香港セブンズは2日目を終えて女子は10位で終了

昨日から始まったワールドセブンズシリーズ香港大会、香港セブンズはもう何年も歴史のある大会で私が高校生の頃には男子の大会で日本代表でもたくさんトライを奪った大畑大介選手が劇的な逆転トライで大会MVPを獲得した年もありました。動画探したらありましたね。

24年前、スコットランドとの最終戦で終了直前のプレー、今見ても凄い

男子は予選プール3試合で1勝も出来ず、明日は勝利なるか

https://twitter.com/JRFUMedia/status/1642099703335747584

男子は昨日の夜にオーストラリア代表と戦って5-26、今日はアメリカ代表を相手に0-31、スペイン代表を相手に7-31と競った展開にすら持ち込めず3敗。日本協会HPの試合結果とスケジュールは、こちら。明日は9位以下トーナメントで朝にウルグアイ代表と戦いますね。試合は見れていないのでわかりませんが、ここでウルグアイに勝利してシリーズポイントを稼がないとコアチーム残留はかなり厳しいでしょうね。

女子は惜しくもベスト8入りならず、スペインにリベンジを許して10位で終了

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女子は昨日、フランス代表とアメリカ代表と戦い2敗。今日は現地時間で朝8:46からスペインと試合をして14-10で勝利し予選プールで3位に入るも得失点差でカナダに2点及ばずに、ベスト8進出を惜しくも逃しました。それでも優位に進めたスペイン戦でチャンスにトライを取り切れば逆転しただけに、シリーズ序盤の戦いから、サクラセブンズへの期待値が変わりましたね。そして9位以下トーナメントではブラジルに29-0と快勝し、迎えたスペインとの再戦では試合の流れを上手く掴めず、終盤に追い上げるも17-26で敗れました。

朝に戦ったスペイン戦は4点差での勝利でしたが、素早く前に出るDFでスペインに優位なアタックを許さず試合の内容では圧倒している印象でした。最終戦もそのような展開を期待していましたが、始まってみればスペインの選手が個々に奮闘してきました。タックルして相手をすぐに倒してブレイクダウンで絡むことが出来ず、DFでボールを奪えない中で、ラインブレイクを許して独走に追いつかない場面が出てきました。今のサクラセブンズは相手がこういう戦いをしてくると、なかなか試合のペースを掴めずにいる印象です。そこは来月のシリーズ最終戦に向けての課題かなと。一方でどの試合でも原わか花選手の気持ちの良い加速からの独走トライは歓声が沸きました。相手の国も要警戒選手と感じているでしょうね。

https://twitter.com/WorldRugby7s/status/1641972255042465793

満足いく結果ではないですが、新しい選手も加わった中でサクラセブンズはベスト8進出に迫るなど、いいチャレンジが出来ていると思います。シリーズ最終戦、ハミルトン大会の6位に迫る戦いに期待します。そして男子、何とか勝利して、少しでもポイントを重ねて欲しいです。

カナダ7sは男子が14位、女子は9位で終了

今朝は3:50からの女子セブンズ、日本とスペインの9位決定戦に合わせて早起きしました。試合は最後まで競った展開が続きましたが17-10で勝利し9位でフィニッシュ。シリーズ大会ベスト8進出という目標は果たせませんでしたが、シリーズを通じてのコアチーム残留というゴールにはさらに近づきました。大会HPの総合順位表は、こちら。数年前は北九州開催のシリーズ大会で1勝も出来なかったサクラセブンズですから、こうやってコアチーム残留に近づくのも大きな成長ですし、来年のパリ五輪へ向けての継続した強化の意味も大きいですね。

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スペイン戦2トライ目、DFで粘り強く止め続けて大谷選手がジャッカル、そこを起点に生まれたナイストライ

そして男子は最終日、チリに勝利して迎えた13位決定戦で相手はまさかの南アフリカ、今年のシリーズのドバイ大会では優勝していますが、この大会はメンバーが変わったのか不調。総合ポイントでは7位の強豪相手に5-17と敗れて14位で終わりました。大会HPの総合順位表では、日本は16位、招待で2大会参加のトンガより下なのが悔しいですね。14位のカナダとは10P差。残り4大会で自動降格になるコアチーム最下位を抜け出すには、やはり予選で2勝して8強入りを果たさないと厳しそうです。

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次のシリーズ大会は男子も女子も今月末の香港大会、伝統の香港セブンズなのでどんな戦いを見せてくれるか、組合せも発表されて楽しみですね。女子は香港と仏トゥールーズの残り2大会ですが、土曜の朝に行われたフランスとの試合は7-40と完敗。見逃していた試合映像を見ましたが、本気のフランスは接点での積極的なファイトでサイズとフィジカルに劣る日本への対策を徹底してきて、スコア通り強かった。サイズのある選手がDFで勢いよく前に出てプレッシャーをかけると、サクラ7sもアタックでなかなか前に出続けるのは難しい。その中でオフロードから大谷選手が抜け出して自陣から独走したトライは良かったです。

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サクラセブンズは着実に強化を進める中で、ランク上位の強豪国といかに戦うかに注目

香港大会の前の週には太陽生命WSSへの出場権をかけたリージョナルウィメンズセブンズ2022が静岡エコパスタジアムで行われますが、サクラ7sの中村選手、小笹選手、永田選手は所属するナナイロプリズム福岡での出場もあるかもですね。私も現地で観戦予定です。

東京山九フェニックスの2名がスーパーラグビーに挑戦

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そして先ほどTwitterで東京山九フェニックスの佐藤優奈選手、柏木那月選手の2名が豪州スーパーWのウエスタンフォースのスコッド入りが発表されました。去年はブランビーズにラベマイまこと選手、古田真菜選手が参加していましたが、日本の15人制の大会を終えて渡豪して引き続き15人制をプレーする流れはこれから続くかもですね。15人制の試合経験を多く積むには現状、海外でのプレー機会を得る方が良いですね。練習試合と公式戦はやはり違いますし、海外に出ると異なる言語でのコミュニケーションや生活、大きな選手との戦いの中でまた成長しますし。こういう発表がまた聞けるのを楽しみにします。

カナダ7sは2日目が終了、サクラ7sは9位決定戦へ

3日から5日の3日間で行われるカナダ7sバンクーバー大会、日本は男女ともに出場していますが、男子は予選プール3敗、女子は1勝2敗でそれぞれ下位トーナメントに進出しました。試合会場が人工芝で出場選手には膝にサポーターをつけたり、テーピングしたりする選手が目立ちますね。

前半からリードを許す展開が続く男子、下位トーナメントで巻き返しなるか

男子は強豪が揃う予選プールで、どの試合も前半で大きくリードを許す展開になり、勝負まで持ち込むことができません。試合を見ると、数年前のサクラセブンズのワールドセブンズシリーズを見ているかのような展開でした。具体的にはキックオフで苦戦、アタックの機会がなかなか作れない、攻め込むもフォローが遅れてタックル後に反則を取られてターンオーバーを許し、そこから粘れずにトライを奪われて、前半で勝負が決まってしまうような内容です。

前の大会で2勝し調子を上げるも、強豪相手には大敗してしまうのが悔しい現状

ただ勝ち点で大事なのはトーナメントでの戦いで勝利を積み重ねられるか。9位以下トーナメントの初戦、ウルグアイを相手に大会初勝利を目指して先ほど戦いましたが、逆転を狙った後半に反則が重なり、最後の1プレーでトライを許して7-14と惜敗でした。

女子はスペインに勝利するも得失点差で下位トーナメントへ

そしてサクラセブンズ、前回の大会を終えた後のブログでは「強化は次のステージへ」という内容を書きました。今回は予選で同様に1勝2敗も他のプールの3位の得失点差が良かったのもあり、バンクーバー大会では8強に残れませんでした。私は初戦の豪州、3戦目のスペインの試合はLIVEで応援出来ました。豪州戦はこれまでCTBで活躍していた大谷選手がHOのポジションで、WTBには辻崎選手が入るなど、これまでと違う先発メンバーでチャレンジしました。開始からアタックを継続して攻め込むもラックで自立していないとのアンラッキーなレフリングから先制トライを許すも、アタックではしっかり継続を重ねて須田選手がトライ。DFでも粘り強く守り、最後に独走トライを許したものの、接戦に持ち込みました。

豪州戦、前半からステップでDFを抜いて前に出るなど良いプレーを見せた須田選手

フランス戦は見逃したので、特にコメントできずすみません。スペイン戦は残留争いをするライバルチーム、絶対に負けられない、8強入りを狙うには得失点差が必要になる試合でしたが、スペインのプレッシャーにラック後のブレイクダウンでノットリリースを取られたり、これまでの試合よりミス、反則が増えて苦戦しました。それでもしっかり3トライを奪って、17-12で勝ったのは大きいですね。後半に出場した小笹選手が良い走りで前に出たり、吉野選手が狙いすましたタックルを決めるなど、良いインパクトを見せていたのも印象的でした。

サクラ7sを引っ張る主力3人がトライを挙げました
大会公式Twitterではインパクトプレーヤーで予選を終えて日本の須田選手が2位にランクイン

そして10時過ぎから行われたコロンビア戦、前半で5トライを奪ったサクラ7sは相手のミスから作った得点機会を全てトライに繋げました。後半は流れが変わり、コロンビアのアタックを粘り強く止める展開。反則もあり、なかなかアタックの機会を作れない中で終盤に2トライを追加して43-0と快勝。前のスペイン戦で負傷したと思っていた吉野選手も交代出場し、問題なさそうで良かったです。明日未明の9位決定戦の相手は再びスペインと。次回の予選プールの組み分けにも影響するので、しっかり勝って、次の大会に繋げたいですね。

週末のカナダ7sの展望

3月に入りました。今週は全国的に暖かい日が続いていますね。リーグワンの観客数がなかなか増えない理由の1つに「寒いから」というのがネット記事になっていましたが、これから増えていくと良いですね。私はリーグワンになってからまだ会場で観戦していないので(苦笑)

3日間で行われるバンクーバー大会、開幕戦はサクラ7sと豪州

厳しい戦いが続いている男子ですがLA大会ではケニアとチリに勝利、調子は上向きです

男子は先週、米国ロスアンゼルス大会が行われ今回のシリーズ大会では初めて2勝したものの14位でした。上位に食い込めない大会が続き、総合順位では自動降格となる最下位。それでも林選手のコメントにある通り、チームでは前回と比べて手応えを感じているので、このバンクーバー大会では何試合かLIVE観戦できればと思います。今回は予選プールで前回大会で準優勝のアルゼンチン、そして強豪の南アフリカ、来年の五輪開催国のフランスと同じになりました。DFでどれだけ粘れるか、そしてどんなアタックでトライを奪うかに注目します。

上位進出に向けてはトーナメントの初戦に勝てるかどうか、頑張れ男子

そして女子、サクラセブンズは米国で強化合宿を行い、米国代表と試合形式の練習も行いました。日本協会HPにあるカナダ遠征メンバーは、こちら。前回大会から若干のメンバーの入替がありますが主力選手は変わらず。良い準備をして、バンクーバー大会に挑んでくれそうです。予選プールではフランス、オーストラリア、スペインと同じになりました。

大会HPのスケジュールを見ると、大会の第1試合で現地時間9:15から豪州と戦い、第2試合は15:52からフランスと。男女同時開催のため試合の間が長いのが気になりますが、選手は東京五輪やほかのシリーズ大会でも慣れているんでしょうね。上位進出に向けてはスペインにしっかり勝たないといけませんが、試合は2日目の10時から。フレッシュな状態で戦えるのをプラスに捉えています。スペインも日本戦に全力で挑んでくるでしょうが、サクラセブンズがこれまでと同様、自分たちの目指すラグビーを見せたら、良い結果になると思います。あとは他プールの勝敗、得失点差を考えるとプールCにも注目ですね。招待チームのコロンビアはかなり厳しい戦いになると思います。

最後に英プレミアに挑戦中の山本実選手の記事がラグリパに掲載されていました、イングランドで2期目に挑む山本実の『いま』。現地でインタビューしているみたいですね。英プレミアは日本人選手が挑戦するようになって、TwitterやYoutubeでチェックするようになりました。所属するウースターは昨シーズン経営の問題があって、メインのスポンサーが変わるなどあったようです。試合映像をみると、FW特にフロントローのサイズが大きいですね。10番に入る山本選手にはいかにエリアを前に進めて、トライチャンスを増やせるかが求められているのかなと思います。あとはフィジカルの強い相手にどう接点で戦うかですね。頑張れ実。

リーグは10チームのホーム&アウェーで行われるようです、ウースターは現在4勝8敗で6位
先日行われた首位チーフスとの1戦は、5-57と大敗

北九州セブンズと代表セレクションのTID合宿

もう金曜になってしまいましたが、先週末はミクニワールドスタジアム北九州で行われた「北洋建設-Nanairo CUP」に行ってきました。夜行バスでの往復、日曜のみの観戦でしたが、天気にも恵まれて、非常に良い1日。何より北九州の小倉、ミクスタという場所が本当に好きになりました。以前は女子ワールドセブンズシリーズが行われていたスタジアム、バックスタンド裏はすぐ海、フィールドが近いコンパクトな球技専用スタジアム、良いですね。

日本代表女子SDSの成長を改めて感じた日曜の試合

https://twitter.com/nanairocup/status/1625608550503563264
ナナイロプリズム福岡、ながとブルーエンジェルスに勝ち、全勝したSDS

大会は会場音楽、MCなどの演出、売店、多くのボランティアスタッフなど、この2日間に向けてしっかり準備して運営してきたのを感じました。2日間合わせて3,000名を超える観客が集まり、まずは冠スポンサーの北洋建設さんはじめ、大会スポンサーや運営関係者の皆様、ありがとうございました。

https://twitter.com/nanairocup/status/1624678880291491841
最終順位、来月に行われるリージョナル7s、春の太陽生命7sシリーズに向けての戦い

大会を簡単に振り返ると、優勝した日本SDSはワールドシリーズでも活躍した平野選手、大谷選手、辻崎選手がながと、須田選手が追手門、中村選手、小笹選手、永田選手がナナイロと所属チームで出場していましたが、梶木選手、三枝選手、保井選手らに加えてこの大会に参加した選手たち(日本協会HPの別府合宿参加メンバー)がそれぞれ代表入りに向けて良いプレーをしていました。サクラセブンズと同様、交代出場の選手含め攻守に7人の連携がしっかりしていて、ゲームの流れを作っていました。一部、出場しない選手もいましたが、コンディションの良い選手を起用したということでしょう。

土曜に予選プールで1位通過したながとはブラジル代表でワールドシリーズでも活躍したWTBのシルバ選手が加入、また立正大の大谷選手がこの大会から加入、代表経験者も多く、ほかの外国人選手とのポジション争いでこれから太陽生命WSSに向けて成熟していくのかなと感じました。ナナイロはSDSメンバー以外の選手もレベルが上がり、海外から加わったWTBジラワン選手は手足が長く、スピードがありました。リージョナル7sでも注目を集めそうです。

試合後にスタンドにあいさつに来たながと、隣県での開催に多くのファンが応援に来ていたと思います

それ以外のチームだとアザレアにも新たな外国人選手が加わり、これからほかの選手との連携が良くなって、強くなるでしょうし、7位に終わった日本経済大学は同じ時期に熊谷で行われた女子15人制の強化合宿に主力選手を派遣していて厳しい戦いとなりましたが、チームの底上げに繋がったと思います。8位の四国大学、最近はコロナ禍の影響でリクルートに苦労し、4年生の卒業もあってこの大会は8名での参加でした。日曜は2勝しましたが、太陽生命WSSでも厳しい戦いになると思います。この時期はどのチームもまだ選手の入れ替わりなどもあって、いろいろ試しているところもあるでしょう。春シーズンに向けて、結果にこだわらず、チームの強化につなげる良い大会になったと思います。

2月になりユース含めて代表強化の合宿が開催されています

そして先週、女子15人制強化・TID合同合宿の開催が日本協会HPで発表されて、参加メンバーはこちらです。主に冬の関東・関西大会で活躍した選手が招集されていて、東軍西軍に分かれて試合も行われているようです。確か2019年の3月には瑞穂ラグビー場で東西対抗戦が行われいて、東軍は現在早稲田大学ラグビー部監督の大田尾さん、TIDマネージャーの野澤さんがコーチングスタッフ入りして、面白いチーム作りをしていました。コロナ禍でここ数年は開催されていませんでしたが、代表へのセレクションマッチの意味合いが濃くなりましたね。

Youtubeに当時の試合映像がありました、平成30年度で東軍には2022年のW杯に出場した選手が多くいました

参加メンバーを改めてみると、全国選手権で活躍したフェニックスの野田選手が入っていないのはなんか残念ですね。合宿レポートでは12日に熊谷で行われた試合の写真が掲載されていて、参加したある選手からこの日は東軍が勝利したと聞いています。今週末は柏市の麗澤ラグビー場で行われて、19日の試合は一般の方も見学できるとか。ここでの活躍、アピールが代表入りに繋がり、秋に行われる国際大会に向けての強化のスタートといったところでしょうか。

そしてその下の世代というか、TIDユースチーム徳島合宿も15日から19日の日程で行われています。合宿参加メンバーはこちら。高校生が中心ですが、大学生も招集されていますね。フル代表の強化に繋がるユースの強化についてはセブンズユースアカデミーがかなり前から実施されていて、そこからサクラセブンズ、サクラフィフティーンに育った選手も多くいます。そして昨年から15人制もユース世代の代表強化に取り組んでいます。今は合宿でマインドセット、スキルの強化が目的なのかなと。コーチングスタッフには男子のユース強化に携わる野澤さん、スピードコーチの里さんにサクラフィフティーンのコーチでもあるルイースさんもいますし、昨年のW杯代表のPEARLS玉井選手もサポートコーチとして参加しています。参加選手には大変指摘的な内容になっていると思いますし、ここから2025年、2029年のW杯に向けて、レベルアップに励んでほしいですね。本当にユースの強化は将来の代表強化に直結するので。

代表強化の年間スケジュールはなかなか発表されないので、もどかしいところはありますが、現場レベルの強化はノウハウを重ねて年々良くなっていると感じています。フル代表のスタッフ含めた体制がどうなるかも気になりますが、まずは個々の選手も更なるレベルアップに期待します。