サクラ15はフィジーに逃げ切り勝利、伸びしろたくさん

10日日曜は夕方16時から女子、20時から男子の日本代表戦が行われ、共に勝利してよいスタートを切りました。女子のフィジー戦の試合レポートはRUGBY JAPAN 365のサイトに掲載されています ⇒ 新しい力が躍動、フィジーに勝利また日本協会HPにあるギャラリーにも当日の写真が掲載されています、こちら

https://www.youtube.com/watch?v=LR5dxC4ChOw
5トライを奪って快勝したサクラフィフティーン

相手のフィジーは現在世界ランキングで19位、日本が5月に大勝したカザフスタンは18位です。それでもランク以上の実力はある国。私はインゴールの裏から試合を見ていましたが、前半はフィジーにやりたいことをさせずむしろストレスを与えるくらい日本の良いプレーが目立ちました。相手の反則もあって敵陣でプレーする時間も長く、フィジーの得点チャンスも粘り強く守り抜きました。その勢いの前半最後に敵陣でアタックしながらも外にキックを蹴って終わらせたのはちょっと残念でした。

上記の試合レポートでも触れていましたが、それがきっかけになったのか、試合後のインタビューでもフィジーのキャプテンが「目が覚めた」と語ったように後半はフィジーが修正。アタックでは前に出る日本のDFに倒される前に細かくオフロードパスで繋いで前進し、ノーホイッスルトライ。その後も前半の流れから変わってフィジーのアタック時間が増えて、日本はDFでの反則が増えました。ただ追い上げられ、プレッシャーを受けながらもアタックする意識を保ち、攻め込んで生まれたチャンスをサクラ15のデビュー戦だった松村選手が2トライ。前半のリードを守り切って29-24で勝利しました。

活躍が目立った選手が多かったサクラ15、これからさらに仕上がるはず

この試合ではテストマッチ経験の多い選手の活躍が目立ちました。重たいフィジーのFWを相手に安定したスクラム、アタックにタックルに攻守で80分躍動した1番加藤選手、昨年のW杯以来の代表復帰でいきなりの先制トライ、相手のスキを見逃さないジャッカル、そして後半途中からはLOに入ってスクラムを押した6番齊藤選手。ボールを持てば細かいステップで相手をずらしては前に出続け、接点でファイトし続けた12番小林選手。ここ数年のサクラ15を支得てきた選手たちがトライを奪ってチームを勢いづけました。

消耗の多いPRのポジションで80分フル出場の加藤選手、大活躍

一方で活躍が目立った若手選手もいました。デビュー戦2トライの活躍の松村選手は前半でもライン際を抜け出す場面もあり、期待以上のプレーを見せていました。長い距離のキックも蹴れる選手と聞いているので、次のパフォーマンスにも期待ですね。今年から代表入りした15番西村選手はこれまでの試合でも見せたキックに加えて、この試合ではフィジーのDFのギャップを見つけてランを仕掛けてチャンスを作っていました。DFでもランに長けたフィジーの選手をしっかり止めていたと思います。

他にも良い活躍を見せていた選手も多い中、後半は試合の流れをフィジーに渡してしまい、反則も目立つなど課題もありました。これから来月のWXV2まで1月半以上も続く代表活動の序盤なので、テストマッチでは勝つことが第一ですが、この長期の活動の中での強化のプランニングもあるでしょう。まずはゲームプランなど目指すパフォーマンスを試合本番で見せること。そして試合後に振り返って出てきた課題を1つずつ改善して、パフォーマンスを上げて成長し続ける姿を見せて欲しいですね。個人的にこうした方が良いのでは、と感じた部分もありますが今回は割愛します。

そして次は16日土曜に東京に場所を移して再びフィジーと戦います。なかなか男子と同じように国内でのテストマッチの機会は多くない女子日本代表。今回選ばれなかった選手もまずは試合登録メンバー入りを目指して頑張るでしょうし、チーム内での競争が出場選手のパフォーマンスアップにも繋がるはずです。東京では福岡以上に多くのファンが観戦に来ると思うので、更に良い試合を見せて、海外遠征に繋げていきましょう。

いよいよラグビーW杯仏大会開幕直前、女子もセブンズも話題たくさん

9月8日、ラグビーW杯がいよいよ開幕しますね。大会初戦は開催国フランスと強豪ニュージーランドの組合せ、KOは明日未明の4時。NHKで生中継されるみたいなので、おそらく前半途中から観れそうですね。YoutubeやSNSでもラグビー日本代表の話題を見ることが多くなりました。明日9日の夜にはNHKの100カメでラグビー日本代表が密着されていますが、カメラ160台以上だとか。番組のリンクは、こちら。予選プールを全勝で勝ち上がり8強入りを果たした前回大会の興奮を多くの人が思い出しているのではないでしょうか。なので日曜の初戦、チリを相手に良い戦いを見せてまた一気に盛り上がりたいですね。頑張れ日本!

サッカー日本代表の森保監督からのエールも届きました。目指せ決勝トーナメント!

男子も女子も日曜はテストマッチ、日本らしいひたむきなプレーに期待

日曜の試合を前に今夜にはそれぞれテストマッチに向けた試合登録メンバーが発表されると思います。まず男子ですが、これまでの戦いを考えると直前のイタリア戦のメンバーから大きく動かすことはないと思います。4大会連続で選ばれた堀江選手、リーチ選手も先発で出るのではないかと。全員がキープレーヤーだとは思いますが、相手のチリは接点の激しさ、フィジカルバトルを挑んでくるはずなので、そこを大きく展開して日本の松島選手を中心としたBK3が走る展開が多く見たいですね。これまでの試合では展開を試みてハンドリングエラーの場面がありましたが、W杯本番の仕上がりに注目します。

そして女子はW杯の裏であまり話題にはなりませんが、10日と16日の福岡、東京でフィジー代表とテストマッチを戦います。フィジーとは昨年5月にオーストラリア遠征で戦い、逆転勝利しました。当時のブログは、こちらこれまでの合宿では新たなコーチも加わり、良い調整を続けてきたと思います。日曜の会場、JAPAN BASEでのテストマッチは初開催でしょうし、楽しみですね。KOは16時ですが私も現地で観戦することを決めたので、フィジーのオフロードを絡めたアタックを粘り強く止めて、そこからたくさんボールを動かして多くのトライを見たいですね。

今回BKコーチとして加わったイーリ・ニコラス氏、BKのアタック力に注目
サクラフィフティーンのトレーニング動画は珍しいかも

男女セブンズ日本代表はアジア大会に向けた代表選手団を発表

日本協会のHPでは、中国・杭州で開催される第19 回アジア競技大会に参加するラグビー日本代表選手団が発表されました、こちら。試合は24日から26日の3日間で行われます。先日のアジアセブンズシリーズ韓国大会ではともに優勝を果たした日本代表、アジア大会でもぜひ金メダルを獲得して、W杯を戦う日本代表を後押しして欲しいです。

女子の大会メンバーについては、ワールドシリーズを戦い抜いたメンバーに加えて、代表復帰を果たしたメンバーが加わりました。今年の太陽生命ウィメンズセブンズシリーズでも活躍した日体大の堤ほの花選手は東京五輪以来の代表ではないでしょうか。この1年でサクラセブンズのエースに成長した原わか花選手と同じWTBのポジション、良い争いが生まれそうですね。また松田凜日選手はコンディション不良で東京五輪出場を逃しましたが、パリ五輪出場に向けてセブンズを頑張りたいと聞いています。FWでもBKでも活躍できるサイズとスピードがあるので、試合にインパクトを与えられる選手、活躍に期待です。

ほかにも注目選手はたくさんいますが、このサクラセブンズは史上最強と言ってよいでしょう。それくらい選手のパフォーマンス、層の厚さが仕上がっている印象です。大会までけが人が出ないよう、しっかりコンディションを整えて、大会本番では素晴らしいプレーをたくさん見せて、アジアに力を見せつけて欲しいです。

最後にフランスの大会イベントに参加しているU15女子日本セブンズチーム、昨日行われたセブンズ大会の決勝ではニュージーランドのチームに勝って優勝を果たしたそうです。素晴らしい。中高のジュニア世代で国際大会を経験することは、必ず将来の代表強化に繋がりますね。今回のチームの活躍を日本のラグビーファンに多く伝わって欲しいですし、来年の太陽生命ウィメンズセブンズシリーズでも何かしらプレーだったり、お祝いする機会を作ってあげられないかなと感じました。

そんなわけで9月に入り、ラグビー日本代表はどのカテゴリーでも重要な大会に向けて盛り上がっています。国内では大学ラグビーも公式戦が始まりますし、毎日が楽しみですね。頑張れ日本!盛り上げよう日本ラグビー!

先週末のイタリア戦と韓国セブンズの振り返り

26日土曜の深夜にイタリアで行われたW杯前の最終テストマッチ、日本代表はイタリアを相手に終盤に追い上げるも、逆転を目指した時間帯でのミスが目立ち、21-42で敗れました。日本協会HPにある試合後の日本代表ジェイミーHCと選手らのコメントは、こちら。私は試合開始の時間は寝過ごして起きた時にはハーフタイム、この試合では残念ながら得点機のキックが決まらない場面が目立ちました。また元日本代表SHの田中史朗選手もこの試合についてのレビューをスポーツ報知で書いていて、的確な批評だと感じましたね。
「田中史朗「桜戦記」…終盤の2トライ献上は日本代表として絶対にやってはいけないこと」

日本代表の活動はYoutubeで見れます

上記のYoutubeの動画の最後の姫野キャプテンのコメントにある通り、日本代表内ではW杯をエベレスト登頂に例えて語っているようですね。「下を向かない、くよくよしない、これからてっぺん向かうんだから」みたいな内容です。協会HPの選手コメントを見てもレビューをしっかりして、良いところはそのまま、できなかったところをしっかり修正しよう、みたいなコメントが多いです。

個人的にはW杯に向けたこれまでのテストマッチでは「競った展開の中で、自分たちのラグビーをやり切って勝利する」というのがあまりなかった印象です。花園でのトンガ代表との試合以外は勝てませんでした。この勝てなかった経験というのが、W杯本番でも大きく影響するのかなと感じています。「良い戦いを見せる、終盤まで競る、残り10分で引き離されて負ける」という今年良く見た試合展開にならないよう、まずは初戦のチリ戦に向けて頑張って欲しいですね。

韓国でのアジアシリーズは男女ともに競り勝って優勝

26日と27日に韓国で行われたアジアラグビーセブンズシリーズ、日本代表はともに決勝戦に進み女子は中国相手に14-12、男子は12-10で香港にそれぞれ勝利して、シリーズ初戦を優勝で終えました。大会2日目の試合の様子はYoutubeで見れます女子は後半に追い上げて中国にシンビンが出た最後の1プレーで逆転勝利、男子は逆に前半のリードを後半に粘り強く守り切っての勝利でした。来月のアジア大会、11月のパリ五輪アジア予選に向けて、良いスタートをきったのではないでしょうか。特に女子は主力選手を入れ替えても、ライバル中国に勝利する力を証明してくれました。予選プールでもタイに快勝しましたし、東京五輪後の2年間で強化が着実に結果に結びついている印象です。

男子は予選プールの初戦で中国に22-24と逆転負けのスタートから何とか立て直した印象です。男子についてはアジアで勝つのも簡単ではないなか、とにかく勝利を重ねて結果を出し続ける、そこに注目したいと思います。やはり勝利という結果が自信に繋がりますので。

男子は後半、個々が大きくて強い香港のアタックを粘り強く止め続けて2点差で逃げ切りました

男女ともに9月の中国・杭州で行われるアジア大会でも金メダルを獲得して欲しいですね。フランスW杯の裏で頑張るセブンズ代表、結果を出して注目を集めましょう。

最後に女子日本代表サクラフィフティーンですが、28日から大分で合宿をスタートしました。協会HPでも合宿レポートが公開されています、こちら。招集された選手を見るとFWに三重PEARLSの齊藤聖奈選手やNZオークランドに留学していた永田虹歩選手らが復帰していますね。またスタッフを見ると、バックスコーチとしてダイナボアーズのイーリ・ニコラス氏が入っています。来月のフィジーとのテストマッチに向けて、バックスの強化に期待しています。サクラフィフティーンについては、また近いうちにまとめたいと思います。

週末はアジアセブンズ、W杯直前のイタリア戦などなど

今週末にはアジアセブンズシリーズの韓国大会が行われます。男女の代表チームの遠征メンバーも発表されていますね。サクラセブンズは山口の長門で合宿を行っていましたが、今回の遠征参加メンバーは、こちら。また男子は11月のパリ五輪アジア予選までの活動スケジュールも公開されていて、福岡のJAPAN BASEを活用しますね、こちら

合宿では練習が一般公開された時もありました

サクラセブンズの主力選手は遠征に参加せず

発表されたメンバーを見ると、2年前の東京五輪を終えて鈴木ヘッドコーチの新体制になってから代表チームを引っ張ってきた平野キャプテンをはじめ、常にハイレベルで安定したプレーを見せる梶木選手、大谷選手、昨年のワールドシリーズ参戦でサクラのエースに成長した原わか花選手らが外れていますね。この辺りは来月の中国・杭州アジア大会での優勝を目指しての調整といったところでしょうか。

もともとアジアセブンズシリーズはライバル中国と決勝で争う一方で、他の対戦国のレベルはあまり高くありません。そういうところから初代表の若い選手を起用する機会とも言えるかもしれません。今回の遠征メンバーには春の太陽生命ウィメンズセブンズシリーズでも活躍したナナイロの大橋選手が選ばれていますし、ながとの田中選手、ライチェル選手など前に代表で活躍した選手が復帰していますね。9月のアジア大会、11月のW杯アジア予選に向けてのセレクションの意味合いもあるでしょうし、参加選手は対戦相手関係なく、全力のプレーを見せてくれると思います。LIVE中継もされると思うので、楽しみですね。

また15人制のサクラフィフティーンもこの秋の活動スケジュールが発表されていました。この辺りは改めて整理してブログに書きたいと思いますが、合宿、海外遠征など活動期間が増えて、これまでで一番充実した活動になるんじゃないかと期待しています。

男子はW杯の開幕前の最終戦、強豪イタリアと土曜深夜に戦います

日本協会のHPでは男子の日本代表の遠征レポートなどはありませんが、SNSでは写真をたくさん公開していますね。今夜にはイタリア戦の試合登録メンバーも発表されると思います。イタリアは最近の試合は見れていませんが、女子は昨年のW杯で初のベスト8進出を果たし、男子も強豪国相手に接戦に持ち込むなど強化も順調に進んでいるかと思います。ある意味、イタリアは日本と同様に良い試合を重ねるもなかなか勝利が遠いチーム状況、お互いしっかり勝ってW杯へ勢いをつけたいでしょう。激しい試合になりそうですね。

またこの週末に国体ブロック予選が各地で行われます。先週末にも行われていて、女子セブンズは北信越ブロックで石川県、東北ブロックでは福島県、東海ブロックでは三重県、静岡県(昨年三重が優勝したのでブロックに1枠追加)が鹿児島の本国体出場を決めています。関東含め他の地域の結果も気になるところです。

W杯登録メンバー発表と10月のWXV2の組合せ

15日の10時に日本協会のYoutubeチャンネルでの配信もありましたが、来月に開幕するフランスラグビーW杯の日本代表登録メンバーが発表されました。LIVE中継で当初は音声が流れなかったり、映像が止まったり、グダグダでチャット欄が少し荒れていました(苦笑)

協会もインフラ面というか、その辺もプロフェッショナルになって欲しいなと。そして今回は33名中30名の発表になり、残り3名は登録締切の21日までもう少し検討するとのことです。発表された30名にはトヨタヴェルブリッツ所属の福田選手も入りました。SHとしては3人目の扱い、いまだ代表での試合出場はないですが、チャレンジを続けているので応援しています。

https://twitter.com/JRFUMedia/status/1691260937045782528
海外の選手が何名入ろうが日本代表としての誇りをプレーで示してくれるメンバー、応援します
福田健太選手、中高6年間を過ごした茗溪学園に帰って後輩とラグビー
https://twitter.com/jsports_rugby/status/1691735524170715298
残り3名の争いにはこちらの4名に加え、復帰間近のLOディアンズ選手らもいてFWになりそう

残り3名ですが、ジェイミーHCのセレクションを考えると前回大会でもゲーム主将を務めたラブスカフニ選手、ラピースはレッドカードによる出場停止はありますが、選ばれるんじゃないかと思っています。あとは怪我でなかなか出場できていないディアンズ選手も高さがありますし、昨年の活躍もあるので入りそうな気がしています。なかなか難しいですね。

選ばれた代表選手のコメントなど、W杯に向けての日本代表への期待についてはフモフモコラムの方で、たっぷり書かれているので紹介します ⇒ 「ラグビー日本代表発表!歴代でもっとも勇壮なチームがワールドカップへ向けて「歴史を変える準備はできている」と力強く約束した件。」これまでの試合、なかなか勝利することは出来ていません。さすがに前回と同じく予選プールを全勝で勝ち上がるとは想像していませんが、4試合とも期待に応える良い戦いを見せてくれるのを期待しています。

10月に行われるWXV2、南アフリカでの3試合の組合せが発表

日本代表サクラフィフティーンはイタリア、サモア、スコットランドの順で戦います

ワールドラグビーからの発表を受けて10月のWXV2の試合スケジュールのお知らせが日本協会のHPでもありました、こちら。WXV2については7月26日のブログでも書きましたが、プール分けは予想通り、世界ランクの順位でうまく分けられていてわかりやすいです。

日本としては初戦に昨年のW杯で負けたイタリアとやれるのは良いですね。その時はDFで前に出てイタリアの攻撃を止め続けて前半終えて5-8と接戦に持ち込むも、運動量とメンタルが落ちてきた終盤に突き放されて8-21で負けましたスペイン相手にはキッキングゲームに持ち込んで勝つことが出来ましたが、イタリアやスコットランドは外のランナーが速く、キック後のカウンター対策がどれだけできるか。そして課題であるBKのアタック力をどれだけ高めて、ゲームに良い影響を与えられるか。BKが相手のDFに脅威を与えられれば、劣勢の場面でもゲームの流れを五分五分に持ち込めると思いますし、タレントは揃っているので頑張ってほしいです。

そして来月にはフィジーを相手に福岡と東京でテストマッチが行われます。男子のW杯も開幕していますが、国内での女子のテストマッチ機会は男子のように多くはないので、ここは良い戦いを見せて勝って、W杯を戦う男子日本代表へ追い風を起こしてほしいですね。最後に今週末から全国各地で国体ブロック予選が開催されます。私が住んでいる三重県が入る東海も、この週末に鈴鹿でブロック予選が行われるようなので、観に行くか調整します。