのチームでプレーする鈴木選手、平野選手、加藤選手はそれぞれ頑張っていますね。イングランドのエクセター・チーフスに所属している加藤選手はチームが選ぶPlayer of the Month(12月のチーム最優秀選手)に選ばれたとか。試合を見ていても、良く走ってプレーに絡んでいると思いますし、成長が楽しみですね。

白の1番で出場した先日の試合は後半途中に退場者を出す苦しい中、31-27で逆転勝利しました

サクラセブンズのほうは昨年までヘッドコーチを務めた稲田さんから、男子セブンズのコーチを務めていたハレ・マキリ氏に代わりました(稲田さんはパフォーマンスマネージャーという役職で引き続きチームに関わるとか)。合宿レポートでもミーティングから合流した様子が掲載されていますね。ウェイン・スミス氏の言葉を引用するなど、選手との関わりはこれからですが、どのような強化を進めるのか楽しみです。

新型コロナの感染拡大の影響で1月は色々と苦節を伴う日々になりそうです。延期された東京五輪への影響も気になりますが、2月にはトップリーグ含めて活動が再開されることを願って、今はそれぞれが出来ることをやりきっていければと思います。ラグビーを止めるな。

関東女子大会OTOWAカップ第2節を見て

本日6日に行われた関東女子大会、第1試合はRKUグレースとArtemi-IBU-stars(横河武蔵野と国際武道大学の合同チーム)、第2試合はL.B.S(BRAVE LOUVE、世田谷レディース、北海道バーバリアンズディアナの合同チーム)と日本体育大学ラグビー部女子でした。昨日は雨も降って冷え込んだ1日でしたが、今日は良い天気の中、好ゲームでした。

第1試合は後半に突き放したRKUグレースが勝利し、予選プール1位通過

第1試合は昨年度の管藤大会の決勝と同じ組合せ(当時は横河武蔵野が単独出場)。その時はRKUグレースが勝利し、その後の熊谷ラグビー場で行われた全国選手権の決勝でも再び戦い、白熱した戦いは同点で両チーム優勝でした。当時のブログはこちらこの試合でも激しいぶつかり合いが予想されましたが、両チームとも先週の熊谷でのチャレンジマッチに出場した代表候補選手がコンディション不良で欠場。お互い万全とはいえない状況だったかもしれません。

RKUの10番大塚選手、Artemi-IBUの10番高木選手は共に日本代表候補に選ばれていて、先週は同じチームでプレー。昨年度から出場していてキックが強みの両チームの司令塔の出来が勝敗を左右するかもしれない試合。先制点はArtemi-IBUがSH津久井選手とSO高木選手がテンポ良くボールを動かして敵陣22mに入ると、最後は大外にいたNo.8小西選手が1対1で相手をハンドオフでかわしてそのままインゴールに飛び込みトライ。RKUグレースもワイドにポジショニングし、徐々に前に攻め込み、前節でも活躍した強力なFW陣を中心に攻め込みチャンスを作ります。RKUグレースは前半終了間際に5点差を追いかける状況の中、大きくワイドに展開して大外を抜け出し同点のトライ、そして難しい位置からのコンバージョンを大塚選手が決めて14-12と逆転して前半終了。

後半は2点差を追いかけるArtemi-IBUが自陣でのアタックからオフロードで繋いでラインブレイクすると一気に敵陣G前に攻め込んでラックに。そこからの展開でポスト下にトライし19-12と逆転。そのまま流れに乗るかと思われましたが、ここからRKUグレースが強力なFW陣のアタックで試合のペースを掴みました。相手の反則から大塚選手のタッチキックで前に出ると、そこからアタックを継続してG前へ。FWが密集戦に拘ってトライを重ねました。DFでも抜かれてしまう場面はあったものの、局所でしっかりボールに絡んで相手の反則を誘うなどチャンスを与えず、最終スコアは29-19で逆転勝利しました。

80分を振り返ると、前節と同様RKUグレースの底力というかチームの一体感を感じるゲームでした。安定したセットプレー、G前でも慌てずに我慢して攻め込んでトライを奪う姿は逞しかったですね。Artemi-IBUはフロントローが可能な選手に怪我人が多く、登録メンバーが18人と厳しい状況の中、激しいファイトを見せました。特に日本代表キャプテンの南選手、代表候補選手の2番永田選手がボールキャリーで何度もゲインすれば、津久井選手と高木選手はアタックを巧みに操って何度もチャンスメイクしていました。次節はTKMフェニックスとArtemi-IBUが戦います。勝ったほうが予選2位ということでさらに激しい試合になると思います。共に日本代表の選手が多く、強度の高い試合を経験することが、代表の強化にも繋がるので、楽しみな一戦ですね。

第2試合は日体大が快勝、L.B.Sも2トライを奪い成長を見せました

第2試合は今大会初出場の日体大と、前節はMorning Bearsに完封負けしたL.B.Sの試合でした。結果を言うと、日体大が55-10と大勝しましたが、試合内容は得点差ほど感じさせないぶつかりあいでした。L.B.Sも大学1年生の選手などの若手、日体大のOGやこの試合は前節参加できなかった北海道BBディアナの社会人選手が混ざり、ボールを我慢してキープし左右に動かしながら攻めていました。日体大のDFも良い連携を見せてプレッシャーをかけていたので、ミスも多かったですが、L.B.Sの2トライは前半はモールを押し込んで2番の山選手がトライ。もう1つは後半に敵陣22m内での相手ラインアウトのオーバースローをキャッチして一気にインゴールに飛び込みました。後半途中で足がつる選手も続出していましたが、リザーブ含めて持てる力を出し切るような試合でした。

日体大も日本代表経験のある選手がコンディション不良で欠場するなど、万全とはいえない状況だったかもしれません。その中で出場している選手は自分たちのスタイルをしっかり理解して戦っていたと思いました。元日本代表キャプテンの菊谷さんがスポットで指導しているFWはラインアウトを中心に安定していましたし、BKも先週のチャレンジマッチに出場した13番小林選手、15番古屋選手を中心に何度もゲインラインを突破していました。後半が進むにつれて主力選手を交替させて、途中出場した選手も独走トライを奪ったり、チャンスを作ったり、活躍していました。やはり単独チームだからこその一体感は女子ラグビーでは強みになるかなと感じました。

第2節の2試合を振り返りましたが、MIP(印象的だった選手、Most Impuressive Player)はRKU10番大塚選手、日体大4番阿部選手でした。2人以外にも活躍する選手が多かったのが両チームの強みだと思います。日体大は次節、Morning Bears(朝霞自衛隊体育学校とアルカス熊谷の合同チーム、朝熊)と予選1位をかけて戦いますが、この試合はほんのちょっとしたミスや反則で試合の勝敗が動きそうですね。どんな試合になるか楽しみです。

最後に今日の2試合もレスリー日本代表HCや代表スタッフが視察に訪れていました。この大会で活躍した選手が日本代表に選ばれて、来年のW杯予選で日本代表入りして欲しいと期待しています!

関東女子大会OTOWAカップ第1節を見て

ブログに書くのが遅くなりましたが、先月22日に行われた関東女子大会OTOWAカップの2試合を簡単に振り返ります。今年の関東女子大会は新型コロナウイルス感染防止のため、無観客で行われています。事前にKOの時間と場所は公表していません。私の知り合い含め、選手の保護者やファンの皆さまには残念な思いをさせていて、申し訳なく思います。さらに感染拡大が進んでいる今の状況ではなかなか難しいですね。

私は今年度も大会の実行委員長として、運営側で関わっていますが、参加チームへの連絡やお願い、実行委員内でも感染防止対策や入場チェックの確認などで毎日のようにメールのやり取りをしています。まずは選手、スタッフが全力で試合に臨める様、運営側がしっかり安全面を整えていければと思います。それとトップリーグや大学の強豪チームでも新型コロナウイルスの感染が確認されてきているので、感染者が出たという万が一に備えておかなければいけないとも思うこのごろです。

第1節は流通経済大学のグランドで行われ、試合結果は既に関東協会HPにアップされていますので、こちらをご確認ください。プレー中の写真は各チームのSNSでアップされていますが、白熱した2試合でした。

第1試合は激しいDFでプレッシャーをかけ続けたRKUグレースが勝利

第1試合はRKUグレースとYOKOHAMA TKM 山九フェニックスの対戦でした。昨年の大会で優勝したRKUグレースは活躍した4年生が卒業したり、怪我人もいたりでリザーブ含めて登録選手は20名。TKMフェニックスは登録メンバーはフルの23人で社会人のメンバーも多く、どちらが勝って予選プールをリードするのか、非常に興味がありました。

先に試合結果を言うと全後半で1トライずつ奪ったRKUグレースがTKMフェニックスの反撃を抑えて12-0で完封勝利。戦略などの詳細には触れませんが、RKUグレースは前半に相手の反則からG前でラインアウトのチャンスを得ると、21分にモールを押し込みトライ。RKUグレースは鍛え上げられたFW陣が接点でファイトしますが、TKMフェニックスはアタックの機会を得ると、テンポ良くボールを左右に振って攻め続けます。双方の激しさは選手同士のぶつかる音も響いてくるようでした。チャンスはあれど得点には繋がらず、TKMフェニックスがトライを狙って敵陣で攻め続けますが、後半36分にRKUのSO大塚選手が相手のパスを狙い済ましてインターセプトし、およそ80mを独走してトライ。

残り少ない時間をしっかり守りきったRKUグレースが力を出し切った試合でした。それに比べるとTKMフェニックスは合同チームで連携不足だったか、攻め続ける中でハンドリングエラーでボールを失う場面が目立ちました。ただ随所で個人の強さや上手さを見せていたので、次の試合でどのような戦いを見せるのか、非常に楽しみです。

第2試合は終始、試合を優位に進めたMorning Bears、チーム埼玉が勝利

そして第2試合は自衛隊体育学校とアルカスクイーン熊谷の合同チーム、Morning Bearsとブレイブルーヴを中心に世田谷レディースと北海道バーバリアンズディアナとの合同チーム、L.B.Sの対戦でした。朝霞と熊谷で朝熊ですかね、2チーム共に日本代表選手が所属していますが、フロントロー可能の選手の人数の関係で登録は21名。対してL.B.Sは北海道ディアナの選手が移動制限のため、不参加となりこちらも登録21名でした。

試合は34-0でMorning Bears(以下、朝熊)が勝利しましたが、内容を見るとL.B.Sが攻守に我慢していた印象です。朝熊が開始からテンポ良く攻めて前半5分に先制トライを奪いますが、その後はL.B.SがDFで粘り、アタックの機会ではボールを上手くワイドに動かして、継続していました。前半は4トライを奪われましたが、後半はアタックでもG前まで攻め込み得点のチャンスを作っていて、朝熊は後半39分に6トライ目を奪いましたが、それまでは互角に近い攻防でした。L.B.Sは昨年のコベルコカップで活躍した大学1年生も出場するなど、非常に若いチームでした。チャレンジする立場だと思いますが、試合を重ねる毎に大きく成長してくれるのをきたしています。朝熊はスキルの高い選手が揃っていますし、何よりキックの蹴れる選手が多いのが特徴です。試合を優位に進める上でエリアの獲得は重要なので、次の日体大との試合ではどんな戦いを見せてくれるか、楽しみです。

そして第2節は6日日曜に行われます。対戦カードは
 ・RKUグレース VS Artemi-IBU-Stars(横河武蔵野と国際武道大学)
 ・L.B.S VS 日本体育大学ラグビー部女子
です。試合会場はお伝えできません、申し訳ありません。YoutubeなどでのLIVE配信も考えてはいませんが、チームでそういう試みがあっても良いのかなとは思います。

この大会ではレスリーHCなど日本代表スタッフも視察に訪れていて、試合での活躍が日本代表入りにも繋がるはずです。各チームの選手、スタッフの方々の感染防止の協力に感謝しながら、大会を中止することなく終えられるよう、運営側も協力してONE TEAMで頑張ります。

29日のJAPAN RUGBY CHALLENGE 2020の話題

9日にUPした前回のブログの最後に、「熊谷で日本代表の紅白戦とか出来たら面白いですね」と書いた数日後に、日本協会のHPでまさにそのイベントが発表され驚きました。先ほど協会HPを見たらチケット購入に関するガイドラインがUPされていました。リポビタンDプレゼンツということで、日本代表のスポンサーでもある大正製薬様には感謝ですね。たくさんの観客に応援に来て欲しいですね。1万人超えるかな、入れるかな??

一方で新型コロナの第3波は日本で拡がっています。まずは医療関係者の方々の負担が増えず、健体康心であるのを願っています。

協会HPでは昨日、女子7人制代表候補の熊谷合宿のメンバーとスケジュールが発表されていました。今回の合宿には五輪スコッドに加えて、トレーニングメンバーとして3名が掲載されていてリオ五輪メンバーでもある小出深冬選手、山中美緒選手が選ばれています。29日の出場メンバーは前日28日に発表される予定だそうで、楽しみですね。一方で女子15人制代表候補については、22日に関東女子大会の第1節を控えているのもあり、召集メンバーについても週明けの発表になるかと思います。公式戦はしばらく行えていませんが、合宿や練習試合などでそれぞれ選手はトレーニングを重ねていると思います。多くの観客に見守られて、良いプレーをたくさん見せて欲しいと思います。

アルカス熊谷の鈴木彩香選手が英ワスプスに所属、チャレンジ楽しみです

最近の女子ラグビーの話題だと、長年女子ラグビーをリードしてきた鈴木彩香選手の英プレミアシップへの挑戦が発表されました。アルカス熊谷のHPでの発表はこちら。移籍ではなく所属ということで、7ヶ月間のレンタル移籍のようなイメージでしょうか。レスリーHCの勧めもあっての決断だったと伺ったので、既に移籍している加藤幸子選手と共に、海外リーグで大きく成長して欲しいなと期待しています。本人のインスタグラムはこちら

ワスプスレディースは14日土曜にサラセンズ女子と対戦し、England RugbyのYoutubeチャンネルでLIVE中継されていました。試合はサラセンズが33-27で勝利。

久しぶりにWorld Rugbyの世界ランキングを見たところ、4位のフランスを相手に快勝したイングランドがNZを抜いて1位になっていました。

強豪イングランド女子はフランス相手に33-10と快勝、来年のW杯でも優勝候補ですね

そして来年のNZワールドカップのプール組合せ抽選会が現地時間で明日7時30分から行われます。World Rugbyのニュースはこちら日本時間では未明の3:15からワールドラグビーのデジタルチャンネルでライブストリーミングされるとか。翌朝には組合せが決まっていますね。女子ラグビー界にとっては、東京五輪と共に大きなチャンスだと思います。個人的にはアジア1位と同じプールに南アフリカが入ってきて欲しい(1991年の男子のワールドカップのような)。面白い組合せになるのを願います。